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骨組の剛性について以下の2点について質問があります。

1.部材のせん断変形を無視した場合、剛性は増加するのか。
2.骨組の柱梁接合部に接合パネルを用いると、用いないときに比べて骨組の剛性はどう変化するのか。

以上になります。基礎的な疑問で申し訳有りませんが、ご回答頂ければありがたいです。

A 回答 (1件)

基礎的と言いますかとても答えにくい質問ですね



まず、部材のせん断変形を無視すると本来せん断変形は少しなりともありますので
それを無視すると計算上の変形量は小さくなります。ということで剛性は上がります。

次に接合パネルというものがどういうものか分かりませんが、
柱梁接合部の交差部分を仕口パネルと呼びます。
この部分は大きなせんだん力が加わりせん断変形を生じますので
解析でそのような応力の影響を見るための要素を入れると、
それだけ見れば剛性は低下します。

しかしながら、そのような要素は、節点から柱や梁の端部までの距離を取りますので
部材長が短くなることによる剛性アップがあるため結論としてはやってみなけりゃ
わからない話となります。

なお一般的にS造で、せん断変形を無視して部材長さを節点間とした解析は、
部材およびパネルの変形と剛域を考慮した解析と似たような結果になると
言われています。
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