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日本刀はよく切れる、いや、切れない、この議論はよく聞きます。でも実戦ではどうでしょうか?私は日本刀はそんなに切れないし、すごい切れ味も必要ないと思います。

というのも、よく切れる、と言っても実戦は相手も動くし、攻撃してきます。練習でよく切れる、と言ってもそれは、相手が攻撃しない、動かないものに対して、十分な時間や体制から斬れるからです。

もし、相手が攻撃してくる状態で相手を斬れるか?と言ったら相当難しいと思います。剣道だって、簡単に打ち合えるのは、竹刀だからで、もし、真剣で勝負だ、といったら怖くて同じような打ち込みは絶対できません。

自分が実戦で刀を使うなら、切れ味より丈夫さを選びます。刀が折れたり曲がったりしたら一巻の終わりです。切れ味はほどほどでよいと感じます。据え物切りなら切れ味中心でいいですが、実戦では丈夫さ中心じゃないと、怖くて戦えません。

動く敵、攻撃する相手に刃筋を立てて斬る、物打ちできるなんて無理です。だから、切れる、切れないことはそこまで重要ではない。普通で十分。ただし、折れた曲がったというのは実戦では自分の死を意味しますから、丈夫なことこと、もっとも大切なポイントだと思うのですが、どう思われますか?

A 回答 (24件中1~10件)

諸外国の刀剣がHRC50程度と書きましたが、確認してみたら日本刀がそれぐらいのようです。


俵国一さんの「日本刀の有する硬度と比重に就て」というレポートでマルテンス硬度とショア硬度を計測しています。大正時代あたりなのでロックウェル硬度がまだ無かったんでしょうか。マルテンス硬度は表面を引っかいて計測するので靱性が影響して、ほかの種類の硬度に単純換算できないようです。
ショア硬度はロックウェル硬度に換算できますが、落とした試材の跳ね返る高さを計測する方法だそうで、狙った刃先部分などにうまく落とせないとか試験対象をちゃんと固定できないとかいろいろ計測上の問題があるようです。とはいえ13本の刀の刃先部分を先端から五分刻みに計測しているので、平均値はある程度信頼できそうです。

その結果、全体の平均ショア硬度63ぐらい。ショア硬度63ということはHRC換算で48です。ショア硬度50以下のデータもあります。HRC換算すると30台です。「刃部」と書いてるので焼入れしてない峰側ではないはずです。

ケラの中から炭素量の多い玉鋼を選んで刃先に使った日本刀でさえこれぐらいなので、全鋼丸焼きの外国刀剣はHRC40以下が普通だったのかもしれません。

冶金学や熱処理技術の発達した現代の日本刀はもっと硬度を出しているんじゃないかと思いますが、それでも元の炭素量1%程度から折り返し鍛錬によってわざと0.7%ぐらいまで落とすのだと無鑑査の刀匠が言ってますから、ちょっと硬めの全鋼丸焼き洋包丁より柔かいかもしれません。
本焼き包丁も合わせ和包丁も白一や白二といった炭素量1%以上の鋼材を脱炭しないように鍛えるわけだから、硬さはまったく及ばないはずですが、用途からしてそれは当然だと思います。


余談ですが、

昔の足軽だかの装備品一覧を書いた文書に「砥石」という記述があるそうです。槍や刀は自分で研いでたみたい。もちろん現代の研ぎ師のような化粧研ぎのはずはありませんが。鳴滝なんて雑兵が持ってるはずないから全国各地で産出した中砥か荒砥でしょう。

複合構造の刃物は古墳時代に出土した刀剣にも見られます。大陸から入ってきた刃物にも見られるそうです。ただ、なぜか欧米や中国ではあらゆる種類の刃物を見ても現代に伝わっておらず、日本で独自に高度に発展しています。
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この回答へのお礼

いつもながら冷静沈着、際立った科学的がコメント、ありがとうございました。

 正直、日本等のHRCはもっとあるもんだと思っておりました。

 もっと硬さを追求し、鋭い代わりに脆いもんだと思っていました。
 なるほど、この硬度ですから衝撃をかなり重要視していますね。

 そうなりますと、HRCがこれくらいなら、鋭く研ぐという発想はそれほど
 ないわけで、脆くはありませんが、切れ味追求も、それほどではなかったという
 ことなんでしょうね。

 ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/03/25 23:25

実戦の想定がそもそも間違っています。


刀の実戦は暗殺です。
想定攻撃数は2撃。
真剣は重くて振り回せません。
チャンバラは不可能。テレビの演出。
そもそも刀もめったに折れない。
折れたとしても大小2本あるので問題ない。
命を取るか取られるかの現場で、刀の寿命なんて気にしません。

居合いの場合、鞘から抜きざまに片手で斬りつけ、相手の攻撃力を奪います。
片手なので破壊力がありません。切れることが重要。
2撃目が両手切り。これでとどめ。

暗殺は時間勝負。
なまくらでぶったたいていたら、逃げられたり、反撃されて暗殺失敗です。
相手が抜く前に、先に攻撃。
多勢に無勢でメッタ刺し。
相手が身構えたら?撤収です。
これが実戦です。

あなたがヒットマンでドスと警棒の二択なら、どちらを選びますか?
私ならドスで一突き。警棒でぶったたいていたら、逃げられたり反撃されたり、失敗の確立が高いです。
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そもそも太刀と刀の違いはご存知ですか?


騎馬武者は太刀
足軽が刀です。
江戸時代になると、輿と徒歩で騎馬武者と太刀が絶滅。
全員足軽、刀を差すようになり、刀が神聖化。
誰も実践経験なしです。
鎌倉時代の武士は弓が神聖。
戦国時代になると槍が神聖。
江戸の平和な時代に調度品として進化したものですから、
あなたの考えは正解にたどり着いています。
しかし、それでも真面目に剣術を研究して実践向きにしたものもあります。
それが居合いです。日本刀の反りと切れ味を最大限に利用した究極の剣術です。
居合い以外の用途ではあなたの考えが正解です。

戦国時代の活躍の代名詞は全て槍。
朱槍、一番槍、槍働き、
太刀を浴びせるとはありますが、刀なんて言葉は出ません。
ちなみに竜馬暗殺は小刀による居合い切りが有力説です。
瞬殺するのには切れ味は重要ですね。
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この回答へのお礼

 もちろん、太刀と刀の違いはわかっています。

 >>瞬殺するのには切れ味は重要ですね。

 切れ味は難しい概念です。

刃の鋭さ、工学のノーズR(刃先の鋭さ)+刃の切り抜け抵抗(斜面抵抗)で切れ味は決まりますが、武器としての有効性は切れ味だけでは決まりません。

竜馬暗殺で、瞬殺する場合は、切れ味がそれほどではなくても、うまく当たれば有効です。竜馬暗殺は、一太刀で絶命ではありません。傷は多数あり、中岡慎太郎も傷は多数ありました。例えば、結果として一太刀で絶命させられても、実行前には一太刀でうまくいくかどうかなんてわかりません。

 一太刀なら、切れ味重視でいいかもしれませんが、相手と切り結ぶことだって大いにありえます、そうなると、切れ味重視の鋭い刀は、危険じゃありませんか?切れ味鋭いというのは、硬くて鋭く研ぐことで、もろくなります。切れ味重視は、、脆さと隣合わせで、命を託す刀に脆さを感じるのは、使う側はものすごく怖いと思います。

 日本刀の切れ味追求は、やはり、実戦ではないところのもんだと感じてしまいます。
 切れ味は、薄く鋭く研ぐから生まれます。それは、脆さの原因です。

 実戦で命を託す刀は、まずは丈夫さが一番だと思うのですがね。

お礼日時:2014/03/25 23:48

どうもNo.16です。



古刀から新刀までの流れを見て、刃が薄くなり硬質化していった…というのは時代背景・武器としての実用性の面から見ても自然の流れだったと思いますよ。

まず、江戸時代になり戦争が無くなり硬い甲冑を着た相手を斬る事がなくなりました。
刀で斬るとしたら、日常の中で衣服をまとった柔らかい人間相手の場合がほとんどになりました。
実戦において斬る対象が硬い物から柔らかい物に変わったので、刃が薄くなり切れ味を増していったのは当然の流れといって問題ないと思います。

また、時代背景としては、江戸に入り、刀で人を斬る必要性がほとんど無くなりました。
ほとんどの武士は一生、人を斬ることなく過ごしたはずです。
その時代では肉厚で重い戦場で実用的な刀よりも、薄く軽い1~2度の戦闘にさえ使えれば問題ない刀のほうが重用されていたと思います。

私の祖母の家系は武家でしたので色々なものが残っていましたが、竹光が多く残っていました。
伝え聞くところによると、重い刀をさして毎日過ごすのは面倒くさかったらしく、ほとんどの日々を竹光ですごしていたそうです。(参勤交代にさえ竹光をさして参加していたようです。江戸まで行くわけではなく国境までの見送りだけだったので…)
この様に、平和な時代に刀は実用的な武器から、権威の象徴としての美術品・工芸品に代わっていったのだと思います。

工芸品・美術品になった刀にとって重要になってきたのは実用性よりも箔です。
切れ味とは、刀の箔の一つに違いなかったでしょう。
この時代において箔を上げるための切れ味の追求が確かにあったと思います。

しかし、私見としては、切る対象が硬い物から柔らかい物に変わり、一回の戦闘で切る人数も少なくなり、生涯において使用する頻度も少なくなった刀が、その使用環境に合わせて、刃が薄く・軽くなり、切れ味を増す代わりに耐久度を失い、工芸品・美術品化していったのは、刀としての実戦以外での実用性(権威の象徴・箔)を追い求めていった一つの結果であり、間違いではないと思っております。

実用性という点においては、幕末の斬り合いでも、何十合と切り結んだわけではなく、ほんの数回切り結んだ程度(それも力任せに切り結んだわけでもない)で折れ曲がるほど新刀も脆かった訳ではないと思います。

…で、私としての個人的な結論ですが、
ちょっと無理やりな例えですが、
日本刀の切れ味とはボクサーのパンチ力の様なものではないのでしょうか?
パンチ力が強くて、本気で相手を殴ると拳を壊すボクサーは実際にいます。
パンチ力より拳の強さ…町の喧嘩ならこちらの方が向いているかもしれません。
しかし、リングの上ならどちらが向いているでしょうか?
本気で何発もパンチを当てる(打つ)必要のないリング上では、壊れない拳を持っているよりも、パンチ力が高い方が脅威であり有効だと思います。
町の喧嘩(戦場で甲冑を着込んだ多数が相手の場合)はパンチ力がなくても壊れない拳の方が有効であったと思いますが、時代が変わってリングの上(日常で甲冑を着ていない少数が相手の場合)では軽いパンチ(ジャブ程度)でも威力が高い方が有益だと思います。

ボクシングファンはボクサーのパンチ力を比べて、『○○のストレートが最強だ!』 『いや、××のフックの方が威力がある』等と言って盛り上がっているものですが、巷の日本刀の切れ味信仰も同じ様なものではないのでしょうか?

実際に、実戦の斬り合いとは、ボクシングのタイトルマッチの一ラウンド目の攻防のような感じだと思いますよ。
ただ、一発のジャブに恐ろしい威力があるだけですが…。
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この回答へのお礼

>>実用性という点においては、幕末の斬り合いでも、何十合と切り結んだわけではなく、ほんの数回切り結んだ程度(それも力任せに切り結んだわけでもない)で折れ曲がるほど新刀も脆かった訳ではないと思います。

 桜田門外の変、池田屋事件、岡田以蔵の話など、日本刀の実戦では
 かなり、脆かったという話が伝わります。

 少し、戦えば簡単に痛む。

 考えてみると、出刃包丁通しをぶつけ合ったら、物凄く刃毀れします。
 日本刀だって、特別脆いわけじゃなく、刃物は戦えば、すごく痛むものなんだと
 思います。

 日本刀の武器としての有効性という観点でみた場合
 なぜか、切れ味ばかり重視されます。

 でも、刃が欠けないでまくれるだけ、
 折れないで、曲がるだけ、 

  だったら武器としては、ずっと安心です。

 切れ味は、鋭く薄く研がないと生まれない。
 鋭く研ぐことは、硬度が重要。硬度が高く無いと鋭く研げない。
 鋭く薄く研ぐことは、脆いことになる。

 武器として、切れ味ばっかり重視というのは、やっぱり
 実用性では問題ある気がしてなりません。

お礼日時:2014/03/26 00:01

>これが、いっぱいあるんですよ。


検索すると山ほど出てきます。

出てきました。

びっくりです。

完全なオーバースペックですよねw

一種の信仰を感じます。

高い物ほど良い物だ的な。

>なんとなく、日本刀もある意味、趣味でつくっている、
荒い使い方なのに、高硬度すぎないの?と思います。

限界を求めているという点で、そうだと思います。

>出刃を本焼きで作る、この例えが、まさに日本刀だなあ・・と思います。

正直片刃の出刃を本焼で作っても、メリットは無さそうです。

「用の美」ではなく、「需要と供給」の果ての贅沢の産物なのでしょうね。


ただ、兵器の概念と言うのは単純ではないので、一言でどちらが上とか下とかは言えません。

例えば野戦では「槍」が歩兵の強力な装備の一つですが、城攻めの屋敷内では取り回しが利かないので不利になります。

また、同火力を有している二者が対峙した場合、「一斉射撃」か「精密射撃」のどちらが優れているかは、状況次第でしょう。

まぁ、日本刀に関しての優秀さは誰も文句のつけようが無いのは間違いないですが、選択肢が、「切れ味」オンリーなのは確かに一種の信仰があるのは間違いないでしょうね。

ただ、剣術自体が「一撃必殺」や「後の先」などを目標にしていますから、初太刀での決定力を求めた果ての形なので、用法・用途としては、やはり日本刀は最適だとしか言えないのではないでしょうかねぇ・・・

過剰適応はしてると思いますが・・・


結局、日本刀の切れ味が必要か不必要か?は状況次第ですよねぇ・・・

仮に日常的に戦闘が起きていて、刀がメインウェポンであったとしたら、最高度の性能の高価な一振りを買うより、ランクの落ちる安い数打ちを十本買いますね、私なら。

しかし日常戦闘が無く、緊急時に備える為であれば、最高の一振りこそを求めるでしょう。
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あぁ、すいません。



>錆びないこと、研ぎやすいことを目的にしているので、根本的に日本刀の複合構造とは
意味が違います

ここで日本刀と「違う」と言う事について、疑問符を投げ掛けたのです。

和包丁も各職種、調理素材、地方によって、デザイン・用途は千差万別なので一概には言えませんが、複合構造の真髄は刀も包丁も「粘り」であるので、疑問符をつけたのです。

高硬度を誇る、本焼製の出刃包丁なんて無いですよね。

本焼包丁の真髄は純粋な「切れ味」なので、刺身包丁などで利用される技術です。

格が違うという意味は、製造技術の難度で仰っていたのですね。

すいません、値段の事は今回はじめて知りました、流石に刺身包丁の値段を気にした事が無かった物で。

製造技術で格を決めるのならば、日本刀は文句なしの世界一になってしまいます。(いや、それで正しいんですけどw)

要は用途・用法ですからね。


日本刀は焼入れで高硬度を誇り、更に鉈と同様の粘りを持っており、実戦での衝撃にも耐えうるというスーパーな刃物であるのは間違いありません。

しかし江戸期の日本の様に、剣技が武士(支配階級・職業戦士)の表芸だった民族は日本以外に私は知らないんですよ。

仮にハンドソードレベルの世界の剣を集めて、真剣御前試合でも行った場合、日本刀が何処まで行くかと想像すると面白いですが、剣を主力とした時代や国は欧州にもアジアにも無いのですよね。

ですから比較対象が無いと言った方がよく、むしろ此処まで「剣」に拘って磨き続けた日本刀は正に「東洋の神秘」なのではないでしょうか。


世界の剣は多くが盾とセットですので、打ち合う事を前提に作られており、折れやすい高硬度を求めず、また技術もありませんでした。

だからメイスやフレイル等の打撃武器が生まれる余地があって、「パイク」などが現れるまで実戦に投入された訳です。

しかしこれに対し、実際の南北朝の時代の倭寇での戦闘では、日本の刀剣は中朝の手盾の防御を物ともしなかったようです。

これは古刀の例になりますが、相手も古い時代の武器ですので、やはり日本刀のレベルの高さを物語る物の一つでしょう。

ちなみにこの時代は槍はまだ無く、近接攻撃武器は薙刀か刀です。

日本の鍛造技術の高さを物語っており、また日本刀が「切れる」事を証明している事象でしょう。


以上から考えられる事は、日本刀の性能は疑いの余地はありません、と言うよりも鍛造技術が高いという言い方が正しいでしょうか。

ただし高度な製造技術と高度な運用法は、大量生産や大規模編隊の実現には不向きです。(実際、質の劣る「数打ち」が通常に出回る刀でした)

つまり「軍隊」で「歴史上」、主力兵器として活用された事は無いという事で、個人の護身的な兵器としては最高の一振りと言えるでしょう。
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この回答へのお礼

 >>高硬度を誇る、本焼製の出刃包丁なんて無いですよね。

 これが、いっぱいあるんですよ。
 検索すると山ほど出てきます。

 出刃包丁のような荒い使い方をするのに、本焼きは必要か?
 耐久性はどうか?というと、ちょっと疑問を感じます。

 じゃなければ、腕が相当いい人が使うんでしょうね。
 刃筋をきちんと立てて、こじったりしないで使えるわけですから。

 なんとなく、刺身包丁なら本焼きの意義は感じますが
 出刃包丁は、本焼きはマッチしないように思えます。

 なんとなく、日本刀もある意味、趣味でつくっている、
 荒い使い方なのに、高硬度すぎないの?と思います。

 出刃を本焼きで作る、この例えが、まさに日本刀だなあ・・と思います。

お礼日時:2014/03/24 22:29

相対的な問題じゃないですか?外国の刀剣との比較で。



武器として使う刃物は折れないことが最重要で、次に曲がらない、良く切れるは最後です。

折れないために諸外国の刀剣はぜんぜんきれないんだけど、それらと比べれば日本刀は恐ろしいほど良く切れるということだと思います。世界標準で考えると刀剣としては恐ろしくよく切れる。

「普通で充分」と日本人が刃物に対して期待するレベルの「普通」に、外国の刀剣は全く達していません。ノーズRでいえば数十ミクロン以上、刃角度は40度以上、硬度はHRC50前後といったものだと思います。斧みたいな感じ。
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この回答へのお礼

 いつもご回答ありがとうございます。

 また、PASTORIUSさんが表れてくるのを期待していました。

 いつもながら、冷静沈着な分析、ごもっともです。

 確かに外国の刀剣は切れないのでしょう。

お礼日時:2014/03/24 22:22

>やはり、硬さと脆さは同一のもの、というのが考えにありまして


玉鋼で作った日本刀は、やはり硬すぎるという気がします。(実戦にはですよ)

成る程、そこを言うのであれば、刃に鋼を使用する日本刀は確かに切れ味の追及に走り過ぎていると言えると思います。

>板前の人は毎日、研いでいます。

・・・すいません。

刃物を扱う者としては、研ぐのが普通だと信じきっていました。

>これが日本刀だったら困ります。切れ味は鋭いけど、折れてしまったら
話になりません。(でも、硬いので研ぐのもたいへんです)

確かに日本刀は素人が研げるレベルの物では無く、研ぎ師が存在します。

しかし毎日も研ぎません。

刃持ちの良さのメリットは、研げない戦闘時にも切れ味が持続する事にあると思います。

>本焼き包丁は、複合構造ではありません。土盛りで焼き入れ時間の差を利用して
硬度に差をつけます。包丁の世界では、複合構造の包丁は、格としてはかなり
本焼き包丁に劣ります。

劣ると言うのは知りませんでした。

勉強してきます。

>複合構造の包丁は、真ん中のハガネの切れ味を、軟鉄かステンレスで挟んで
錆びないこと、研ぎやすいことを目的にしているので、根本的に日本刀の複合構造とは
意味が違います。

????すみません、私の理解力が無いのでしょうか?判りません・・・・

人切り包丁としての(衝撃に対する)粘りを必要としていないと言う意味でしょうか?

>古刀は複合構造ではなく、丸鍛えだった可能性が高く、均一な材質にできないことが
有利に働いて、しなやかに切れたのではないかと思います。

これはまったく同意出来ません。(別に反対でもないですが)

とは言え、これからの研究次第ですので、ここで議論する事は無意味でしょう。

古刀が優れていると言う事実の解明はこれからですから。

>硬さ鋭さの追求は、脆さを生んで、刃が欠ける、脆くなる現象を生みます。
おそらくHRCで比べれば、古刀は新刀におよばないでしょうが、刃はかけず、折れない
(刃がまくれ、曲がることがあっても)。しなやかに斬れる
日本刀の切れ味追及は、私は危険だと思います。それは、脆さと表裏一体だと思うからです。
実戦の時には、切れ味よりは丈夫さこそ重要じゃないかと思うんですがね

ここいら辺りは設計思想ですよね。

私も切れ味を求め過ぎて、余りにも理想論(一撃必殺)に偏りすぎていると思います。

日本刀は理想を求めた面を否めませんし、だからこそ美しいとも思います。


・・・ただそもそも、実戦での有効な兵器はロングレンジ攻撃の出来る武器なんですよね・・・・

日本刀を実戦で使ったのは江戸期と幕末で、相手も日本刀ですし・・・

普通に比べたら、戦場の兵器としては大概の兵器に負けると思いますよ。

だから、(切れ味云々以前に)戦国期には使われなかったのだから。


ハンドナイフの老舗のブランドのオピネルが調度、粘りの丈夫さを実現しているナイフですよね。

刃は柔らかく曲がっても折れず、刃持ちは悪いがタッチアップもホーニングも時間は掛からない。

タフさでハンドナイフのシェアを確実に確立しています。

しかしウルナイフのように、硬い食材は切れませんが。

結局、用法次第ですよね。
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます。

 日本刀は、複合鋼材であっても、芯がやわらかく、周りは硬い。
 土盛りして、焼き入れの時間差で硬度の差をつけ(反りもそこでできる)
 土盛りの場所が、刃紋となる。材料の境目ではない。

 刃に対する衝撃は、芯の柔らかさと、硬度差をつけて柔らかい部分が
 受け止める。

 本焼き包丁は、ハガネのみ。芯は入れない。土盛りして
 焼き入れの時間差で、硬度の差をつける。切れ味重視だが
 当然、芯に柔らかさはないので、衝撃には弱くなる。

 複合鋼材の包丁は、刃先から峰に沿って、中心にハガネ=硬い部分をいれる。
 (片刃だったら中心じゃありませんが)周りは軟鉄かステンレス。焼きが入らず
 硬くならない。

 本焼き包丁は、研ぐのは大変です。日本刀だって、研ぐのは大変です。
 複合構造の包丁は、硬い部分が刃先だけだから研ぐのは楽です。

 実用を考えてみると、刃物は研ぐのは当たり前、研がないと切れません。
 硬いほうが刃持ちはいい(こすれに対してですよ。摩耗はしなくなります。
 衝撃には弱くなります)でも、柔らかいほうが、簡単に研げて、刃も簡単につく。

 本焼き包丁は素人が使うものではありません。手入れ、研ぎが大変だからです。

 日本刀も、実戦で使うなら、あべこべ硬さを落として、研ぎやすくするというのも
 選択肢として有だった気がしますが、あまりそういう話を聞きません。

 やはり、日本刀は実戦ではあまり使われない、最終的な護身とか、象徴という
 話だから、切れ味重視になっていったんでしょうかね。

お礼日時:2014/03/24 06:02

>新刀以降の武器としての有効性は、どうかな・・・?と思います。



古刀は認めていただけているのでしょうか。

古刀の鉄質は現在でも再現が出来ていない、研究途上の物ですから、面白い物ですね。

一口に刀と言っても、名刀・業物から数打ちまでランクはピンきりです。

そこまで話を広げるのであれば、一本一本を丁寧に調査・検査していかなければ答は出ないのではないでしょうか?

日本刀を名乗るレベルに無い物を弁護する気は、当然に私にはありませんが、日本刀の評価は私が決める物では無いと言う事も理解しています。

>日本刀の複合構造だって、有効性からみると怪しいもんです。
日本刀は優秀だとは、思いますが、そんなに特別かな?と思うのです。

さぁ~・・・・

これは複合構造の和包丁を使っておられる包丁人の方々に聞かれるのが、一番ではないでしょうか?

現在では流石に人切り包丁を振り回す方は見られませんから、私も答を明確には提示出来ません。

あくまで、物理上で導き出される考察を書き込む以外には出来る事はありません。
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます。
 
 やはり、硬さと脆さは同一のもの、というのが考えにありまして
 玉鋼で作った日本刀は、やはり硬すぎるという気がします。
 (実戦にはですよ)

 今、日本刀と同じ方法で作った、とよく言われる本焼き包丁は
 硬いので、薄く、切れ味鋭く研げますが、反面、落としたら割れてしまうほど
 繊細です。おまけに硬いので簡単に研げないので、性能を出すのは大変です。
 板前の人は毎日、研いでいます。

 これが日本刀だったら困ります。切れ味は鋭いけど、折れてしまったら
 話になりません。(でも、硬いので研ぐのもたいへんです)

 本焼き包丁は、複合構造ではありません。土盛りで焼き入れ時間の差を利用して
 硬度に差をつけます。包丁の世界では、複合構造の包丁は、格としてはかなり
 本焼き包丁に劣ります。

 複合構造の包丁は、真ん中のハガネの切れ味を、軟鉄かステンレスで挟んで
 錆びないこと、研ぎやすいことを目的にしているので、根本的に日本刀の複合構造とは
 意味が違います。

 古刀は複合構造ではなく、丸鍛えだった可能性が高く、均一な材質にできないことが
 有利に働いて、しなやかに切れたのではないかと思います。

 硬さ鋭さの追求は、脆さを生んで、刃が欠ける、脆くなる現象を生みます。
 おそらくHRCで比べれば、古刀は新刀におよばないでしょうが、刃はかけず、折れない
 (刃がまくれ、曲がることがあっても)。しなやかに斬れる。

 日本刀の切れ味追及は、私は危険だと思います。それは、脆さと表裏一体だと思うからです。
 実戦の時には、切れ味よりは丈夫さこそ重要じゃないかと思うんですがね。
 

お礼日時:2014/03/23 22:47

実戦の状況により求められる要求が変わってくると思います。


戦場での乱戦なら切れ味よりも耐久性が求められるので、質問者様の言うとおり頑強な刀の方が良いでしょう。
一対一のような状況では切れ味の方が優先されると思われます。
私たち現代人は実際の実戦を目にしたことはほぼ無く、漫画や映画の殺陣から情報を得て剣術(実戦)を想定していると思いますが、実際の斬り合いとはかけ離れたものをイメージしているのではないでしょうか?

とりあえず、一対一の戦いですが、
まず、斬り合いで一撃必殺・一刀両断、などで勝敗が決まることは少なく、戦っている方もそれを狙ってはいません。
手傷を負わせて、弱らせる・恐怖心を抱かせて心を折る・失血死をねらう。
このあたりがメインの戦法です。
抜刀術・居合い術でもそうですが、最初の一撃は敵の手先・つま先・鼻先を切りつけます。
そこで怯んだら止めの追撃を掛けます。
(試し切りではなく演舞を見ていただければよくわかると思います)


https://www.youtube.com/watch?v=6L_jGZbbAqI

ここで重要なのは、最初の一撃を力任せに振ってしまうと体が流れ、自分の体勢が崩れて敵に隙を見せてしまうことです。
そこで一撃目は力よりも速さを優先させ、軽く振ります。
この場合、切れ味が良い方が有効であり、同じ力であっても皮膚のより深いところまで切り裂けて、多量の出血を促す切れ味の鋭い刀の方が用途に合っています。
また、実戦では剣道のように、面・小手・胴を狙うのではなく、主に手足の内側(気を付けの姿勢で体の方に面を向ける手足の部分)を狙います。
(首の頚動脈も狙いますが、防御が堅いので狙いにくい)
この部分は太い血管が多く、筋肉も薄いので、2~3センチの深さの傷を負わすことが出来れば大量の出血をさせる事が出来ます。
手首の内側などなら1センチの深さの傷で一分も掛からないくらいで意識を失わせることが出来ます。
(実戦の緊張と興奮で脈拍も血圧も上がっているので出血しやすい)
手足の付け根の方にある、より太い血管を切ることが出来れば、さらに短い時間で敵を戦闘不能にすることが出来ます。
この場合も、強く踏み込んで力任せに振ると姿勢を崩し隙が生まれますので、手先だけで軽く振る方が戦法としては適しています。
この場合も同じ様に、同じ力でより深く切ることが出来る切れ味の良い刀の方が用途に合っています。
実戦では、力をこめて思い切り打ち込むような事は、ほぼしないのです。
逆に軽く振って、軽く当たった刃が大きな効果を生む(良く切れる)刃の方が適しているのです。

次に、映画や漫画などでよくある、刃で刀を受け止めるという様な事は実戦では出来る限りやりません。
実戦では鎬を使い相手の刀を払う(軌道をそらす)のがメインの防御方です。
刀が切れ味を優先したために、刃の硬度を上がり、脆くなって受けに向いていない事は刀匠も侍も百も承知なのです。
ですので実戦では刃こぼれを極力避けるように戦います。

最後に槍との違いですが、上記に書いたように刀は相手の急所(手足の内側)を狙って使うものです。
力任せに大雑把に振り回して相手にダメージを与えるものではありません。
槍は重く長いために取り回しが鈍重で、急所を狙うのが難しいため、力任せに叩きつけたり、振り回したりした方がより効果的に使えるので、切れ味を優先するより、力任せの攻撃に耐えるために頑強さの方が優先されるのです。
目的・用途が違うものなので、求められている性能が違います。
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます。
 
 実戦というのは、かなり想像と違う、と思います。

 幕末の刀の使われ方だって、テレビ番組とは違います。
 なにも、正々堂々戦う必要ないですからね。
 正々堂々戦えば、自分も危ないですから。

 不意打ち、だまし討ち、奇襲、そこで、刀が使えるか?という話ですね。
 

 日本刀が優れているのは、間違いなく携帯性です。
 幕末に槍もって歩いていたら、不審者だととがめられますが
 日本刀では、別に問題ありません。

 急に人を襲うのに、とても便利だったと思います。

 ただ、やはり戦えば当たり前ですが、必ず日本刀痛みます。
 特別なわけではありませんが。

 でも切れ味追及は、刀を硬くする。(硬いと鋭く研げる)
 鋭く研げれば、薄くもなり、薄くて硬い刀は当然脆くなるし、耐久性に劣る。

 新刀以降、玉鋼を使用して硬くした刀は、武器としての耐久性は?という
 ことになった気がしますね。

 日本刀信奉者は、日本刀が世界で一番切れ味がいい、といいますが
 切れ味追及は両刃の剣で耐久性が犠牲になります。武器として考えた場合、
 切れ味ばっかり言うのはどうかな?という気がしてなりません。


  http://ohmura-study.net/009.html

お礼日時:2014/03/23 17:05

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