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隣家との電柱移設トラブルです。

隣の敷地内で突然(無断で)電柱が部屋の前に移設されました。
位置関係は、我が家の庭の前に隣家の私道(幅2.5m)があり、そこに立っている電柱がその家から50cm離れ設置された為、私の部屋正面の右隅にあったのが、まん前に来てしまい、しかも只のコンクリートでなく鉄板を巻いてありました。
また以前の電柱より50cmほど高くなりました。
移設の理由は電柱が腐食してきたからだそうです。

その結果、
(1)窓のまん前に大きな柱が佇立してしまい、圧迫感をあり心臓がドキドキします。
(2)コンクリートに鉄板が巻いてあるため太陽光が部屋の中に反射するようになりました。

設置業者である東電と話したところ、「事前の説明を行なわなかったことは申し訳ないが、隣の敷地なのでそちらとだけ相談した」と言われ、上記(1)、(2)のクレームを申し立てたところ、
(1)については、敷地所有者の了解を得ているので止むを得ない。
(2)については、敷地が道路から奥まったところにあり、コンクリートを設置する為の重機がはいれないので通常のコンクリート柱は使えない。
と言われました。
敷地所有者に、元の場所に戻してくれと話したところ、拒否されました。

そこで教えて欲しいのですが、
a.コンクリート電柱は腐食するのでしょうか。また腐食するとしてどのくらいの期間でしょうか。
 尚、私達の家は内陸で海からは数十キロ離れています。

b.確かに他人の敷地内の問題ですが、移設された為気分的に不安感が増大し、太陽光が入ってく 
 るという(損害を認定し難い)実害があるのですが、何か対応策はあるのでしょうか。

c.(2)で重機が入れないため、通常のコンクリート柱がつかえないというのは本当でしょうか。
 となりの庭は私道幅が約2.5mあり、通常のセダン2台分が並ぶくらいの広さです。

東電との対応では、「立ったものはあきらめろ」と言わんばかりの態度でしたが、私から見ると東電の都合がいいようにやっただけのように見えてなりません。
何か強力なアイデアがあれば至急教えてください。

A 回答 (3件)

東京電力ではない電力会社管内で、そういった配電線工事を請け負う会社を経営する者です。



客観的に見て今回の質問者さんの場合は、隣家との電柱移設トラブルというよりは隣家敷地内電柱移設に対する質問者さん側からの単なるクレームだと思います。
他人の土地内での出来事ですので、物事を対等に語れる立場ではない事を前提に考えて下さい。
隣家の都合で電柱の建つ位置を変更したわけじゃないので、隣家敷地内での事象については質問者さんは頭を下げてお願いするような立場だと思います。
窓から見えるのが東京電力の電柱だと思うからこのような言動になるのだと思います。
そのような道路環境の良くない住宅街では、ほとんどの近隣住民の善意があって初めてライフラインが網羅されます。
片意地張ってばかりいると隣近所の敷地内に建つ電柱のある土地所有者から、質問者さん宅への引き込み線の敷設を断られる事もありますよ。
それと隣の庭の私道幅が2.5mしかないのなら、幅が1.7mの普通乗用車は2台並びません。
近隣の安心、安全を重要視するなら、隣の敷地内に建つ電柱が窓から見えるだけの質問者さんは我慢するしかないんじゃないでしょうか?
それすらもできないというのならば、質問者さんが工事金額全てを負担し、ご自分所有の土地に移設させればいいかと思います。

a.

コンクリート柱も腐食します。
過去にコンクリートの材料である砂に問題のあるものが使用されていた時期があり、そのような特定の時期に製造されたコンクリート柱の腐食からくる折損や倒壊事故が起きていますので、該当するものを早急に建て替えしているのです。
このような劣化コンクリート柱は日本全国にあり、各電力会社も東西NTTも2017年度内にあらかた建て替えしなければならないという国からの通達による改修工事です。
まかりまちがっても東電の都合の良いようにどうのこうのというレベルの話ではありません。

b.

今まで気にもしてなかった他人の土地に建つ電柱が移設されたばかりだから余計に気になるだけです。
そこにビルやマンションなどのような高層住宅が建ったのでないだけましとして、なるべく見ないように見えないようにするしかありません。
パンザマストに施されている亜鉛メッキは新品のうちはピカピカしていますが、半年もするとほとんど光らなくなります。

c.

一般的な全長12mクラスのコンクリート柱で重量は1tを超えます。
例え目の前の私道幅が2.5mあっても、横にして寝せたコンクリート柱をそこまで運び入れる事ができないからだと思います。
確かに穴掘建柱車には小型の3t車ベースのものもありますが、そこまでコンクリート柱を運搬できなければ建柱は不可能です。
そういった現場で採用されるのが複合柱と呼ばれるもので、4m程度のコンクリート台柱の上に鋼板製で亜鉛メッキされた複合柱用パンザマストを被せていくもので、全長は12mクラスまであります。

また電柱建て替えの時にはあらかじめ旧柱の隣に新柱を建ててから通常は無停電にて全て切り替え工事をするので、元の位置に電柱を建てる事は滅多にありません。
複数台の穴掘建柱車や高所作業車を設置して作業ができるような条件のところで、建柱位置が非常にシビアな場合なら元穴建柱で施工します。

劣化コンクリート柱はコンクリートの劣化のみでなく、内部に入っている補強用の鉄筋をも腐食させているからこそやっかいなのです。
劣化コンクリート柱は折損や倒壊の恐れがあるからと日本中で建て替え工事をしているのですが、その作業中にテンションが抜けた拍子にだったり衝撃がかかった拍子にだったり、作業員や通行人を巻き込んだ重症事故や死亡事故までが起きています。

なので建柱箇所が民地の場合は土地所有者に交渉し土地所有者の意思に沿った場所への建柱が前提であり、直接関係のない周辺住民への工事説明はほとんどされないものが多いと思います。
しかし常識で考えれば今時そのような工事は請負会社が施工するものであり、実際の工事会社から事前に周辺住民への工事のお知らせが前もってあるものと思います。
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この回答へのお礼

丁寧な回答有り難うございます。

工事会社は事前に何の説明もなく隣の電柱を移設するので「我が家を使わせろ」といってきたので驚いてしまいました。
色々なところで話を聞くと、実際のところ我が国では眺望権とか環境権、あるいは不動産価値の侵害といった形での権利が十分に保護されていないためやられたほうの泣き寝入りという状態らしいです。
このような権利を主張するのは行きすぎだとの批判もありますが、移設により不動産価値が下落するので当然権利は侵害されたと考えるべきだとも言われました。

本当は従来から言われているように、電柱の地下埋設をさっさとすべきだと思いますが、東電は天下り先や年金に金を使ってやるべき事をやっていないのではと思います。
対応を見ていて福島の方たちの怒りを身を持って感じました。

お礼日時:2014/03/12 08:51

自分の敷地に 何を建てようと 法律に沿うて居たなら 第三者は文句は言えません 嫌なら転居するか


その敷地を総て買い取るしか方法はありません
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(2)コンクリートに鉄板が巻いてあるため太陽光が部屋の中に反射するようになりました。

>これのみは対応策をしてもらう交渉は可能と思います。それ以外は残念ながら拒否されて当たり前と思います。
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この回答へのお礼

有り難うございます。

正直言って、自分の土地だから何をしてもいいという感覚が強いのに驚きました。
海外の例を出すのもどうかと思われるかもしれませんが、オランダでは窓の色についてまで市が規制しています。
電柱という半ば公の施設だからといって、他人の不動産価値を侵害したり、不快にさせることは許されるべきではないと思います。

もっと色々な観点からの考えやアドバイスが出てくるのかと思いましたが、少し期待はずれでした。

お礼日時:2014/03/18 17:03

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