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日本語の文章を書くとき、縦書きと横書きがあり、読む方向も定められていますね(右から左、左から右)。明治、大正時代の印刷物をみると、その逆の印刷物が結構多い様です。どうして、横書きは左から右へ、縦書きは右から左へ、というのが一般に認められるようになったのですか?

また、初期に輸入された西洋印刷機の設定が外国語向けにデザインされていたことと関係があるのでしょうか?

また、右から左へと読むのは、他に何国語ですか?(今はそうでなくても、歴史を含めて)

印刷の歴史に詳しい方、また人類言語学に詳しい方、おしえていただけるとうれしいです。

A 回答 (6件)

横書きの中では、やわらかいもの(紙)に書いていた国は左から右、


固いもの(石版や粘土板)に書いていた国は右から左と聞いたこと
があります。
たとえばヘブライ語をを粘土に彫るなら、右利きでは右からの方が
力のいれやすいのです。

漢字は、chammaさんのコメントでおっしゃるとおり、なるほど
一文字の書き順は左から右なんです。これは筆が動きやすいから
ですね。
それがどうして、右から左という行だったか、どうやって左から
右に経緯したのかはゴメンナサイ、わかりません。
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この回答へのお礼

どうも有り難う御座いました。

お礼日時:2001/06/10 09:56

西夏文字(満州)を見たことがあります。

英語の筆記体を90度回転させたようなものなので専門家に横書きかと聞くと、東洋は縦、とのことです。漢文と一緒に書かれていましたので右から左でしょう。
明治大正昭和初期は縦書きの横1行を念頭においていましたので横書きでも右から左。
算用数字との併用で左から右になったようです。今年司法試験の論文が横書きに変わりました。罰金など数字が漢数字より算用数字の方が便利とのことです。
新聞などは横書きにすると読者が減るだろうと言われていますので当分縦でしょう。
左から右に書くと書いた行が見えるし手が汚れないので便利です。逆に右から左に行を送ると書こうとする紙面が白紙なので大胆に展開できます。物理的には横書き、精神的には縦書きがおすすめ!

参考URL:http://mallkun.to/nice/No1/No1page.html
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この回答へのお礼

どうも有り難う御座いました。

お礼日時:2001/06/10 09:56

縦書きを右から書いたのは日本語と考えるより、その起源に戻って中国の事を念頭に考えてみて下さい。


奈良時代の詩集「懐風藻」は、ご承知のとおり最古の漢詩集ですが、他の例として日本書紀も古事記も中国風縦書きに倣っています。

漢字の横書きは二行以上になる場合は少ないようで、中国に見られるのは扁額や石碑の一部などですが、これも右側から書きます。
私は考証するのが専門でないので自信はないのですが、額や書などで左書きになったのは中国、また日本でも一部進歩的文化人が
19世紀後半以降に始めたものと考えています。

印刷物では理数系の研究書、教科書がその不便さのために両国ともに左側表紙の横書きを取り入れましたが、その年代は20世紀
以前からあったかどうかは私には分かりません。

新聞では、戦後毎日新聞系の[サン写真新聞]というタブロイド版が一早く発刊され、オリンピックの頃まであったような気がします。
一方中国では中国共産党の文盲撲滅の簡体字政策をサポートするがごとく[人民日報]が横書きを始め、現在もまだ健在です。

西洋の印刷機の影響は、縦書きに改造されて新聞も図書、雑誌・・・なんでも縦書きの時代が戦後までといわず、現代に到るまで
続いているのであまり影響されていないどころか縦書き印刷機の改良に走ったものと思われます。。。
しかもその成果は、機械自体の開発に見られ、世界の紙幣の印刷機械は日本の小森製作所がトップシェアを誇っているほどです。

他のご質問はそれだけで大きい分野なので省略しますが別項目でご質問されてはいかがでしょう!
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この回答へのお礼

資料豊富な回答どうも有り難う御座いました。縦書きが健在であるらしいので安心しました。

ほんのちょっとしたことのようですが、とても大切な日本語文化の特徴の一つと思うので。

お礼日時:2001/06/10 09:15

縦書きに関して、なぜ右から左へ書くのかはよくわかりません。

しかし以前横書きも右から左へと書いていたのは実は1文字だけの縦書きだと聞いて、なるほどと思ったことがあります。文字数がないと行と感じませんが、1文字だけの行が右から左へとつながると思えばなるほどと思いませんか?
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この回答へのお礼

どうも有り難う御座いました。

お礼日時:2001/06/10 09:57

 右から左へ読む言語は、古代のユダヤ人の言語であるヘブライ語(ヘブライ文字)や、現代では、アラビア語(シリア・イラクなど西南アジアや、エジプト・モロッコなど北アフリカで用いられる)、ペルシア語(イランの公用語)、ウルドゥー語(北インドやパキスタン)などがよく知られています。

以上の三言語はアラビア文字を用います。
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この回答へのお礼

質問が2つあったので、もう一つの質問の方のご回答くださってありがとうございました。

お礼日時:2001/06/10 09:18

 日本ではもともと、右から左へ文章を書くのが当たり前でした(これは、「右という方向が左よりも格上である」という考え方に基づくと思われます)。

縦書きのときそうするのは、「縦書き」という概念そのものが日本語特有の(というわけでもないけど)ものだったため、変化しなかったからです。

 ところが、明治になって海外の文献が入ってくるようになると、そこには横書きで左から右へ書かれていました。
 当時、日本は文明開化ブームで、西洋かぶれ(笑)が続出した時代でしたので、みんなでこぞって「左から右へ」書くようになりました。(あと、方向的に手が汚れにくいという理由もあったと思われます)。

 で、それが今に受け継がれ、現在では「横書きは左から右」、「縦書きは右から左」という規則が出来たわけです。
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この回答へのお礼

どうも有り難う御座いました。

お礼日時:2001/06/10 09:58

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