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4月から4年生となる、就活中の大学生です。
IT業界でSEを志望しており、会社を回っている状態です。

質問です。
IT業界では、どうしても大企業が元請で、中小企業はその下請けという構造となることが多いと思うのですが、実際の仕事の内容としては、両者にどのような違いがあるのかを知りたいです。
また、中小企業で働いたからこそ得られるものというものはあるでしょうか。
他にも(福利厚生などは抜きに)大企業と中小企業での違いなどあればお願いします。

※ブラックとか福利厚生といった話は大丈夫なので、上記の違いについてお教えいただければと思います。

A 回答 (7件)

No.3gouzigです。


お礼コメントにある重ねての質問についてです。
システム開発の工程はその規模によっていろいろなのですね。
aky_nilさんは事務計算系のSEをめざしたいとのことですので、金融機関の例を書いて見ます。
銀行など金融機関の大規模なシステム開発では、最上流工程はユーザー(金融機関)が行います。
銀行にもシステム部門があり、ここでシステム企画というプロセスが始まります。
このシステム企画ではSEだけでなく、業務の専門家やコンピュータメーカー(IBMや日立など)が参加していきます。
システム企画工程が終了すると次にシステム基本設計工程に入ります。ここもシステム企画と同様の関係者が行います。
そして次のシステム詳細設計工程から具体的なシステム製造という作業に入るのですが、一般にいわれるIT企業はここから参画します。このIT企業は大手でaky_nilさんがいう元請といわれるものです。
このIT企業では自社社員をリーダーとして下請けの中堅IT企業の社員を含めたチームを作ります。
システム詳細設計が終わるとシステム製造工程いわゆるプログラム製造、テストに入ります。
よくいわれているIT業界の派遣社員は上記のシステム詳細設計工程からプログラム製造・テストの部分に携わることがほとんどになります。
以上で、aky_nilさんがどのような仕事をしたいのかによって就職先がイメージできると思います。
最上流工程を望むならユーザーのシステム部門です。システム製造の技術者を目指すならIT企業ということになると思います。そのどちらにもSEやPGという職種がありますよ。
少しはイメージ出来たでしょうか。
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>元請け大企業であっても、「上流から下流までやってますよ」という話を聞くので、仕事内容にどれほどの差があるのかあるのかが気になっています。



どのくらいの差かは、その時の仕事というかプロジェクトによるでしょうね。
自分の勤めてたところでは、まとめに関しては「元請け」でしたが、仕事内容は下請けというか協力会社とほとんど同じでしたし、協力会社の方の中に経験がある場合もあるので、一緒にミーティングに出てもらうこともありました。
大体は課長係長クラスと、次期プロジェクトリーダー候補あたりを連れて。
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この回答へのお礼

重ねての回答ありがとうございます。
先日ユーザー系の会社の説明会で、オフィス見学をさせていただきました。
外部の協力会社の方々もいらっしゃいましたが、なんとなくイメージができました。

お礼日時:2014/04/29 02:49

No.2です。


追加質問がありましたのでお答えします。

SEとPGのことをなんか誤解していると思いますね。

PG工程というものはあります。プログラミングです。
一方、SE工程なんていうものはありません。

なんとなく管理的な仕事をする人間をSEと呼ぶ習慣が日本にだけあるということです。

SEと呼ばれる人がプログラミングをしないなんていうことはありません。
プログラムができないでSEと呼ばれる人間なんていません。
ただし、メインでプログラムをする人間は、全体報告だとか問題点抽出の上先方と相談などはできません。
お客様と対応したりする立場の人間をシステムエンジニアと呼んでいるだけです。

プログラムができる人間は皆システムエンジニアと呼んでも何の問題もありません。
役職でもなんでもありませんから、名刺にSEと印字しても誰も文句いいません。

10年プログラマやったからそろそろSEと名乗っていいかな、という勘違いしたことを言うひともあるのですが、管理職になったとしても、部下があまりにブサイクな仕事をした場合自分が組み直すなんていうこともあり得ます。

アメリカに行くと、日本だったらマネージャではないかと思うような人間もすべてProgrammerと呼びます。
プログラムにかかわるものという意味です。
ケント・ベックという有名なやつがいますね。jtestの開発者で、何冊も本を書いている。
あれもプログラマと呼ばれています。

どの会社にいるとしても、プログラマが一人もいないということはありません。
SEがいないなんていうこともありません。

SEがやりたいのにPGですか、というようなことはあり得ません。

どの規模の会社がプログラミングを受けることが多いか、設計をすることが多いかをいっただけで、プログラムを全くしない会社があるとかプログラムしかしない会社があるとも言っていません。
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この回答へのお礼

考えに少し違いがあったようです。
会社ごとに作業内容の程度の違いがあるということだけなのですね。
ご丁寧にお答え頂きありがとうございます。

お礼日時:2014/04/29 02:44

元請けは全部、下請けは元請けで決まった仕事と金額から人を出すという感じ。


なので中小企業だと、SEという業種が存在するかどうか…

自分が以前勤めてた会社は、大手のコンピュータ系企業でしたが、IT系と呼ばれるほど新しくもなく、昔ながらのコンピュータコンサルテーション会社がどんどん吸収合併して大きくなったとこだったので、SEという職種はなかったですね。
今の新人でも、最初からSEとしてとることは無いと思います。
とりあえず、顧客先で専門のプログラマーやサーバー管理者などの普段業務をこなしながら、新たな案件をこなしたりスケジュールしたり協力会社に割り振ったり2つ3つ掛け持ちでしたから。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
実情がどうかは置いておいて、説明会に行った多くの中小企業では、最初はプログラミングや保守管理、そこから経験をつんだ後にSEという流れが多いようです。
しかし、元請け大企業であっても、「上流から下流までやってますよ」という話を聞くので、仕事内容にどれほどの差があるのかあるのかが気になっています。

お礼日時:2014/03/30 20:54

いい質問ですね。


私はおじさんですが、IT企業で学生向けの就職説明会をしていた経験から書いてみます。
IT業界といっても分野は様々です。機械制御系、事務計算系、インターネット系などその分野は多岐にわたります。
あなたはそれらの中でどのような仕事をしていきたいかが一番大切です。
ITの仕事はシステム分析に始まって設計、プログラム等の製造、テスト、システム保守などと続きますが、中小零細ほど下流工程の仕事になります。プログラムの製造過程では自分が全体のどこを担当しているかなど全く分かりません。それで5年10年もやっている人も大勢います。
逆に最上流工程を担当すると下流工程の詳細など全く分かりません。それほどITの仕事は巨大で複雑です。
もちろんパソコンの小さな仕事もありますが、それは一部です。
窓もないビルの中で何年も残業ばかりの仕事もあります。デイトなどする暇もないこともあります。
IT企業の採用パンフレットは綺麗なオフィスでパソコンを触っている写真で飾られていますが、それは学生向けの騙しです。実際には過酷な世界です。
できるなら、IT企業の仕事の現場を見るとかIT企業のSEの人たちに直接話を聞くのが一番なのですよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
希望としては、この中では事務計算系ということになると思います。
仕事が忙しいであろうことは承知の上ですが、これはどの業界や業種でも同じことだろうと割り切っています。

重ねてとなりますが質問です。
>逆に最上流工程を担当すると下流工程の詳細など全く分かりません。
最上流工程とは、多くは元請の大企業になるかと思いますが、そのようなところではプログラミングなどの開発は全く行わないということになるのでしょうか。
単純に要求をまとめた上で、下に投げるだけの仕事になっているという印象ですが、実際はどうなのでしょうか?

お礼日時:2014/03/30 20:33

これは単純です。



受注する会社を単純に、エンドユーザに近いほうから

エンドユーザー → 親側 → 子側 → 孫側

と言う発注関係があるとします。

まず、それぞれ利益を考えて受注しないといけないですから、
親が100とったら、子側には80で発注し、子側が孫側にはその80%で発注するというようなことになります。
この80というのは説明上かりに置いた数字ですから、それより多いことも少ないこともありますので念のため。

そうすると、孫側では80×80=64%になります。

仕事の内容が違いますから簡単に比較はできませんけど、万が一同じ仕事作業をするとして、手がたりないだけで外注をするとしましょうか。
だったら親と孫は64%の違いがありますので、社員のほうも、同じ比率で給料が少ないという計算が乱暴にできます。
もちろん、どの会社も、比率で払うのではないですから、本当に6割ということにはならない・・・といいたいのですが。

外注する場合には、頼みたい仕事があるから発注するのです。
ということは、仕事がなければ発注しません。
自分自身にもなくて発注しないこともありますが、自分で足りるから発注しないということもあります。
要するに自分の仕事はあって、出す仕事はないということです。

ということは、常に孫側より子側が仕事に恵まれていてさらに親側が恵まれているということに見えます。
それではいけないから、子側は営業で、一つの親でなく複数の親を探し、あちこちから仕事をもらおうとすることになります。

これはフォーカスを広くしなければいけません。
自分の得意でないなどといって仕事の引き合いをあまり断り続けると声をかけてくれなくなります。
で、なんでもやりますということになります。

ところで、作業の内容です。
他人に頼むのはリスクを伴いますから、なるべく危なくない仕事を依頼します。
お客様とご相談しなければならない重要なこと、提案して予算を増やしていただくようなことは、エンドユーザー様に直結している親しかできません。
それが決定して仕事を分けた状態で子側に発注し、子側はそのなかで管理しやすい単位に割って孫に依頼するのです。

これはウォーターフォールになっていますので、その流れでいえば親側が上流になります。

そうすると、ITでいえば、基本設計のようなものを親側が受け、子側はその下の外部内部設計をうけて画面設計やデータベース設計を行い、孫はプログラミングにいくような形になりがちです。
これは例であって、親が要求仕様を確定させて子が基本設計をすることもあります。

以上が、ご質問のお答えです。

ただし、大企業が親で中小企業が子や孫にあたるとは必ずしもいえませんのでご注意ください。
資本の関係から大きいほうが親側になりやすいとはいえますが。

要約すると、
製品企画をした状況分析アナリストをしたりコンサルタントをしたいのであれば、親にあたるところが向いているということになります。
生涯プログラマですごしたい、コードを組むことが命だと思うなら孫にあたるところに就職するのがよいということになります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
細かく解説していただき、大変参考になります。
重ねてとなりますが質問です。

>生涯プログラマですごしたい、コードを組むことが命だと思うなら孫にあたるところに就職するのがよいということになります。
ここまでくるとSEではなくPGという職種になるかと思うのですが、会社の募集要項でSEと書かれていても、実質はPGということもあり得るということでしょうか。
また会社の説明会では、要求を聞いて設計を行いプログラムする、という両方を行うと話される会社も多いのですが、そのような会社の位置付けはどの辺りになるのでしょうか?

お礼日時:2014/03/30 20:22

私は元請け企業に勤務していました。


例外も有りますが、発注企業に行ってソフトウェア全体の仕様を決めてくるのは、元請けの社員だけのことが多く、
下請けでは、詳細設計以降を担当することになります。

中小企業ではたらいて得られるものは、様々な仕事を経験することにより、IT業界で働き続ける強かさが得られることだと思います。

なお、中規模な会社では、分野によっては元請け、分野によっては下請け、ということも有ります。
また、下請け仕事しかしていないのに、求人サイトでは、あたかもオリジナルな仕事をしているかのように書いている会社も少なく有りませんので、要注意です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
重ねてとなりますが、質問です。

>中小企業ではたらいて得られるものは、様々な仕事を経験することにより、IT業界で働き続ける強かさが得られることだと思います。
これは、逆に大企業などではあまり多くの仕事が経験できない、ということになるのでしょうか?

>下請け仕事しかしていないのに、求人サイトでは、あたかもオリジナルな仕事をしているかのように書いている会社も少なく有りませんので、要注意です。
これの判断はどのように行えばいいのでしょうか?

お礼日時:2014/03/30 20:07

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