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日本の消しゴムは、一般的に外国製とは比べものにならないほど、消しやすい商品ばかりです。これは、日本と外国の文具メーカーの開発の力量差ということですか?

A 回答 (1件)

 消しゴムもそうかもしれませんが、鉛筆がすごいそうですよ。

アメリカの製図にかかわる人は、同僚の日本人が日本に一時帰郷するときなど、ごっそりと買ってきてくれるよう頼むそうです。

 「じゃあ、鉛筆を輸出したら儲かるか」と思うと、1本1ドルだの2ドルだのの鉛筆を買う需要がないんです。ごくごく一部の人にしか売れない。

 ということで、メーカーの力量というよりは、むしろ、消費者の要求度の違いだと思います。

 消費者が「この程度消えれば問題ない」「なんで高いほうを買う必要があるのか」と思えばメーカーはそれ以上のものを作ろうとはしません。

 昔を描いたアメリカ映画で、タイプライターを打つシーンがあったら見て下さい。紙なんて、斜めに差し込んで、タバコを口にくわえて平然と打っていますから。実におおざっぱ。彼らにすれば、消し残しがあるなんて当たり前のこと。気にする必要がないのでしょう。

 じゃあロケットやコンピューターなどは作れないのか、というと、キッチリ作るわけですから、よく消える消しゴムだって作ろうと思えば作れるんだろうと思いますよ。

 ただ、ロケットやコンピューターは高額になっても需要があるが、良く消える消しゴムには高額になると需要がない、という違いだけだろうと思います。

 そういえば、いろんなことでランキングを決める番組で、しるっく姉さん?という愛称の北欧の女性が、日本のアイデア文具(封筒の封をする糊をつける器具)を賞賛していました。日本人は機能的なものが好きで、そのためならお金を払うんですよ。
 
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この回答へのお礼

なるほど!!
消費者の要求度の違いとは、思いつきませんでした!
ありがとうございます>_<

お礼日時:2014/06/27 06:17

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