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邦画というのは、ハリウッドの作る映画と比べると、100年遅れている、

という人がいました。日本の映画の歴史というのも相当古いと思うのですが、

なにか物事の発想方法から細かい技術に至るまで、根本的に何か違うのでしょうかね?

A 回答 (3件)

はいそうです。

違うものを比較しても仕方ないし、同じ方向を模索しているのではないし、同じにする必要もありません。映画の賞ではハリウッドは遅れてます。日本映画の方が賞を取ってます。
戦後すぐぐらいまでは世界中が同じような方向を向いていたとは思います。イタリア、イギリス、ドイツ、フランス、日本、そしてアメリカ。だんだんハリウッドは「娯楽」を前面に押し出す作品ばかりになっていきます。故に大作主義になり、映像でびっくりさせること。これを目標にしてきましたね。当然製作費はどんどん高くなります。
しかし、日本やヨーロッパは違うものを求めます。映画とは「考えさせるもの」文学や絵画と同列と考えたわけです。もう明らかに違いますよね。
日本の映画は黒澤明は確かに世界に影響を与えます。でも本筋では無いかなと思います。なぜなら彼は後半資金の行き詰まり、興行収入の不振にあえぐことになります。なぜなら大作主義を取りすぎたからです。それは裏でハリウッドを意識してしまったからです。
一方で中平康などはヌーベルバーグの先駆としてフランスの映画に大きな影響を与えます。市川崑は東京オリンピックの記録映画をシナリオから作るという独自手法で、世界中に影響を与えます。このスポーツを芸術のように撮るという手法は現在まで生きています。
このように日本映画は芸術を目指したものであり、セリフは少なく、静かに音楽は小さくという風に仕上げられるのです。「無」の世界を観客にゆだねるものが多いですね。
ところがハリウッドものは「すべて」を説明しないと気が済まない。娯楽ですからわからないものは作りません。
SFの最高傑作2001年宇宙の旅はイギリスが主体で作成されました。非常にセリフも最小限、音楽も少なく、説明も少ない。故に最高なのです。続編の2010年はアメリカです。娯楽故にすべて説明し観客に考える隙を与えませんでした。駄作です。
このようにハリウッドには駄作が多い。面白いのは認めます。でも二度は見たくない。結果を知るまでが楽しいだけだと思うのは僕だけではありません。
日本の監督はこれを目指して無い。これは間違いないです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>面白いのは認めます。でも二度は見たくない。

ハリウッドというのは、芸術性よりも、エンターテインメント性を優先している。

面白いのだが、深さがない。ということですか。

お礼日時:2014/05/07 11:59

こんにちは。



ハリウッド映画はDVDの発売も考慮して製作されています。
ですからDVDの価格も邦画より安いです。
邦画の場合、映画がヒットしたら海外に進出するので、
DVDの価格も洋画に比べて高いですね。
ですから邦画は洋画に比べて遅れていると思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2014/05/07 12:00

映画と言うものの文化が違うんだと思います。


進んでるとか遅れているとかではなく、「異なっている」と言うことです。
「異なっている」と「優劣」はまったく別の物です。「異なっている」ものを、「進んでいる、遅れている」、「優れている、劣っている」と言った基準で評価すること自体が「なんにもわかっちゃいない」のです。
ま、興行的に成功するしないはまた別の話です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>「異なっている」

まるほど、優れているとか、劣っているとか、ではなく、異なっている、という

ことですね。

お礼日時:2014/05/07 11:56

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