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限界利益を算出する時の変動費についてですが、金融費用は変動費・固定費両方ともに含めないものでしょうか。初歩的な質問で申し訳ありませんが、どなたか教えてください。

A 回答 (2件)

こんにちは。



原則は#1の方が述べられている通りです。しかし、金融費用を含める方法もない訳ではありません。

例えば、岡本清著「原価計算」には、損益分岐点分析における営業外損益の取扱として、営業外損益を固定費のに加減する方法を紹介しています。つまり、固定費+営業外費用-営業外損益を固定費として経常損益レベルでの損益分岐点分析をするという方法です(同書六訂版P501) 。ちなみに日商簿記検定試験でこの方法が出題されたことがあります。


更に同書には銀行などが用いる手法として営業外収益を売上高にプラスし、営業外費用を固定費にプラスして損益分岐点売上高を計算する方法も脚注に記載しています。


以上のように、損益分岐点分析の対象が営業利益段階であるとは必ずしも言えません。
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ちなみに原価計算の対象になるのは、


1.全部原価計算制度では、「営業費用(売上原価と「販売費及び一般管理費」)」が対象に、
2.直接原価計算制度では、「変動費」と「固定費」が対象に
なります。

ここに、
営業費用=変動費+固定費 ………A
の関係が成立します。


ところで金融費用は営業外費用ですから、営業費用ではありません。

ということは、Aの等式から、金融費用は「変動費+固定費」に含まれません。つまり金融費用は変動費・固定費両方ともに含めないことになります。
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