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 窪田空穂に「眠らせてあるに堪へなく児が顔をつつきたりきと云ひし人はも」という短歌がありますが、このような詠嘆の終助詞「はも」の読みは一般に「ハモ」と読むのでしょうか、「ワモ」と読むのでしょうか、どちらも可なのでしょうか。

A 回答 (1件)

古い例では『古事記』の中巻の景行天皇の部分に


    「さねさし さがむ(相武)のをぬ(小野)に もゆる火の ほなか(火中)に立ちて 問ひし君はも」の歌があります。

    問題の音は[波母」と万葉仮名で記されています。これは奈良時代に書かれた物ですが平安時代に、下記の「ハ行転呼」の音変化で、語中の h が w に変わります。ですから今は「わも」でしょう。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E8%A1%8C% …
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この回答へのお礼

 「ハ行転呼」は新知識でした。納得できました。ありがとうございました。

お礼日時:2014/06/21 21:52

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