激凹みから立ち直る方法

このくらいの時期から皆が使い始める涼を取る持ち運びに便利な道具「扇子」。
俺もこの前ダイソーで買いましたw
それでさっきふと思ったのですが、「扇」ともいいますよね?違いが気になって検索したのですがしっくり来ず、スマフォに入ってる「広辞苑」で調べたら、

扇いで風を起こして涼を取る具。
また、礼用や舞踊の具とする。
となっていて一方の「扇子」は、
扇子
おうぎ。
とだけ書いてありました(^_^;)
(俺:あれ?そんだけ・・・?)
要は[扇子=扇]で良いのでしょうか?
でもダイソーで買ったレシート見ても商品名は「扇子」と成ってるし・・・。

実際の所どうなのでしょうか?
スッキリ出来る回答待ってます!!



よろしくお願いしますm(_ _)m

A 回答 (3件)

 今は、扇と扇子は区別できないと考えたほうがよいです。

語源を辿ると、昔々はいろいろ違いがあったようです。

 語源的なことは、はっきりとはしていませんが、おおよそは次のようなことだったと思われます。

 日本語の「あおぐ」が漢字の「扇」に当てられ、「おうぎ」と音変化し、手で持って振り、風を送る道具を指すようになりました。道具としては古代中国由来の「団扇(うちわ)」も「扇」でした。それを普段はコンパクトにできるようにしたのが、今の扇・扇子です。

 手で扇ぐ「扇」のうち、固定型の「団扇」に対して区別するのに、折り畳み式を「扇子」と呼ぶようになりました。扇が手で振って風を起こす道具一般を意味できたのに対し、扇子は折り畳み式のみを意味していたわけです。その扇子を、今度は中国が名前をそのままに取り入れるようになりました。

 その後、言葉がいろいろ変化するうちに、「扇」と言えば「団扇」を含めず、折り畳み式の「扇子」のみを指すようになりました。このことは、中国からの文書では、物も名前も日本由来の「扇子」が折り畳み式のみを指していたことも、影響した可能性があります。経緯を知らない日本人は、物も名前も中国由来と思った人もいたでしょうから。

「団扇」という名前は、「扇」を前から「団」が形容しており、「扇子」は「扇」に接尾辞「子」がついたものに見えます(孔子、孫子の「子」はそういう接尾辞)。

 すると、「団扇」は「扇」の中のある種のもので、「扇子」は「扇」を丁寧に言う言葉みたいな感覚になってきます。そういうことが「扇」といえば「扇子」のことになったのを手伝った可能性があります。

 そうであっても、やはり補助的なことであって、言葉一般によく見られるように、偶然にそういう流れになったという面が強いだろうとは思います。
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センシとして輸入された団扇(ダンセン)が、檜扇(ひおうぎ)として日本で折り畳みに変わった、その基本的な古代の上流階級での扇(おうぎ)と、その後輸出入が繰り返され東アジア一帯に展開された今日のようなスタイルの「扇子(センス)」と見て、普通はセンスとウチワで呼ぶのが自然ではないでしょうか。



1.飛鳥期…センシ(扇子)・セン(扇)
従者が扇(あお)いで風を送るための鳥の羽で作った長楕円(五明扇)や丸型の大型うちわ(団セン)と、本人が使う小型の孔明うちわや顔を蔽(おお)う翳(エイ/かざし)など小型のもの(センシ)。

2.平安期…檜扇(ひおうぎ)・蝙蝠(かわほり)
ヒノキの薄板(小端)25枚ほどを金銀の要(かなめ)で止め、上部は白糸で綴(と)じた檜扇と、夏に使う片面に紙張りした蝙蝠。

3.北宋期…センス(扇子):和扇(わせん)・高麗扇(コウライせん)
蝙蝠扇を改良し両面紙張りしたものを明に輸出。
また逆にその改良版が「唐扇(トウセン)」として逆輸入に。

4.室町期…末広、雪洞、鎮折の三形式完成:貢扇(コウセン) :軍配うちわ:都うちわ     
唐扇を日本式に改良し今日的な扇子のスタイルとなった。
それを「貢扇」として明に再度の輸出。
もともとの唐団センを改良した「打ち翳/打ち羽)」で戦の指揮を。京都では差し柄のうちわにも。

5.江戸期…団扇(うちわ)
日本各地で大量に火起こしや消夏の実用品として生産。

参照:王 岩 「扇の発展に見る東アジアにおける文化の伝播と創造」
file:///C:/Users/toshio/Downloads/AA12311615_20100300_1032.pdf
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使う人のセンス次第で使い分ければよろしい。


コンパクトに折りたためるものを扇子と呼んでいるだけです。

扇とは「あおぐもの」なので、広義には「扇」のなかにはウチワも含まれるし、下敷きだってあおぐの専用に使うなら扇と呼んでも使い手の勝手です。
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