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 その弁によると、著作権法のあり方に異議があったとか。その主張とはどういったものなのでしょうか。よしんばその主張に正当性があったとしてwinyなどのソフトが悪用されれば大変なことになるし、作者自身も罰せられるのは確実なのにどうして流布させたのか、おわかりの方お教えください。
 逆に一般ユーザーに高速回線の必要性を認識させブロードバンドを広げる原動力の一つになったとも思えるのですが、(クリエーターが受け取るべき利益を回線業者が奪った形になります)この認識は正しいと言えるのでしょうか。
 ちなみに私はこの手のファイル交換ソフトや割れ物は使ったことはありません。

A 回答 (11件中1~10件)

まず、著作権法のあり方に異議があったかどうかは問題になりません。

これは憲法で保障された思想・言論の自由ですから。

次にWinnyが悪用されても、その責任は悪用した本人が負うべきであり、開発者に責を着せるのは筋違いです。

作者自身も罰せられるのは確実と仰いますが、少なくとも作者は今の日本の法律に照らし合わせて、罰せられることはないと考えていました(し、今もそう考えているようです)。

今回の事件は、Winnyを作ったことを犯罪としているわけではない、と京都府警もはっきり言ってます。

Winnyが犯罪行為に使われていることを知りながら、なおもバージョンアップを繰り返したことや、2ちゃんねるで違法行為を煽るような発言をした(これもかなり恣意的な見方ですが)というのが逮捕理由らしいです。

こんなコジツケのような理由でしか逮捕できなかったというのは、裏を返せばWinnyの合法性を裏付けてるという見方さえできます。

そして何より怖いのは、幇助罪がこのように拡大解釈されるということは、どんな人でもいつでも逮捕できてしまうということに繋がることです。

Winnyの開発を取り締まるのなら、Winnyを取り締まる法律を作るべきであり、今回の摘発は法律に基づかない違法な検挙であると考えます。

参考URL:http://karashi7743.nobody.jp/faq.html
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この回答へのお礼

 興味深いといえば、不謹慎かもしれませんが、この件に関して司法の場でどういう結論がでるのか、気になります。日本は欧米諸国と違って、思想・言論の自由が国民の中に深く根付いているのかと考えると、裁判は意外な結果になるのかもしれません。2チャンネルだろうがどこだろうが、個人が社会に対して発信した内容に対する自己責任はきっちりととらなくてはなりませんが、それ以前の問題として、信念や表現の自由が完全な形で保証されているのか、それを発言することにおいて、社会全体の利益とどうバランスをとるのか、これは意見の表明者それぞれが国や司法に本来ゆだねるべきことでなく、当事者として深刻に受け止めてこそ、洗練された立場として存在できると思います。

 また、法は社会のルールのアウトラインにすぎません。社会の形がかわればそのアウトラインもリアルタイムで変化していくべきであり、我々自身が真に自由で豊かであるための十分な柔軟性を身につけているかどうかの一つの基準として捉えてもよいのかもしれません。ただ、現時点では、お上が決めたことには絶対服従といった風潮が強い限りは、何でもありです。

 それから別の論点ですが、私には他人の著作物を無権利のままただで利用しようとする輩におかしな自己合理化のロジックを提供しているという実態と、氏の主張の間におおきな距離があるように見えます。

 ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/05/22 19:21

>ただ情操教育の現場における著作物の提供は、前述の市場原理によるものとは全く別の観点の導入が必要かと思います。


教育現場についての内容を含めた.若年層全体の問題です。
先日の高卒者で約30%が就職できませんでした。大雑把に見て100万人以上の余剰労働力があるでしょう。
子供をあそばせておくことが可能な家庭でしたらば.私の子供の頃のように.「仕事をしないで芝居小屋通い」のような生活も可能ですが.日本人の大多数が主たる家計所得者の収入がないと生活が成り立たない下層階級であり.簡単に言えば.何かしらかの職につかないと生活していけない状態です。
これらの人々に対して.「うらんかな」に徹するような販売形態を取っているのが著作物販売業界です。
このような販売形態に乗ってしまうと.たとえば.野口英世(当世書生かたぎのモデル)や石川啄木の世界.あるいは.黒の小説のような状態になります。細菌では.中国留学生が犯罪に走って行く社会状況が報道されていました。

30%.最近の離職率を考えると半数が無職と考えてもおかしくないでしょう。これら人々が.本来は.文化の担い手として中心的役割を果たす人々です(50台以上の芸術系評論家は大体学校をサボって関係芸術を堪能していた人々です)。
これら.文化の担い手として中心的役割を果たす人々に「小遣い程度」で最高の文化芸術を供給できなければ.文化の発達は見込めません。
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この回答へのお礼

 お礼が遅れて申し訳ありません。

 私も立派に下層階級ですので、よくわかります。ただ、ほとんどすべての社会活動の原動力は利潤の介在であり、そのことだけ例外扱いするためには当事者の強力なコンセンサスが必要になります。それが成り立つための土壌があるのか、とても自信をもってそうだといえる状況にはないのがほかの問題の背景となっている、と感じます。

 ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/05/22 18:38

>ユーザーがいくら襟を正して不正コピーの温床となるようなソフトの流通に異議を唱えてもおそらくそのメリットはユーザーにはもたらされないのではと思います


マイクロソフトはもたらしませんでした。コピー自由でたしかMS-DOS2.14が5000-7000円ぐらいだったと記憶しています。XPでは.オンラインの管理により実質コピーができなくなりましたが.価格は2-4万円と跳ね上がった状態です。個人のコピーすることを禁止するのですから.1000円以下で十分な代価でしょう。

結局.値段を上げるための理由に使われているに過ぎません。ユーザーどうしで県かを指せて.自分たちは漁夫のリニアつかるだ゜家でしょう。

使用者に対する「モラル」というよりも.憲法に定められた「個人の尊重」のひとつとして.著作権法では個人の除外規定があります。
正当な権利の行使を「モラルが悪い」と宣伝したのが.マイクロソフト等のソフト業界です。みなし個人を含めた個人の自由な著作物のコピーを認めることが.著作物製造販売関係者にかけているのではありませんか。つまり.モラルがないのは.著作物製造販売業者のほうでしょう。
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この回答へのお礼

>個人のコピーすることを禁止するのですから.1000円以下で十分な代価でしょう。

 コピーの禁止にかかわらず、セキュリティホールだの何だの、これだけ問題を引き起こすものに皆大金を払うものだなとあきれてしまうのですが、特に実務ソフトの分野ではこれしか選択肢がないので仕方がないと思います。三菱やブリジストンがあれだけたたかれて、問題にならないのはなんか変ですね。PCなんて生産財というよりは所詮オタクのオモチャという世間一般の感覚なんでしょうか。本来の意味でいいものが生き残っていく仕組みがユーザーも交えてできあがっていくことを望むばかりです。

 ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/05/18 01:02

5番ですが。


質問者さんの補足を読んでいると質問者さんの視点は、Winnyについてのというよりは、Warez(所謂ワレズ)全般に対するものということだったり、あるいは悪貨が良貨を駆逐している状態についての憤りとか、そういうことなんでしょうか。
確かにマイクロソフトの独占環境における弊害は確かに同意しますが、そのような状態は何もPC業界の特性・特徴ではないと思います。
逆にフリーウェアの思想があれば、この辺は他の業界よりも発展的に解消しやすい問題だと思いますが。例えばLinuxやOpenOfficeのように皆が好き勝手に手を入れて改造できるシステムは既にありますが。この辺に改造者や大元の製作者に対して報酬が支払われるようなシステムが付加できれば云々というような提言をWinny作者さんはしていた訳で。

ついでに。
>中間流通過程が悪
まぁ悪とは言いませんが無駄・無意味ですね。データで取り扱いが出来るものをわざわざ「物理的」に動かすことの馬鹿らしさに気づいている人はたくさんいるはずなのですが。もし省略化できれば馬鹿高いソフトは遥かに安く提供できるようになる訳で。もちろん中間流通職の人の飯の種の問題が別に発生する訳ですが。

現在の日本では著作権への認識を180度改めない限りは、この馬鹿らしい状況からは抜けきれないと思います。TVのデジタル配信が始まる7年後?には例えば携帯電話で昨夜とったテレビの録画をお互いに見せっこ出来るような時代になっていますでしょうかねぇ。
↑今の技術でも容易に出来ていることなのですが、様々な規制・思惑のせいで実用性ゼロです。

この回答への補足

お礼の欄に肝心のお礼の言葉を忘れていました。ご容赦を。
ご回答ありがとうございます。

補足日時:2004/05/16 19:16
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この回答へのお礼

 逆に考えるとブロードバンドの存在意義とはいったいなんだろうということです。普通の人でそれほど高速な回線が必要なのでしょうか。放送も出版もインターネットがとって替わったという状況にはなく、WinnyやMXこそブロードバンドの大きな推進役だったのではないかというのがこの質問の趣旨です。実際の出版や放送がインターネットの出現によって不要になるかということは絶対ないと言い切れます。今の放送や出版の内容をデータ化してストリームで流すのはいかに光といえども負荷が大きすぎます。テレビ電話やデスクトップの共有などセキュリティが絡むと普通の人は難しくて面倒で手が出ないというのが本音でしょう。自己責任で、といわれると普通はびびると思います。私の偏見に過ぎないのかもしれませんが。

 相当あやふやな私の記憶ではTRONが世に出ようとしたときに、日米貿易障壁をめぐる政治的対立とかのとばっちりでその道がふさがれたことがありました。およそOSの名を持つものや生産のベースとなる基本的アプリケーションは、頑強で誰でも簡単に手に入り、道路や橋や学校のように基本的な社会資本の一部であってしかるべきもので外国の、それも一私企業の手に委ねられていてよいものではないと思います。その意味においてLinux系の方がより健全でしょうね。そういった状況をユーザーが拒否すればよいだけのことだと思うのですが、なかなかそうはいかないようです。

お礼日時:2004/05/16 17:35

>もう少し洗練されてきてしかるべきと考えますがどうでしょう。



物の良し悪しはさておいて.社会における著作物というものを考えてみると.現行価格はあまりにも高すぎるのです。
昔は.今ほど所得が多いわけではありません(とはいっいも.私は1日5銭でお菓子を自由に買えるくらいの生活水準です)から.誰かが雑誌を買ってくると.クラス全体で読みまわしたものです。その上.兄弟姉妹全体で読みまわしたのです。ですから.私でも少年クラブなんて読んでいたのです。
また.私が学生の頃.5年待ては所得が増えて.どんな書籍でも手の届く価格になりました。
しかし.近年の著作物は5年立つと原則として入手不能になります。在庫があっても廃棄してしまう供給先がほとんどです。

30年ぐらい前のことでしょうか.栃木県まおかしで爆弾事件がありました。まおか警察署入り口に爆発物が仕掛けられて警官1名か負傷しました。犯人はたしか職業学校の生徒です。そのとき栃木県は.「情緒教育が不足している」という結論を得て.職業高校において.音楽と美術の授業を増やしました。
現代の子供たちに良質の文化を供給しているでしょうか.少なくとも私が子供の頃・あるいは・私の子供が小さかった頃は.クラスあるいは学校全体で文化を共有する環境があり.情緒教育に大きな原動力となりました。
その代わり著作者の労働環境は消して良くなくて.親の財産を食いつぶして初めて作家となれるのであり.著作権量で豪邸が建つような高額な著作権量を国民が負担していたのではありません。
一方.著作権者たちは.法律で認められている個人の著作物の複写を禁止したり.「個人的範囲」に含まれる内容すら.複写を禁止するような契約を押し付けました。

著作権法は.文化の発展を目的としています。文化の担い手から金を巻き上げるのが目的ではないのです。

文化の主要な担い手は.所得がほとんどない若手労働者であり.あるいは.所得がまったくない子供たちです。
子供たちの小遣い程度で最高級の文化に接することができるようにすることが.文化の発展につながるのではないでしょうか。音楽にしてもビデオなどの演劇(動画全体を代表して)にしても.イラスト・マンガなどの絵画にしても.各種文芸にしても.子供たちに普及できる価格まで下げるのが必要でしょう。少なくとも.ゲームを含めてCDは1000円以下.マンガ等の書籍は300円以下この程度が.子供たちの支払能力でしょう。

良質の著作物であれは.5年たっても実用性はあります。著作物の権利は50年と長いのです。しかし.供給元は供給を停止してしまいます。著作物であるならば.20年程度は販売義務を課しても良いのではないかと考えてしまいます。

「洗練さ」これを決定するのは.文化を享受する人々でしょう。享受する人々が支払うことができる価格帯に下げる義務が供給側に化せられないかぎり.価格が上がりつづけ.富が集中してしまいます。富が集中して残るのは.破綻だけです。
勤労者所得が急激に低下している(借金返済などの使用目的が決定されている支出を減じて考えてください)にもかかわらず.ゲーム業界・音楽業界・絵画業界が成長しているような価格設定が問題だと思います。
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この回答へのお礼

>現行価格はあまりにも高すぎるのです。
私もそれは感じます。世の中にさまざまな商品がある中、こと著作権が絡むものだけが需給の関係がもたらす価格のバランスの決定という原理の範疇にないと思います。

 ただ情操教育の現場における著作物の提供は、前述の市場原理によるものとは全く別の観点の導入が必要かと思います。

 ただし放っておけば優れた著作物の価格は上がる一方でしょうね。ユーザーがいくら襟を正して不正コピーの温床となるようなソフトの流通に異議を唱えてもおそらくそのメリットはユーザーにはもたらされないのではと思います。もちろんWinnyなど使って割れ物を抜くのはやはりモラル上認められないことですが。

 再度のご回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/05/16 17:09

4盤です。


5番の方が指摘している宣伝効果ですが.心理学の実験でかなり強い相関が得られていたはず(実験内容を忘却)です。
たしか.欲求を押さえる為の代償行為の実験で.中途半端な情報を与えると.欲求が強くなるという結果です。
たしか.旅行で.他の旅行地に行く・近所の類似施設に行く・旅行記を読むの4水準で.旅行記を読むがより.欲求を強くするという結果が得られた
と記憶しています。ですから.不完全なコピー製品の流通は正規商品の販売促進になります。

提供側が顧客が求める要求水準を確保できているかどうか.が問題になります。粗製濫造では.アタリの悲劇を促進するだけでしょう。粗製濫造商品は粗悪品との評価を受けることになりますから。
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この回答へのお礼

 回答を読ませて頂き昔のワープロソフトの「一太郎」と「松」のたたかいを思い出しました。一太郎は私の知る限りVer3の頃から一切コピープロテクトを設けずに売られ、一方の松は軽いプロテクトがかかっていましたっけ。松の方はファンクションメニューが貫かれ、一太郎の方はエスケープキーによるポップアップメニューが基本で、基本的にはそのあたりの操作性の違いが結果に反映したのかもしれませんが。

 パソコンソフトに関してはその使用目的は非常に明確であり、業務用としても広く用いられます。価値生産の場で使われるものが、コピーされた粗悪品であっていいはずがないと思います。プロならいい道具を作ってくれたプロに対して経緯をはらい、正規の価格を支払うのは当然のことで、そこまでユーザーの意識が洗練されていない、と考えてもよいかと思います。逆に価格が高いくせに絶対に使わない関数やどうでもいい機能が満載され、わけのわからないエラーをすぐ発生するエ○セ○のようなソフトが機関アプリ扱いされるのもどうかと思います。

 また○ク○ルとは別の例としてアドビのようにユーザー情報をメーカーのサイトにオンラインで送るソフトを提供するところもあり、ユーザーは知らないところでプライバシーの部分的放棄を強いられるという現実を招いていると思います。

 総じて今の状況は結局不正コピーソフトのユーザーが払わなかった分のお金を正規に金払ったユーザーが負担しているようなものです。さらによいものがなかなかできないので回り回って全ユーザーが損害を被っているとも言える状況です。

 生活や生産の場にコンピュータが進出してから20年以上が経過しています。もはや販売促進に腐心している時代ではないのではないでしょうか。メーカーもユーザーもあらゆる人様の著作物に接する上で、その実質性において、もう少し洗練されてきてしかるべきと考えますがどうでしょう。

 ご回答頂き感謝します。

お礼日時:2004/05/13 20:12

1.著作権法のあり方に異議


今は亡きWinnyの公式ページにて『Winny将来展望』と『デジタル証券によるコンテンツ流通システム』と題されたページが公開されていました。
デジタル証券システム、コピーフリーでも成り立つコンテンツ製作者側の集金モデルというものの提案というか紹介というか殴り書きの論文みたいなものです。

まぁWinnyとは旧態依然として流通業界に確信犯的に叩きつけた挑戦状だったのでしょう。

2.クリエーターが受け取るべき利益
これはJASRACなどの既得権をどうしても離したくない立場の人たちと同じ過ちというか、あるいは彼らか主張していることの裏を取らずにそのまま信じ込んじゃっているということでしょうかねぇ。
単純にコピーで出回っている=本来あるはずだった売り上げ
にはなりません。
例えば道端でティッシュを配ったらもらってくれる人がたくさんいるようですので、
1個100円で売ることにしました。これでウハウハです。
な訳ありませんね。殆どの人は無料だからとかただ何となくという理由で受け取っているだけのことで
有料となることで、もうその時点で欲しがる人は少なくなります。

コピーで出回っている=本来あるはずだった売り上げ
の因果関係は全くもって不明瞭なのです。
が実際にアメリカの学者さんでKazzaなどのP2Pソフトでの流通と実際のCD売り上げの関係を
(データは少ないですが)調査した結果を発表しています。
傾向としては
メジャー志向なジャンル・楽曲は流通に比例して売り上げがあがっている、あるいは
P2Pで入手した後、購入した人が増えた。
つまりは視聴としての広告宣伝価値があるのかもということです。
逆にマイナー志向の場合、逆の傾向だそうです。
それだけで満足している、あるいは単に入手したくてもそう簡単には出来ないというだけかもしれませんが。

ちなみに「クリエーターが受け取るべき利益」という考えは1番の問題にもからみます。
要はデジタルコンテンツの流通システムを構築するということは
流通を単純化させて中間業者が取っている手数料を減らしましょうということです。
つまりはクリエーターも消費者もこれは非常に喜ばしいことなのです
...流通側にはとってもイタイ主張ですが。
でP2Pでどこまで出来るのかということについては
これは技術的な問題ではなく
法律上の問題や既得権を握っている団体がどう折れるのかというだけのことでしょう。
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この回答へのお礼

「今は亡き」というところが泣かせますね。よくわかりました。ただ真っ向から戦いを挑んで勝てる相手でもないような気もしますが、どうなんでしょう。

 結局、一般ユーザーの意識のあり方が一番大きな要素であると考えます。単に金を払わずに高いソフトを使いたいというだけなら、こういうロジックを悪意をもった輩に提供するのは逆に自分の主張の正当性を低めてしまうだけのような気もします。

 品質のよいものにお金を払うのは当たり前のことだし、その範囲に置いて競争が促されるのはユーザーとしても歓迎すべきことです。しかし現実はPCのソフトにおいては必ずしも品質のよいものが幅をきかせているとは限らないと思います。

 私はある商社に身を置いていたことがありますが、すべての中間流通過程が悪とは思えないのです。ただ、ブローカーのように流通のどこかに寄生し、既得権を離さない連中がいるやに感じます。なかなか整理するのは難しいとは思いますが、著作権が社会に広く認識される過程でさまざまな合理的流通手段が確立していくことを望むものです。

 またこのサイトでもWinnyなどの質問に対して違法行為はいけないとみなさんおっしゃいますが、同時にまじめなユーザーにとっての利益をどう発展させていくかという論点が見えてこないのです。

 例えば穴だらけのOS、訳のわからないエラーをすぐ発するオフィスソフト、みんな文句も言わずに世界一の億万長者に高い金払うよな、と不真面目な私はつい思ってしまいます。だからといってコピーしてつかえなどとは毛頭思いませんが。

 まさしく知りたいことをお教え頂きました。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/05/11 20:55

>(クリエーターが受け取るべき利益を回線業者が奪った形になります)


は疑問でしょう。というのは.日本の電子産業界が急激に発展した理由の一つとして.カセットテープレコーダー関係の特許があります。
この特許はドイツの方が持っている特許でしたが.日本では.無料で使用が認められました。その結果.特許使用量を一切払わず.カセットテープレコートーの青酸が可能となりました。たとえば.TDKはたしか世界有数のテープレコーダー用磁気粉の製造メーカーになりました。

ですから.権利のある技術を無料で配る行為は.日本では.正当な権利の行使です。
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この回答へのお礼

なんらかの著作権侵害事件が起こった場合、著作権を持つ側の立場の人としては遺失利益を主張しますが、まぁ、だいぶ懲罰的、見せしめ的数字が上乗せしてあると感じます。
開発者がロイヤリティを放棄することによって社会全体が利益を得たものには、テープレコーダの他にもインスタントラーメンをはじめ、いろいろありますね。
ただPCのソフトや映画などの映像、音楽などはいったいどうなんだろうと考え込んでしまいます。
ご回答に感謝します。

お礼日時:2004/05/11 20:29

さっきニュース見たら逮捕されてたんですね(知らなかった)、


去年2人が逮捕されても一向に使用者が減らないから見せしめでの逮捕なんでしょうね、
強引な論理での逮捕だから本当に容疑者がそんな発言したのかどうかも疑問があります(逮捕のために言わせてるとかじゃないのかな)、
海外ではファイル交換ソフトの開発や公開自体は違法ではないとの判断も出てるから。
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この回答へのお礼

>本当に容疑者がそんな発言したのかどうかも疑問があります。
実は私もです。私ならそんなつもりで作ったわけではない
とシラをきるでしょうね。
>海外ではファイル交換ソフトの開発や公開自体は違法ではないとの判断も出てるから
開発者の逮捕はそれだけに驚きました。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/05/11 20:23

WINNYの作者は逮捕されてなかったと思います、


事情聴取と証拠物件賭してノートPCを押収されただけ、

生産や所持が違法でなければ、
違法な目的で生産物を利用されても生産者の責任は問えないのでは、
金属バットで人を殴り殺しても金属バットメーカーが責任を問われる事はありませんし。

参考URL:http://slashdot.jp/articles/03/11/27/1422230.shtml
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