COP6の調停案、森林の二酸化炭素吸収量の一律15%分を2008年からカウントできるとし、上限を各国の1990年排出量の3%分までとしていると、新聞記事に書いてあったのですが、森林の二酸化炭素吸収量の15%というのは、その国が所有している森林すべての吸収量の15%なのですか?それとも、1990年以降に植林したものの吸収量の15%なのですか?

このQ&Aに関連する最新のQ&A

A 回答 (1件)

京都議定書で問題とされている「吸収源」に関しては、まさにその部分が争点なのです。



議定書では、基本的にその第3条3項において「1990年以降の新規植林、再植林、森林減少」を吸収源として認めるということが書いてあります。

しかし、次の第3条4項においては「追加的活動」として、その他の活動(たとえば既存の森林の「管理」など)も認められる可能性が残されていました。

このことから、特に日本のように国土が狭く新規の植林が難しい国は、その森林管理も認められるようにすることを交渉では主張してきました。

しかし、こうした主張をそのまま受け入れると、アメリカやカナダなどの国は、ほとんど排出削減努力などなくても削減目標達成となってしまいます。
また、たとえばシベリアの針葉樹林とアマゾンの熱帯雨林を同じ「森林」として扱って計算することの不確かさや、そもそもどうやってはかるのか、成長した森林は吸収源ではなく排出源となる場合もあるなどのいろいろな問題をこの「吸収源」という仕組みは抱えています。

このため、この「吸収源」という仕組みには制限が必要であるとの意見が強く、そのことについての交渉がCOP6では行われたのですが、合意は得られませんでした。

プロンクCOP6議長による新・調停案というのは、この問題に関するいくつかの国々の間を取り持った案ですし、それまでの交渉過程を理解していないと、ちょっと説明が難しいです。

もし御興味があれば、CASA(地球環境と大気汚染を考える全国市民会議)というNGOのサイトをご覧下さい。僕が解説するよりよほど詳しくかつ正確な解説がPDFでおいてあります。

参考URL:http://www.netplus.ne.jp/casa/index2.html
    • good
    • 0
この回答へのお礼

いろいろ詳しく教えていただきありがとうございました。

お礼日時:2001/06/13 14:41

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aと関連する良く見られている質問

Q二酸化炭素の吸収量や木材の量を立木に換算するとどれくらいか

立木○本は二酸化炭素○トンの吸収源になる、とか、材木○トンは立木○本に相当する、などといった換算をご存知でしたら教えてください。
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

いろんな換算式があるようですが,
林野庁の子供向けのHPあたりがわかりやすいのではないでしょうか。

そのほかにも,Googleで
「森林 二酸化炭素 吸収量」と検索してみるといろいろ出てきますよ

参考URL:http://www.rinya.maff.go.jp/kids/study/function/kyuusyu.html,http://www.google.com/search?q=%E6%A3%AE%E6%9E%97+%E4%BA%8C

Q森林の保全と二酸化炭素

炭素の保存という角度から森林を見ると、森林の抱える植物の質量は、炭素の量に比例し、それは、光合成による二酸化炭素の吸収量に比例する。

しかし、一方、植物は呼吸により二酸化炭素を排出し、また腐敗、火災による燃焼、酸化により、二酸化炭素を空中に放出します。

つまり、森林の抱える植物の質量が一定であれば、森林の吸収する二酸化炭素と森林から出る二酸化炭素の量は一定だということになります。

この理論は正しいのでしょうか。つまり、森林の存在そのものは、過去に二酸化炭素は吸収したが、今後森林の規模が一定であれば、森林の存在そのものは、二酸化炭素の減少には寄与しないことになります。

森林を伐採して、植物のない土地に変えた場合、伐採した植物の相当量の二酸化炭素が将来増える。ということでいいのでしょうか。

この場合、世界の全ての植物を伐採し、地球を禿山にしたと仮定すると、どれだけのパーセントの二酸化炭素が増加するのでしょうか。

現実にはありえないことで、考えたくありませんが、ひとつの理論的叩き台として把握しておきたいと思います。

Aベストアンサー

>森林保全と温暖化について

私は、森林保全と環境には、3つの歴史的背景があると思っています。
基本には、森林を守りたいという意志があり、その理由として、いろいろなことが取り上げられてきたということではないでしょうか。私は、個人的には二番目の生態系の減少問題が人類にとって、最も怖く取り返しがつかないのではないかと思っているのですが、地球生態系についての科学はまさに始まったばかりで、昆虫の減少は政治レベルでの大きな話題にはなっていないようです。

1)酸性雨問題:ドイツのシュバルツバルト等の酸性雨による森林の枯死が、森林を保護しようとする最初の試みだったと思います。
2)熱帯雨林の破壊による種の激減:熱帯雨林には昆虫など地球上の生物種の半数が生息しているといわれています。もし、熱帯雨林が消滅することになれば、種は激減し、地球の生態系のバランスが崩れることが推定されます。これは未知の恐ろしさを持っています。
3)地球温暖化問題:京都議定書によって植林による地球の温暖化防止を決めたことが、二酸化炭素にとって森林保護が重要であるといわれるようになった大きな要因だと思います。

>つまり、森林の抱える植物の質量が一定であれば、森林の吸収する二酸化炭素と森林から出る二酸化炭素の量は一定だということになります。

森林の専門の学者の意見を聞かないと正確にはわかりません、ケースバイケースのようです。下記のURLに森林分野の吸収源プロジェクトに関する主要な情報がのっていました。
http://www-cger.nies.go.jp/cger-j/db/enterprise/gwdb/sei/sei04/sei0407.htm#sei0407a
よく問題になる熱帯雨林は、伐採してしまえば、炭酸ガスは増えますが、そのままにしておいた場合、炭酸ガスの吸収源にはならないようです。これは、枯れ木の分解がきわめて早く、炭素の固定化には役立たないからです。一方で、寒帯の樹木の生長は遅いですが、枯れ木の分解が遅いため、炭酸ガス(炭素)の固定化には寄与しているようです。従って、熱帯雨林についてはご指摘の通り、一定ということになります。
また、一見矛盾した話ですが、材木を伐採して、建物や、家具、紙として利用し保存し、その後植林すれば、炭素の固定化には役に立つことになります。要するに人間が利用することにより、木の分解者(シロアリなどの昆虫、菌類)から遠ざけることにより、二酸化炭素を固定化できることになります。材木は手入れさえよければバイオリンの例でも分かるように、三百年以上持ちますから、この方法は役に立つ方法だと思います。

>森林を伐採して、植物のない土地に変えた場合、伐採した植物の相当量の二酸化炭素が将来増える。ということでいいのでしょうか。

森林をすべて伐採するということは難しいと思いますが、大規模な森林の消失は自然界でも起こります。温帯の森林は自然のサイクルとして必ず、山火事を起こします。そして山火事を前提として、そこから新しい芽が吹き出して、生態系が回っています。森林を伐採して植林をしなければ、自然保護上、問題は起こると思いますが、場所によっては、木がなくなるということは、必要なことでもあります。米国のイエロスートーンは1988年に5000平方キロメートルに及ぶ自然火災が発生しましたが、これによって、次の年には、新しい美しい自然が再生しました。そして数十年後には元の森が戻って炭酸ガスを吸収してくれるはずです。

>世界の全ての植物を伐採し、地球を禿山にしたと仮定すると、どれだけのパーセントの二酸化炭素が増加するのでしょうか。

No.2の方が答えられておりますが、これを元に計算すると大気中の、炭素量は750ギガトン、木の炭素量は1366ギガトンとなります、従ってすべての木を燃やした場合、すべての木を燃やした場合、大気中の炭酸ガスは2.8倍に増大することになりますね。

>森林保全と温暖化について

私は、森林保全と環境には、3つの歴史的背景があると思っています。
基本には、森林を守りたいという意志があり、その理由として、いろいろなことが取り上げられてきたということではないでしょうか。私は、個人的には二番目の生態系の減少問題が人類にとって、最も怖く取り返しがつかないのではないかと思っているのですが、地球生態系についての科学はまさに始まったばかりで、昆虫の減少は政治レベルでの大きな話題にはなっていないようです。

1)酸性雨問題:ドイツのシ...続きを読む

Q木の二酸化炭素吸収率

くすの木や杉などの木の二酸化炭素吸収率を教えてください。
また、二酸化炭素を最もよく吸収する木は何なのでしょうか。
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

こんにちは、既に知識ある方からのGoodな回答が来ているようですが、
このあたりは、もうご覧になられでしょうか ?

http://websearch.yahoo.co.jp/bin/query?p=CO2%b5%db%bc%fd%ce%a8&hc=0&hs=0

http://www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=UTF-8&oe=UTF-8&q=CO2%E5%90%B8%E5%8F%8E%E7%8E%87&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=

http://www.ne.jp/asahi/doken/home/charoko/kenaf/

適切な回答になっていなく、本当に申し訳ありません。
どうかお許し下さいね。

ちなみに、この 教えてgooのサイトは、分刻みで、質問、そしてそのご回答が
届くようですが、この質問について未だに1件しかない、ということは、
もしかすると待っておられても、もうこれ以上によい回答がないのかも ?
もっとも、あればそれに越したことはないりのですが...

木などの二酸化炭素について、詳しく研究されているようなので..

どうか頑張って下さいね。

参考URL:http://websearch.yahoo.co.jp/bin/query?p=CO2%b5%db%bc%fd%ce%a8&hc=0&hs=0

こんにちは、既に知識ある方からのGoodな回答が来ているようですが、
このあたりは、もうご覧になられでしょうか ?

http://websearch.yahoo.co.jp/bin/query?p=CO2%b5%db%bc%fd%ce%a8&hc=0&hs=0

http://www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=UTF-8&oe=UTF-8&q=CO2%E5%90%B8%E5%8F%8E%E7%8E%87&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=

http://www.ne.jp/asahi/doken/home/charoko/kenaf/

適切な回答になっていなく、本当に申し訳ありません。
どうかお許し下さいね。

ちなみに、この 教えてgooのサイト...続きを読む

Q森林と農作物のCO2の吸収量はどちらが多い?

バイオ燃料が地球温暖化防止に役立つを聞きますが,森林を農耕地に開墾して本当に効果があるのか疑問に思っています。
そこで質問,
成熟した森林と穀物畑のCO2の吸収量はそれぞれどれだけでしょうか。具体的な数値でお答え頂けるとうれしいです。

Aベストアンサー

質問に直接答えれば、私もadkoriさんの回答は同じで、吸収量は0だと思います。
「成熟した」森林という限定をつければ、成熟したというのはそれ以上成長しないと考えられるので、二酸化炭素の吸収量と排出量がバランスしており、したがって、新たなCO2吸収量は0です。
 バイオ燃料は、植物を成長させる間は、二酸化炭素を吸収しますが、それを使ってしまえば二酸化炭素を出すので、差し引き0です。ただし、これによって、化石燃料の使用を減らすことができれば、二酸化炭素の排出量の削減には役に立つのかもしれません。
 しかし、ここで注意する必要があるのは、森林を開墾することで、森林に溜め込んでいた二酸化炭素を一度排出してしまうことです。ひとつ研究を紹介しておきますが、森林で開墾して放出した二酸化炭素分を、バイオ燃料(パーム油)を作ることで取り戻すには75年から93年もかかってしまうそうです。
http://www.nature.com/climate/2009/0901/full/climate.2008.137.html

Q二酸化炭素6%減らすには何トン減らす?

日本が1990年水準に対して温室効果ガスを6%減らすという目標がありますね。

この6%相当を二酸化炭素で換算したら、およそ何トンに相当するのでしょうか?

Aベストアンサー

総排出量がおよそ12億トンですから、
7200万トンですね、
でも、すでに増加していますから、
これから13%減らさなければならないんです。


人気Q&Aランキング

おすすめ情報