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はじめまして。長文失礼します。

私は現在、地方の大学に通っています。
所属は文学部でこの春に3年生となり、(遅かったと反省しているのですが)自分の進路について悩みはじめてしまいました。

悩んでいるポイントは、
院に進むか、就職するかの決定(就職の場合、公務員を考えているので、そろそろ勉強をし始めなければならないようです)と、
院に進むとした場合の専攻分野です。

大学は難関の部類に入る地方国立大学ですが、地元であることと当時の家の事情で自然と志望校になってしまい、特段の憧れや期待を抱いて入学したわけではありませんでした。しかし、文学部という分野については、就職のことを考えずに学びたいことを学ぼうと選択した結果で、友人や講義の先生も親切であり不満を持ったことはありません。
ですが、2年生で専門の分野を学び始めて、私がしたいこととは違うとずれを感じるようになってしまいました。

個人の努力次第であるとは思いますが、就職してしまうと学生の時のように勉強できなくなってしまうし、簡単には学生には戻れないので、もう少し勉強したいという気持ちを持っています。しかし、今の専攻分野で院に進学したいとは正直思えません。そこで、かねてから密かに興味を持っていた芸術(論ではなく伝統工芸などを実際に造ること)について学びたいと思い、調べてみたのですが、他専攻からの進学はかなり厳しいことが分かりました。それに憧れていただけなので、芸術に関する経験や知識は無いに等しいです。

・・・文章に起こしてみると、自分がいかにわがままで無計画だったか思い知らされますが、このようなことを相談できる人もおらず、行き詰まってしまっています。

院試や芸術に携わる方法など、何でも良いので知っている事・アドバイス等ありましたら、お聞かせ下さい。他の選択肢があってもかまいません。
初投稿なので至らない点などたくさんあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

美術教員です。



何故、院なのでしょう?

他分野ならば、大学か訓練校だと思うのですが…

工芸の「専種教員免許」が欲しいのならば、院も分かりますが…

単に「伝統工芸などを実際に造ること」ならば、陶工訓練校などの方がはるかに技術を学べます。

私が通った大学にも、大学は他分野で院のみ「美術科」と言う方はいましたが、その人は「美術教員専種免許」を所得するためでした。当然「技術がある」方ではなく「美術教師で教えることができるのだろうか?」と危ぶまれるぐらいでした。

ご参考までに。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

そうですよね、ゼロからの出発ならいきなり院という選択は無いですよね。
進学しないなら就職、という考えしかなかったのでこのような形になってしまったのだと思います。

恥ずかしながら「陶工訓練校」というものを知らなかったので、調べてみたいと思います。

美術教員をなさっているということで、プロの方から見た私のような質問(本人としては精一杯なのですが汗)は、芸術を甘く見過ぎていると不快な思いをさせてしまったかもしれません。申し訳ありません。

しかしご指摘によって、根本的な誤りに気付かせていただき、少し冷静になれたような気がします。
一番早く回答していただき、ありがとうございました。

お礼日時:2014/04/12 21:25

 プロフィールを拝見して、あぁやはりなと感じました。

「学びたい」何ぞという言葉は少なくとも大学生以上なら使うこともしないはずです。そして理詰めの世界ですから男子学生は使いもしません。理由もお解りですよね?
 別にセクハラ的な意味で言っているわけでもありませんよ。大学以後の世界は院に進もうとも或いは公務員を志向しようとも、民間企業への就職も求めようとも男女の区別などありません。使えるヤツか使えないヤツかだけが判断基準です。
 理論系ならば侃々諤々の議論が交わされもする世界です。逆にクリエイターとしての道を求めるなら元々からあるセンスだけが勝負の分岐点です。
 技法の講義を受けてもその技法を実際に身に着けて作品作りができるかといえば、過去の芸術家達を見ても一目瞭然でしょう。
 モーツァルトやワーグナーが師匠からのレクチャーを受けて作品作りに成功しましたか?
>もう少し勉強したい
一体何を勉強するために芸術系の院に進まねばそれを実現できないと仰るのでしょう?。院の受験で最も注目するのは研究計画書です。
 研究プロセスと具体的なアプローチの視角そして一先ずの成果を出した後への展望を具体的に記さねば、確実に試験でははねられもします。知識やテクニックで対応できる世界ではありません。
 小林秀雄の『当麻』と題された有名な評論がありますので、一度お読みにことを勧めます。「美しい『花』がある。『花』の美しさと言うようなものは無い。対象である「花(=美)」の客観的な観念の曖昧さについて頭を悩ましている現代の美学者は「花(=美)」に化かされているに過ぎない。主観的な肉体の動きに則って、頭の観念の動きを修正するがいい」との一節がありますので、ここから貴方が何を感じそして考えるかを御自身で整理してみて下さい。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

学びたいという漠然とした言葉は、専門的に狭く深く研究を進めていく大学以上の場ではあり得ないもので、不確定要素だらけで技術もない私の現状を鑑みると、他のお二方もおっしゃっているように進学はふさわしくない、というより不可能。本来大学生である資格もない、ここまでダラダラと過ごしてきてしまった者には今さら芸術に携わって何とか身を立ていくのも無理。というのが回答者様のご意見というように拝受いたしました。・・・間違っていないでしょうか。

こうして指摘していただいたことで、進学・就職云々よりも自分自身を見つめ直す作業が一番必要だったことに気付きました。就職する場合で考えた時に選択の期日が迫っていて、この決定後には修正や後戻りができない気がしてしまい、よく分からないまま焦ってしまっていたのだと思います。

小林秀雄は『無常ということ』を読んで以来敬遠してしまっていたのですが(こういうところがおそらくふさわしくないのですよね・・・)、これを機に読んでみます。

身に染みました。ありがとうございました。

お礼日時:2014/04/12 22:37

「伝統工芸などを実際に造ること」の学部、学科があって、大学院もあるということでしょうか。


で、そちらの方の大学院に進学したいと。

もしそうだとすると、もともとその方面で実作を重ねてきた学生が、更なる高みを目指して大学院に行こうとするわけですから、「興味を持っている」「憧れていただけ」「芸術に関する経験や知識は無いに等しい」ではまったくムリだと思いますよ。

本当に「伝統工芸作家になりたい」というのであれば、とにかく基礎から身に付けなければならないでしょうから、大学院はあきらめて、専門学校や指導者を見つけるところからだと思いますが。
で、実作を重ねてやっと大学院のスタートラインということです。
ただ、本当に大学院が必要なのかどうかも疑問ですが。

まあ、80歳でも90歳でも実作は可能ですから、今から地道に取り組む覚悟があるのであれば遅くはないと思います。
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この回答へのお礼

はっきり指摘していただき、ありがとうございます。
院への進学は論外ですよね。甘かったというか、考えが足りなかったというか、すぐ分かりそうなことを質問してしまって恥ずかしい限りです。

心の中で伝統工芸に携わりたいと思いつつも、親の考えで、と言ってしまったらそれまでですが、生活していけるかどうか分からない分野には進ませてもらえませんでした。子どもに苦労してほしくないという親の気持ちも分かります。しかし、ここに来てどうしてもズレている感じがしてしまって、質問するに至りました。

merciusako様がおっしゃるとおり、年を取ってからでも可能なことなので、専門学校などを探しつつ、働きながら初めは趣味として実作を重ねていって・・・、というような道も考えみたいと思います。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/04/12 21:56

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