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他の多くの文化と異なり、中国では太陽や月を神格化して崇拝することはない。その尤もな理由としては、月を陰、太陽を陽とみなす、中国の文化における道教と易経の強い影響力にあると思われる。詳しくは陰陽思想を参照されたい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD% …
より引用

そこで陰陽思想のところを読んでみても「なぜ中国に太陽神がいないのか」よくわかりません。

道教には多くの神がいますが
http://ja.wikipedia.org/wiki/Category:%E9%81%93% …

北極星の神とか、南極老人星の神はいるのに、太陽神はいない理由についての考察をお聞かせいただければありがたいです。
また太陽神がいないということは月の神もいないのでしょうか。

A 回答 (9件)

いますよ。


太陽はそのまま太陽星君(太陽公)、月は太陰星君もしくは嫦娥(ジョウガ)というのがいます。

太陽星君についてはなぜだかほとんど道教での伝承が残っていません。
が、陰陽思想が出る前の古代は太陽=王として崇めていた節が見られます。

古代は夏や商など大きな国はあっても完全な統一国家でもなかったですしね。。。

主に太陽を崇めていた農耕部族国家は狩猟部族国家に淘汰され、太陽星君の伝承は消えていったのでしょう。

もしくは炎帝に姿を変えさせられてしまったのかもしれません。
炎帝の「炎」は「火」ではなく「太陽」を現しているのかもしれません。
また炎帝は農耕神神皇の別名であります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
ウィキペディアの記述が間違いでしたか~。
それにしても太陽星君、太陰星君という神名がおもしろい~。
太陽も月も星の仲間、ということなんでしょうか。

>太陽を崇めていた農耕部族国家は狩猟部族国家に淘汰され、太陽星君の伝承は消えていったのでしょう。

なるほど~、中国は広いですもんね。

>もしくは炎帝に姿を変えさせられてしまったのかもしれません。
炎帝の「炎」は「火」ではなく「太陽」を現しているのかもしれません。

こちらの考察もとても興味深いです。

お礼日時:2014/04/23 09:10

道教は不老不死になるマニュアル?


太陽の力も神仙になるために利用する力であり、崇拝対象ではない?
他の宗教に太陽神がいても人気がない?
儒教は無神教。
中国共産党は無神論。太陽神どころか、神も宗教もいらない。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD% …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
リンク、大変参考になりました。
日本には中国の影響を受けたものがたくさん残っていますので
これらを研究すると中国の信仰が見えてくるかもしれませんね。

お礼日時:2014/04/26 12:22

(1)「神話」はないと書いていますが、そのまま受け取らないで下さい。


たくさんあります。統一されたまともな神話が無い。これという、ちゃんとした神話が無いという意味です。

(2)人と神と仙人とが混然としたカオスは、人間が修行して仙人になり、仙人が出世して神になるパターンがあり、混沌としていてつかめないという事です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%A2%E5%B8%9D
自然崇拝ではなく、人間中心の神話なら、
太陽神もいくつかいるけどメジャーになれない?
http://www13.plala.or.jp/Ragnarok2/file/caw.htm
http://www.geocities.jp/cdj33980/travel/taiwan/s …
結局、ちゃんとした神話が無いから、誰もが分からないという事です。
※孔子は荒唐無稽な神話を、先人の教えと受け取り、本当はこういう事を言っているのだと、迷信のように解説したとかしないとか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>「神話」はないと書いていますが、そのまま受け取らないで下さい。


日本語は難しいですね。

>たくさんあります。統一されたまともな神話が無い。これという、ちゃんとした神話が無いという意味です。たくさんあります。統一されたまともな神話がない。

こう書いていただいたら理解できるんですが。
すいません、読解力がなくて。

リンクをありがとうございました。
参考にさせていただきます。

お礼日時:2014/04/25 10:09

>太陽は中心ではなく、星(北極星?それとももっと広い宇宙そのものなのかも)が中心だという世界観



さぁ~・・・

そもそも中心を何処まで重要視しているのかも判りません。

大体が北極星でさえ複数の神格が存在しており、おそらく時代時代や宗派宗門でごった煮状態だったのではないかとしか思えないのです。

しかも筋だった文献も無い・・・・

陰陽五行では木火土金水が巡る事を説いており、また易経でも真髄は「変化」にあると見る事が出来ます。

生々流転で定まった型を持たないモノとして捉えているようです。

中華思想では「中原」として「黄色」(黄土)が重要視され易いですが、それも変化の中の一つでしかありません。

その好例が「黄巾党の乱」でしょう。

これは漢王朝の色が「赤」だった為に次の色として「黄」を選んだ訳です。

つまり、定まったモノが無い訳ですね。

天子の座はあくまでも巡りの中であり、その巡りの世界を足らしめているのが「天」という思想だという事です。


・・・何しろ王朝が倒れる度に全てを破却して来た文化ですから、調べるのが難しいです。

結局神が多いのも、時の支配者は勿論、被支配層も世が変わる度に信仰の対象を変化させたりした為に、増え続けた結果なのではないか等と私は分析してはいますが、何しろ物証がありませんから戯言です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>太陽は中心ではなく、星(北極星?それとももっと広い宇宙そのものなのかも)が中心だという世界観

すいません、↑これ、日本の陰陽道の宇宙観ですね。
中国の考え方はまたちがうのかも。

>大体が北極星でさえ複数の神格が存在しており、おそらく時代時代や宗派宗門でごった煮状態だったのではないかとしか思えないのです。

日本でも北極星の神として妙見菩薩とか鎮宅霊符神とか信仰されてますね。
これと虚空蔵菩薩やカカセオなんかも習合されてる。
国土の広い中国ではもっとすごい状態なわけですね。
また文献もないと。

>天子の座はあくまでも巡りの中であり、その巡りの世界を足らしめているのが「天」という思想だという事です。

なるほど、勉強になりました。

お礼日時:2014/04/24 13:30

中国に太陽神がいないのでは無く、中国には神話そのものが無いのです。



http://dic.pixiv.net/a/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E7%A5% …

http://flamboyant.jp/prcmini/c_column/c_co001/c_ …

チベットも中国ですから、仏教の太陽神でもOKでは?
日本は大日如来と天照。日本のようにオリジナル(天照)がいる方が珍しいのでは?
それに、陰陽思想は宗教では無いのでは?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

中国語には本来「神話」という概念はない。
神という概念はあったが、実のところ歴史時代の前に神話時代があったという世界観ではない。
むしろ、人と神と仙人とが混然としたカオスをなしていると言ったほうがよい。
このあたりが、日本神話やギリシャ神話などとの大きな違いである。

http://dic.pixiv.net/a/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E7%A5% …
より引用

このウィキの文章はひっかかります。

(1)「神話」はないと書いていますが、その下に「儒教の神話」を載せていて矛盾している。

(2)「実のところ歴史時代の前に神話時代があったという世界観ではない。
むしろ、人と神と仙人とが混然としたカオスをなしていると言ったほうがよい。」
とあるが、日本神話にも天皇と神が会話するシーンがある。

http://flamboyant.jp/prcmini/c_column/c_co001/c_ …
↑こちらの方の解説でも神話がないとは書いていないと思いますが。

>チベットも中国ですから、仏教の太陽神でもOKでは?
さあ?
私は中国の道教と仏教の関係を存じ上げないのでよくわかりません。

>日本は大日如来と天照。日本のようにオリジナル(天照)がいる方が珍しいのでは?

天照大神は道教の影響をうけて成立した神である可能性もあると思います。
巻向遺跡から桃の種が発見されて道教の影響をうけたものではないかと言われていますので。
どっちが先かを結論づけるのは難しいですが。

>それに、陰陽思想は宗教では無いのでは?

どうでしょう?
詳しいことは知りませんが、道鏡は陰陽思想の影響を受けているのかな、と思っていましたが。

お礼日時:2014/04/24 13:14

>北極星の神とか、南極老人星の神はいるのに、太陽神はいない理由についての考察をお聞かせいただければありがたいです。

また太陽神がいないということは月の神もいないのでしょうか。

ご指摘されたWikipediaの説明は相当に乱暴といいますか簡略化されています。
下記のサイトをご覧下さい。
太陽神については

桃香のサイト:鳳山雙慈亭
www.geocities.jp/cdj33980/travel/taiwan/shuangcitingfs.html

現在も大切にお参りされている建物の写真とともに以下のような説明が書かれています。
〇太陽星君は太陽を神格化した神様で、太陽公あるいは日神とも呼ばれます。
天体や自然を司り、大地に光を与え、人間に生命の恵みを与えるといわれています。
太歳星君は、古代の天体崇拝が起源となっており、十干十二支と相関性があります。
かつては凶神と考えられており、干支が太歳に当たる人は、太歳神を祀り息災を願いました。
現在では安太歳といわれ、太歳星君を祀ることにより、邪を祓い福を呼ぶと考えられています。

月神については

桃香のサイト:艋舺龍山寺
www.geocities.jp/cdj33980/travel/taiwan/lungshansitp.html

太陽神と同じサイトですが、掲載されているお寺が違います。
太陽神と同じように写真が掲載されていて、以下の説明が書かれています。
〇太陰星君は月を神格化した神様で、月娘あるいは月神とも呼ばれます。
伝説によると、西王母にもらった不老不死の薬を飲み、月まで飛んで行ったそうです。

Wikipediaの陰陽思想や道教の説明も用語の説明に終始していて、お知りになりたい「なぜそのように考えたのか、あるいは考えなかったのか」という点については全く触れていません。
「考え方」を調べる際の難しさです。

日本では明治以降民俗学という学問が発達して、口承伝説や民話などが盛んに研究されていますが、中国では遅れています。
広大な陸地と長い歴史、多数の民族という条件下では非常に難しいでしょう。

広く民衆に根差していた道教ですら、その発祥と発展については未だに詳細は不明です。
現在の姿からの類推の域を出ていません。

その一方で、儒教だの仏教だのという、ある意味で国家規模のものについては膨大な史料が残されています。
日本国内でもこの史料に頼った説明が大半です。
Wikipediaの説明もこの部分で説明をしています。

ヨーロッパの場合には幸いにも言葉が違い国家体制が違う国々の集合体でしたので、史料もそれなりに区分できます。
中国の場合には史料に残る言葉が、漢字が唯一ですので、あたかも一つの民族文化であるかのように錯覚します。
今回のご質問のように、人々の間で信じられていたものは何かという場合には難しい問題になります。
更に考え方までさかのぼって「なぜ」と問いかけるといよいよ難しくなります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

私もウィキペディアの説明はちょっと乱暴だと思いました。
なんでもボランティアで執筆されてるとかで
正確でなくても仕方ないといえば仕方ないのですが。

中国では民俗学の研究はあまり熱心にはされていないのですね。
確かに、広いですし、民族もいろいろあるということでは難しいでしょう。
道教についても資料が十分でなく、儒教や仏教の資料はたくさんあると。

大変勉強になりました。

お礼日時:2014/04/24 13:22

すみません、答ではないのですが・・・



中国神話ではかつて十個あった太陽を弓で射落とした逸話があるように、太陽が中心の思想ではなく、太陽も天のルールに従う存在だと認識されているのが、一因ではないでしょうか?

ちなみに「天」と「天帝」はたびたび同一視や混同もされて、共に偶像化はされておりません。

更に天帝が何処に座しているかも語られては居ないようです。

そもそも天帝に関する祭祀はいわゆる「天子」である王室に秘匿されていたみたいで、文献もなさそう・・。

実際に始皇帝が行った「封禅」の儀式も、そもそも記録が残っていなかったし、残しもしなかった。

なので決定的な事はまだまだこれからの研究次第でしょうねぇ・・。

民間信仰では幾らでもあったのでしょうが・・。


判っている事は、「この世をこの世たら占めている存在」が最上位の「神格」だから、太陽をそれほど崇める思想ではなかった。

でしょうかねぇ・・・?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>中国神話ではかつて十個あった太陽を弓で射落とした逸話があるように、太陽が中心の思想ではなく、太陽も天のルールに従う存在だと認識されているのが、一因ではないでしょうか?

鋭い指摘と思います。
陰陽道の宇宙観では、東は太陽の定位置、西は月の定位置、中央は星だと聞いたことがあるんです。
太陽は中心ではなく、星(北極星?それとももっと広い宇宙そのものなのかも)が中心だという世界観ですよね。
No.1さんが太陽星君、太陰星君という神がいると教えてくださいましたが、神名に「星」とつくのが興味深いです。

>そもそも天帝に関する祭祀はいわゆる「天子」である王室に秘匿されていたみたいで、文献もなさそう・・。

なるほど~、大事なことは口伝しますからね。

お礼日時:2014/04/23 09:21

 中国は古代から王は天帝の子たる天子であるとされており、王や支配階級が敬うのは天帝と自らの祖先の魂でした。



 というのは、支配階級の話で、民間ではいろいろな神をまつり、いろいろな宗教(?)があったようです。

 しかし民間信仰は、時の政権の思惑で淫祀邪教として弾圧されたため、断片的な伝承が残っているだけですので、よくわかっていません。
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この回答へのお礼

> というのは、支配階級の話で、民間ではいろいろな神をまつり、いろいろな宗教(?)があったようです。

なるほど~、中国は広いですもんね。

> しかし民間信仰は、時の政権の思惑で淫祀邪教として弾圧されたため、断片的な伝承が残っているだけですので、よくわかっていません。

文献などにはなくとも語り部などが伝承しているかもしれませんね。

お礼日時:2014/04/23 09:14

居るらしい



中華人民共和国の「中」は「天中」の「中」と言う意味です
つまり天の中心=太陽です
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
天中って太陽のことなんですか。
知りませんでした。

お礼日時:2014/04/23 09:14

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