コピー用紙と印刷用紙

Question

プリンターの話ですが、A4純正印刷用紙が250枚で350円くらいだったと思ますが、
コピー用紙は500枚で298円くらいでした。
印字品質を気にしない、かすれずにちゃんと印字して文字が読めれば十分と言う場合は、
純正印刷用紙の代わりに、コピー用紙を使用しても問題ないのでしょうか？
それとも、厚みとか材質の影響でプリンターが壊れることがありますか？

4G52GS · Accepted Answer

プリンタの修理屋です。

厳密にメーカーの言い分を聞けば、プリンタドライバの中にある「普通紙」というのは「純正の普通紙」というでしょうけど、普通に売られているコピー用紙を使うなんていう事はメーカーも想定しています。
それが原因で壊れたなんていう話も聞きませんし、「コピー用紙では、インクジェットプリンターのヘッドは早く汚れますので、やや頻繁なヘッドクリーニングが必要に成る」なんて聞いたこともありませんし、そういう警告なども聞いたこともありません。

心配せずに使ってもらって結構です。

そもそも毛羽立ちとかで汚れるのはプリンタの内部全体です。
ヘッドの部分はインクを吹きだしますので、ノズルの付近に紙粉が付いたりすると印字不良になりますけど、それは電源投入時などに拭ってくれます。

純正普通紙とコピー用紙の最大の違いは、インクの吸収と乾燥でしょうね。

インクジェットプリンタのインクは染料インクと顔料インクがあります。
染料インクは色のついたアルコールと考えてよいです。
紙に噴射すると液体成分が蒸発して発色成分が紙に残りますが、繊維の目の荒い普通紙では、毛管現象でどんどん中に染みて行きます。
これによって滲んだ感じになったり、黒が綺麗な発色をしなくなります。

純正紙であれば、滲みを抑えて発色を良くするような処理がされているはず。

顔料インクはインクの中に粉が入っていると考えてよいです。
紙に噴射されると、顔料成分が繊維の目を生める幹事で付着していきます。
そのため表面に発色成分が残りくっきりとした画像になります。
ただ、粉が入った液体ですから、泥に近い状態です。
乾燥は遅く、生乾きのうちに別の印刷物を重ねると裏側を汚してしまうことがあります。
純正紙を使うと、この乾燥があきれるほど速くなって、印刷直後の用紙を重ねても汚れないというメリットが出ます。

ただ、１枚だけ印刷するときは大きなメリットは感じないはずです。

rimurokku · Answer

インクジェット専用紙とコピー用紙の違いは、その紙表面処理の違いです。
インクジェット用紙は拭きつけたインクのにじみを防止して印刷後細かいところまで見やすくし、毛羽たちを抑えてプリンターヘッドの汚れ防止に成る様に成って居ます。
一方、コピー用紙はトナーからのインク粒子を静電気で張り付けて、熱で紙に未着させていますので、表面の僅かな凹凸や毛羽たちはあまり影響ありません。

言い換えれば、印刷後の細かい部分の見やすさやにじみが気に成らなければコピー用紙で十分です。
ただしコピー用紙では、インクジェットプリンターのヘッドは早く汚れますので、やや頻繁なヘッドクリーニングが必要に成る可能性は有ります。
もっとも、プリンターメーカではヘッドの故障率は多くなると警告していますが。

なお、紙の厚み対応には十分な余裕が有りますので、気にすることは有りません。

tzd78886 · Answer

ずっとコピー用紙を使っています。純正と比べて文字が滲むなど、印刷品質は多少落ちますが、私が使う用途では問題はありません。ましてやそれが原因でプリンタが壊れたことはありません。
私は重要でない用途にはチラシやダイレクトメールの裏紙を使うことすらあります。

コピー用紙と印刷用紙

プリンタの修理屋です。

インクジェット専用紙とコピー用紙の違いは、その紙表面処理の違いです。

ずっとコピー用紙を使っています。

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