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(1)パーティーでだれとも話をしていなかったから、あの人は(○けっこう ○よほど)人見知りなんだ  ろうと思った。
(2)私は人と仲良くなるのに(○けっこう ×よほど)時間が掛かる。

ここでお聞きしたいのは、(1)では両方が使えるのに、どうして(2)では「よほど」が使えないでしょうか。「けっこう」と「よほど」は全部程度を示すと思うが、違いはどこにあるでしょうか。よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

>どうして(2)では「よほど」が使えないでしょうか


間違いではありません。使われる方もおられます。

「けっこう」は「結構」と漢字表記されます。
元来構造物などの完成度が高いことを意味することばです。
現在でも称讃や満足の意味で使われます。
比較として使われる場合には、話者自身の要求水準と同等かもしくは越えている、という意味合いがあります。
この店の値段はけっこう高い:自分の予想していた価格あるいは類似の他店と比較して高いという意味です。
けっこう人見知り:人見知りと言えるレベルに達している、という意味です。

「よほど」は「余程」と漢字表記されます。
程度に余る、程度を越えている、という意味です。
話者自身の満足度の水準をはるかに逸脱している、世の中の一般のレベルとはかけ離れている、いう意味です。
よほど強く言い聞かせる:簡単な説教ではなく、徹底的に説教するという意味です。
よほど人見知り:一般の人見知りよりも更に激しい人見知りである、という意味です。
「よほどの人見知り」「よほどのこと」などと、後に続く言葉が名詞の場合には「の」が入ります。

けっこう時間がかかる:それ相当の所要時間が必要だ、という意味です。
よほど時間がかかる:通常考えられる所要時間を越えた時間がかかる、という意味です。
「よほど時間をかけないと上手くいかない」などと使われます。

>全部程度を示すと思うが、違いはどこにあるでしょうか。
「程度」とされるレベル同等乃至越えただけか、レベルとの比較をはるかに逸脱しているか、の違いと考えて下さい。
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 言葉の表し方には、量 時間 誰に対して などあります。



 自分に対するか人に?

 (2)は主語に対することに、対しよほどは最上級である×

 では例に出すと、「彼はあの時のお風呂がよほど熱かったのね~」

 どうでしょうか?

 ちなみに昔の人は、米や布や道など

 量で表してましたね。

 日本語って追及するとおもしろいですね。

 またわかったら教えてください!
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 「よほど」と「けっこう」は、けっこう意味が違います。



 まず、「程度」の量が違います。

 「よほど」が10なら、「けっこう」は2・3、くらい(人によって感じは違いますが)。「よほど」を言い換えるなら「かなり」くらいでしょうか。

 「Aの投げる球の速さは?」
 「うん、けっこう速かった」
 「けっこうじゃダメだ。Bを三振させるには、よほど速い球を投げないと」
 「うーん、Bを三振させるのは無理かな」
 
 私の感覚では、たまたまパーティーでだれとも話をしていなかった程度のことで、"よほど"の人見知りと判断されたらかなわないかなぁと思います。つまり、質問者さんの文例(1)で「よほど」を使うのは×だと思います。

 せいぜい、「パーティーでだれとも話をしていなかったから、けっこう人見知りなのカモね」くらいに軽く言える程度ではないかと思います。


 さらに、使われる言葉(組になる言葉)も違います。もちろん、両方仕える言葉もありますが。

 例えば、

 「明日、来れるかい?」
 「はい、よほどの事がない限り伺います」
とは言いますが、
 「はい、けっこうの(な)事がない限います」とは言いません。
 
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