報道番組でも、新聞記事でも、ネット記事でも、「続報」というものが非常に少ないように感じます。
「そういえば、あの事件・事故は結局どうなった?」と思って、調べてみてもなかなか情報が出てきません。
例えば、2014年2月に起きたバリ島沖でダイビング中の邦人女性が行方不明になった事故で、依然行方不明の1名の捜索はどうなったのでしょうか。
当局の大規模な捜索は打ち切られたようですが、ダイビング仲間の有志が捜索を続けるという報道が20日前後にありました。
それから大分経ちますが、有志の捜索も打ち切られたのか、捜索はどのあたりまで行われたのか、よく分かりません。
2013年8月に起きた東京都羽村市の水上公園に自動車が侵入し、5人が死傷した事故(事件?)で、事故を起こした高齢の運転手の言動がおかしかったという報道がありましたが、結局事故の原因は何だったのでしょうか。
単純な運転操作ミスだったのか、故意によるものだったのか、心神喪失状態だったのか、よく分かりません。
いつの間にか、なかったことになっているようにさえ感じます。
こういうニュースを追って「続報」を出している報道機関(個人でも構いません)はあるのでしょうか。
もしあるのでしたら、当該機関のサイトや、新聞・雑誌名、テレビ局・番組名等などを教えてください。
A 回答 (3件)
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No.3
- 回答日時:
回答者No.2です。
お礼ありがとうございました。先に書いた続報は、インドネシアのニュース記事を元にしたのですが、インドネシア大手全国紙のサイトを調べなおしたところ、詳細が違っていたようです。15日に漁師が遺体を発見して当局に通報し、その日夜になって回収が行なわれたのが正しい情報のようです。失礼しました。
ところで、「報道メディア自体があまりそういうこと(その後の経過を克明に追って続報を出すようなこと)をしていないのは、ビジネスとして成り立たないから」だというのはこういう主旨です。
続々と新しい事件が起こるために、ひとつの事件はある程度のところで一段落させ、記者には新しい事件について書かせるほうが、マジョリティ読者の欲求に合致しているとメディアが考えているのではないかということです。採算というのは、そうするほうが発行メディアが売れるということに加えて、記者にいつ出せるかわからない続報を抱え込ませるのも効率がよくないということがあるのでしょう。
これは社会一般の読者の姿勢と表裏をなすものであり、わたし自身は「本当にそうである」という確信はありませんが、Le-Livre さんのように「そういえば、あの事件・事故は結局どうなった?」と社会事象の結末まで興味を抱くひとがどのくらいいるのか、ということがその答えだろうと思われます。だから週一回でもテレビ局が続報番組をやってみるのも面白いでしょうし、それを行なうことで国民の社会事象の結末に対する姿勢もはっきりしてくるでしょう。視聴率が悪ければ、それこそ採算性の問題でボツになりますから。ひょっとして、もう日本ではそういうことが行なわれた結果が現在の姿かもしれません。わたしは数十年国外に在住しているので、そういうことがらに疎いから推測でしかモノが言えません。
あなたが指摘されている、「営利でなくても、個人やその同志によって、そういう取材や調査をしているところがないか」というのは、何らかのテーマを追っている個人あるいは機関がそのテーマの中でのできごとについて、報道機関が追わなくなったことを調査する可能性は大いにあると思います。この場合はやはりテーマの枠の中に限定されるはずですから、報道機関がベタに取扱うニュース性という切り口とは異なってくるでしょう。
これは単なる個人的な感触ですが、インドネシアのほうが日本よりもこういう続報が出されている確率が高いような気がしています。だからキーワードを取っ替え引っ換えして検索すると何かが網にかかるということがあるわけです。きっと国民性の違いもあるのでしょう。
この回答への補足
これ以上待っても、求めている情報を得られないような気がするため、このあたりで締め切ります。
お二方、回答ありがとうございました。
再度の回答、ありがとうございます。
「なぜ、『続報』が少ないのか」という問題は非常に興味のあるところです。
zzz0243zzzさんの分析も興味深く拝読いたしました。
ただ、今回の質問は「『続報』を出している報道機関はあるのか、あるならば、それはどこか」というものですから、zzz0243zzzさんの見解についての立ち入ったコメントは場違いのような気がしますので、自粛いたします。
>報道機関が追わなくなったことを調査する可能性は大いにある
そうですよね。
私も希望を持っています。
どなたか、ご存知の方が回答してくださるとよいのですが。
No.2
- 回答日時:
バリ島の女性ダイバー遭難事件の続報です。
3月14日に、ひとりだけ見つかっていない方の遺体が上がったようです。
インドネシアでの報道によりますと、ジャワ島マラン県の沖で操業していた漁師の網に遺体がかかったので、漁港まで運ばれてきました。遺体は頭部と両手のひら、両足の足首から下がない状態で、潜水服を着、潜水装備もつけたかっこうだったとのことです。
バリ州警察に連絡が飛び、その方の夫や在バリ日本領事館からもひとが遺体を確認しにマランを訪れ、夫の証言では、潜水服や潜水装備が事故のあった日に着ていたものに間違いないということで、どうやら、これでこの事件も幕引きになったようです。
ちなみに、ジャワ島のマラン県沖と遭難されたバリ島海域は300キロ以上離れており、ちょうどひと月かけてそれだけ流されたということなのでしょう。
ところで、ご質問の続報が載っているメディアというのは、報道メディア自体があまりそういうことをしていない以上、ビジネスとして成り立たないのだとお考えになるのが順当だと思います。だから、ニュース報道で飯を食っている報道メディアがしないことを、採算そっちのけで行なうひとはまずいないでしょう。
わたしもあなたのおっしゃる続報というものをときどき捜しますが、これはやはりグーグルなどの検索サイトでどのようなキーワードで探すかということ次第という面があり、考えられるかぎりのキーワードをとっかえひっかえして探すという手間隙のかかるやり方しかないのではないかと思います。
回答ありがとうございます。
バリ島の件の詳しい「続報」をありがとうございます
(報道によれば、遺体が発見されたのは3月15日のようです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140316/k100130 …等参照)。
偶然にも質問した翌日に大きな展開があったということに驚いています。
「続報」がメディアで取り上げられないのは、zzz0243zzzさんのおっしゃるように、「採算」の問題なのかもしれません。
ただ、(私が知っているような)メディアは「採算が取れないと思っている」のは確かだと思いますが、本当に「採算が取れない」のかは、よく分かりません。
テレビ東京なんかが、週に1回、1時間の「続報」番組をやってみるのも面白いような気もします。
もうすでにそういう番組をどこかのテレビ局が作っていないかなぁと思って質問してみました。
また、営利でなくても、個人やその同志によって、そういう取材や調査をしているところがないかなぁという期待も僅かながらもっています。
(続報の例ではありませんが)「少年犯罪データベース(http://kangaeru.s59.xrea.com/)」のように、個人がこつこつ調べたものを公開しているところもありますから、希望がないこともないかなぁと。
確かに、「続報」を探すとき、私も検索サイトを利用しますが、そもそも「続報」を記事にしているところがなければ、どんなに検索方法を工夫しても、目あての情報がヒットすることはないですよね。
例示した羽村市の「続報」は、ネット上には今のところないんじゃないかなぁと思います(悪魔の証明ですが)。
そういう事件・事故の「続報」を伝える(私の知らない、ネット以外の)メディアはないのでしょうか。
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