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なぜ宗教では禁止されている食べ物がありますか? そして、なぜ信者は、それらに正直に従っていますか? 気持ち悪いです。しかも、そういう人たちに限って「新興宗教のカルト教団は気持ち悪い」などと露骨に「同属嫌悪」しています。意味不明です。誰か教えてください。できれば実際の信者に回答をいただきたいです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (6件)

信者が食事の禁忌に従うのはそのよりどころとする聖書(旧約聖書)にそう書いてあるからです。

旧約とは神と人間の古い約束です。聖書のできた頃にはそれを食べると問題が出たのだと考えられます。例えばブタ不潔な環境を好み、かつ肉には寄生虫もいて、半生で食べて体調を壊す人間が出たからでしょう。豚肉は今でも生焼けは食べてはダメだと言われています。ラクダは砂漠の重要な動物なので、むやみに食べると問題が出たからではないでしょうか。魚で言うと、うろこの無い魚、ひれの無い魚を食べた人間がいまのアニサキスのような寄生虫でお腹を壊したのかもしれません。(川魚を一律禁止してはいません)酒は飲むと利尿作用があり、沢山飲むと脱水症状となり、厳しい砂漠気候では干からびてなくなる人間がいたのです。それを戒めるために、旧約聖書の言葉となったと考えられます。

聖書になると、神との約束ですから守らざるを得ない訳です。「ちゃんと火を通せばうまいし栄養もあるから、聖書で禁止されているけれど食べよう」といった合理化はできません。またそれらは食べなくても日常生活に支障はなかったからとも考えられます。一方、キリスト教は旧約聖書、新約聖書共にそのよりどころとしています。もし相反する内容があれば、新約を優先します。新約の方が新しい約束だからです。つまり、新約で神との契約更改しているわけです。

キリスト教徒はユダヤ教徒に追われ、新しい民衆を信者にしましたが、その民衆たちは既に豚肉を食べ、酒も飲んでいたわけです。自分たちの教義を広めるには、彼らに定着した習俗を否定するわけにはゆきません。最後の晩餐でキリストが弟子たちとワインも飲んだことは有名です。今では修道院でワインを醸造しているところが沢山あります。ヨーロッパで教義を広めるためには進んだワインの醸造技術のノウハウが欠かせなかったと思われます。そういった当時の先進技術を得るために、多くの人々が喜んで信者になったと考えられます。日本でも昔僧侶が、味噌や醤油の醸造技術を広めたことと似ています。

イカやタコ、うろこの無い魚などはイタリア、スペイン、ポルトガルなどでは普通に食べていたので、これらを禁止すると、やはり布教の妨げとなったのでしょう。最近は寿司の普及でイカやタコを食べる欧米人も増えましたが、私の感覚では、スイス、オーストリア、ドイツ人はイカやタコがダメな人間もまだいるように思います。(正確な統計ではありません)

イスラム教国でも観光立国のエジプトでは朝食のビュフェで豚肉のハム、ソーセージ、ベーコンなどが普通に提供されます。エジプトでは少数のキリスト教徒がいて、養豚業を営んでいます。海外から多くの観光客を招くには、客を豚肉でもてなすことは重要であったと考えられます。(とはいえ、イスラム教徒が豚肉を食べることはありません)

今でもイスラム教徒が日本などで誤って豚肉やその出汁のスープなどを知らずに飲んでしまうと、非常に気持ち悪くなるそうです。特に食の禁忌の無い日本人には理解しづらいかもしれません。日本でも昔、人を殺して、その手をラーメンスープの中に入れる事件とか、火葬場で骨壺に入りきらずに捨ててあった人骨を粉末にして「健康に良いサプリ」として販売した事件がありましたが(30年くらい前か?)、そのニュースを視た人は私を含めて、随分と引いたものです。そんな感覚でとらえてみてはいかがでしょうか。
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>自分が理解出来ない事を気持ち悪いと言うのは間違っているとおもいます。

意見が一致してうれしいです。

?一致などしていません。
あなたが最初の質問で「気持ち悪い」と言っていますよ。

>オーストラリア人が野蛮だという考えは同意できません。

意味が違います。
他国の文化を理解しようとしない事が野蛮な行為(暴力と言う意味では無い)だと言っているのです。

>私が「理由もなく逆立ちしろ」といっても誰も逆立ちしませんよね。その理由を質問しています。

全く同列ではありませんから喩えになっていません。
ANo.4で回答したようにその「何故」には専門家でも複数の意見があり正確なところは誰にも分らないのです。
理解頂けましたか?
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>なぜ かみが そう命令したかを質問しています。



それが分れば凄い事です。
何せ専門家でも「何故」に対して複数の説があるくらいですから。

理屈では無いのです。
宗教的な戒律なのですから細かな理由を問うても意味がありません。

また、自分が理解出来ない事を気持ち悪いと言うのも如何なものかと。
鯨を食べないオーストラリア人並の野蛮な考えです。

この回答への補足

回答をありがとうございます。

自分が理解出来ない事を気持ち悪いと言うのは間違っているとおもいます。意見が一致してうれしいです。ただし、オーストラリア人が野蛮だという考えは同意できません。世界中の人たちと仲良くできればいいとおもっています。

cliomaxi さんの言うとおりだと、理由のない宗教的な戒律に多くの人が理由もなく したがっている、ということになります。それは なぜですか? 私が「理由もなく逆立ちしろ」といっても誰も逆立ちしませんよね。その理由を質問しています。

補足日時:2014/05/04 13:14
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神(絶対者)の命令だからです。



「神聖である」「不浄である」これは神が決めたことであり人間がどうのとコメントする立場にありません。「食してはならぬ」この命令に従う契約にはいる者が、信者であり、

この契約を結ばない者には、契約をまもっている者がどうあろうと関係のない話です。

この回答への補足

回答をありがとうございます。

なぜ かみが そう命令したかを質問しています。

補足日時:2014/05/03 13:16
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ユダヤ、イスラムでは豚が不浄だから食べてはいけない、触れてもいけないとなっています。


これは豚が不潔な環境にいること、豚肉は傷みやすいためなどから病気を避けるためと言われます。
ユダヤの「鱗のない海川の生物もダメ」というのも同じようなものですね。

つまり宗教の禁止事項は、何かしらの生活の知恵から来ており、厳格に守らせるために「神の教え」ということにしてあるわけです。
今のように食料が豊富でない古代では、そうでもしないと何でもかんでも食べてしまう、食べざるを得ないという事情もあるでしょう。

この回答への補足

かいとうをありがとうございます。

だとすれば、現代も豚肉や川魚を食べない理由が理解できません。

また、100歩譲って昔の話としても、寄生虫は豚以外の動物も所有しています。日本でも最近、馬刺しが禁止されました。どうように、海の魚も痛みやすいです。

200歩譲って、「豚と川魚だけが痛みやすく寄生虫をもっている仮想世界の話」だと想定します。それでも、普通に「豚と川魚は痛みやすく、寄生虫もいるので食べないでね」と説明すればいいだけです。素直に説明できない理由が存在しません。

よって、DESTROY11 さんの仮説では説明ができません。

補足日時:2014/05/03 13:14
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いっぱいあります。


主に、神聖なものであるとされる理由が多いです。
また、人間の肉は、本能的に、ほとんど食べません。
英語圏では馬肉はタブーとされることが多いです。
なお、競馬関係者及び競馬愛好者の間での馬肉食を敬遠する者もいます。

この回答への補足

かいとうをありがとうございます。

なぜ「神聖なものである」とされているのか、という質問です。

補足日時:2014/05/03 11:21
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