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ウクライナ情勢がややこしくなってますが、そもそもなぜソ連が崩壊した時点でロシアとウクライナに分かれたのですか?
政治音痴なのでわかりやすく教えてください。

A 回答 (7件)

元々、ウクライナ人とロシア人は別なんです。

ウクライナ語ってのがちゃんとあるらしいんですよ。私、ウクライナ語って全然知らないのですけれど。
西洋人からすると日本人も中国人も見分けがつかないし、同じ漢字を使ってるわけだから、日本も中国の一部でいいんじゃね?って言い出したら、日本語と中国語じゃ全然違うやろがー!って私たち日本人は思いますでしょう?それと同じです。

そして地続きの国だから、当然「川を挟んでこっちにはロシア人、あっちにはウクライナ人」と厳然と分かれているのではなく、ある程度は混ざり合いながらお互いある程度は先祖代々からその地に暮らしているわけですよね。

ところがウクライナは黒土地帯でいわゆる穀倉地帯なんですね。さらに、石炭もとれて工業地帯もある。黒海にも接している。ロシアにとっては経済的にも安全保障上も非常に重要な地域なんです。だからロシアからすれば本当は独立国家なんかにさせたくないんだけど、ソ連崩壊のときはロシアはボロボロになっていたから、独立するというウクライナを止められなかったのです。
我らがプーチン閣下の下、大国ロシアが復活しつつある近年は、できるものならウクライナなんぞ軍事的に攻め込んでロシアの一部に編入したいというのがロシアの本音でしょう。
ウクライナには経済的なメリットの他に、旧ソ連時代に作られた核ミサイル基地があります。一応そこは現在はロシア軍の管轄ということで国際社会もウクライナも承認していますが、もしウクライナ軍が核ミサイル基地を占拠すればウクライナは核武装ができてしまうので、ロシアはそれを最も恐れていると思います。
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この回答へのお礼

とてもわかりやすかったです。
ありがとうございました。

お礼日時:2014/06/07 17:38

ウクライナとロシアは完全な別の国です。

ソ連という強大な組織(特に領土的野心のつよいスターリン)が独立など認めなかっただけです。
過去からいえばウクライナやモスクワはモンゴル侵攻以前はそれぞれの都市国家があり結束がなかったためモンゴルによって滅ぼされモンゴル領となりました。(キプチャクハン国)
その後、モンゴルの勢力が淘汰され、ウクライナはキエフ公国、モスクワはモスクワ公国ができあがり、ウクライナの西側はリトアニアやポーランドの領土でした。
その後モスクワ公国がロシア帝国となり、いわゆるビサンティン帝国が崩壊しギリシア正教の総本山として力をつけはじめキエフ公国を併合します。そしてロシア帝国は西はポーランド、南はオスマントルコ、東はシベリアへ領土を拡大していきます。その広大なロシア帝国もロシア革命で崩壊し、拡大したロシア領は各民族の国家に分裂しましたが、ポーランド、フィンランドを除きソ連の構成国の一部に取り込まれました。現在のポーランドは東ウクライナも領土とし現在のポーランド領の西側は第二次世界大戦まではドイツ領でした。この現東ウクライナのポーランド領はナチスドイツがポーランドに侵攻した際、独ソ不可侵条約の秘密議定書によりソ連が侵攻しソ連領としたのです。
なのでナチスドイツがソ連に侵攻した当初は現在の西ウクライナは数年前はポーランド領土であったこと、ウクライナ人はロシア人とは別の民族であったことから容易に侵攻ができたのです。
しかし、ドイツ軍はロシア領をドイツ領とする目的があり、当初は協力していたウクライナ人は迫害をうけたため、ウクライナ人は再びロシアに味方することとなりました。
ソ連崩壊後ウクライナは民族がことなり、ソ連構成国でもロシアとウクライナは別の国になっていましたからウクライナとして独立しましたが、政府はどちらかといえば親ロシア政権でした。それはロシアの天然ガス資源を受けるためが最大の原因です。しかし、現在シェールガス革命などで必ずしもロシアの天然ガス資源が必要ではなくなりつつある情勢から親欧米派の政権が誕生したのではないでしょうか。
歴史的背景からみれば、西ウクライナの一部は第2次世界大戦までポーランド領土であったこと、および資源が豊富であることからロシアとの結びつきが薄く、また東ウクライナはロシアに近いことから、ロシア人が多く、現在東ウクライナは西ウクライナの言うことがきけないため、あのような状況になっているのだと思います。
またクリミアは昔はオスマン帝国領土でしたが、南下政策をもくろむロシア帝国とのクリミア戦争でロシアが手に入れた不凍港であり、ロシア海軍にとってそのときからの重要な拠点です。ウクライナが親ロシア政権であれば、租借という形でセヴァストポリなどのロシア軍港を確保できましたがその政権が倒れたことによりロシアとしては不凍港を確保するため、クリミアに軍を派遣したということです。
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この回答へのお礼

おぼろげながら世界史の授業を思い出しました。
地図を片手にもう一度この回答を読んでみます。
詳しくありがとうございました。

お礼日時:2014/06/07 17:39

もともと別の国だったのです。


言語も民族も、宗教も異なります。

その後、社会主義ソ連邦の一員となったのは
よいのですが、ロシア人が入り込み、
迫害され、独立をしたくなったのですが、
勿論許しません。

そういう状況のときに、ソ連が崩壊した
ので、チャンス、とばかりに独立した
のです。
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この回答へのお礼

ずっとわかれたかったわけですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2014/06/07 17:37

 ソ連ト→ソビエト社会主義共和国連邦



 構成国

ウクライナ社会主義ソビエト共和国ウクライナ
白ロシア・ソビエト社会主義共和国ベラルーシ
ザカフカース・ソビエト連邦社会主義共和国1936年連邦解散
ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国 ロシア
1924年ウズベク・ソビエト社会主義共和国ウズベキスタン
トルクメン・ソビエト社会主義共和国トルクメニスタン
1929年タジク・ソビエト社会主義共和国タジキスタンウズベクから分割
1936年アゼルバイジャン・ソビエト社会主義共和国アゼルバイジャンザカフカースを解散
アルメニア・ソビエト社会主義共和国アルメニア
グルジア・ソビエト社会主義共和国グルジア
カザフ・ソビエト社会主義共和国カザフスタンロシアから分割
キルギス・ソビエト社会主義共和国キルギスタン
1940年カレロ=フィン・ソビエト社会主義共和国1956年ロシアの自治共和国に降格ロシアの一部とフィンランドの一部を合併
エストニア・ソビエト社会主義共和国エストニア
モルダビア・ソビエト社会主義共和国モルドバ
ラトビア・ソビエト社会主義共和国ラトビア
リトアニア・ソビエト社会主義共和国リトアニア


 共和国なので沢山国で構成されている国家が、ソビエト社会主義共和国連邦なので

 そのソ連が解散して、単にそれぞれ単独の国になっただけの話→ソ連崩壊


 だから別れた訳でも無く、もともと独立した国家な訳ですね


 同様な国は、

 グレートブリテン及び北アイルランド連合王国  イギリスのことですね


 アメリカ合衆国

 

 ラブ首長国連邦


  エチオピア連邦民主共和国

 オーストラリア連邦

 など沢山ありますは
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この回答へのお礼

そういうことだったんですか。みんな今は別の国になっていますよね。なるほど元々別だったのか。
無理矢理一つにする方がまちがっていますよね。
ありがとうございました。

お礼日時:2014/06/07 17:36

元々はルーシで単一国家でした。


それが元寇で、現在のようになってしまいました。

元々はウクライナ人もベラルーシ人もロシア人も同じ「ルーシ人」です。

その後のキエフ公国でも明らかですが、度々西側に付くんですよ。

ロシア人がスラブ民族を嫌うのも、この元寇が原因です。
日本人が朝鮮人を嫌うのとまったく同じ論理ですね。

ウクライナは、日本で言うところの沖縄です。
元寇の影響は受けずに、移民で漢民族を受け入れた体勢が色濃いんです。
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この回答へのお礼

たとえがわかりやすかったです。
ありがとうございました。

お礼日時:2014/06/07 17:34

ん?元々別の国家です ソ連崩壊時に分かれたわけではありません



ソ連(ロシア)は「連邦」です
周辺のいくつかの国を共同体として統治機構を作る国家です
ウクライナはソ連が崩壊したとき その共同体から離れただけの事
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2014/06/07 17:45

そもそもですが、


ロシアとウクライナは元々別ですから・・・
ソビエト連邦の構成国家として、ロシア連邦とウクライナは別々にあっただけのこと。

だから、ソ連が崩壊したら、それぞれ独立国家になったということです。
ベラルーシもカザフスタンもグルジアも・・・みんな一緒です
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この回答へのお礼

そうなんですね。ありがとうございました。

お礼日時:2014/06/07 17:45

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