A 回答 (9件)
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No.8
- 回答日時:
>「色即是空:世の中は 義無し。
空即是色:義無きを以って 義とす。
こう語っています。
この生き方は 長い目でみれば あなたの健康と長寿につながり またゆたかな生活をおくるちからを有している。こういう利益があります」
「長い目でみれば」が、ポイントですか?
(長い目で見れば、100億年だって「一瞬」ですか)
No.7
- 回答日時:
前の回答者さんたちの意見を参考にさせてもらいながらで恐縮ですが、まず有がないことが無で、有という枠の中で縁起というものがあって、それが「色即是空空即是色」という‘表象(色)‘と表に出てこない相互作用も含めた真相の範疇に入るような‘見えないもの(空)‘が混然一体となって移り変わっていくという言葉になっているのではないでしょうか。
ひょっとしたら‘無‘とは相互作用すらない状態で‘空‘とは見えない相互作用のある状態ととらえていいのではないかと思いますがどうでしょう?
No.6
- 回答日時:
こんにちは。
★ この世は無でも有でもなく、その中間の空であるという者が現れました。 / これを中道と言うらしい。
☆ その著者であるばか‐はげさんが お忙しそうでお答えにならないようなので 代わってお答えします。
まづ その理解は 誤解です。
いちばんの問題は 《中道》は 《中庸》ではなく《中間》でもないという点です。
道に中(あた)るという意味が もともとの意味です。つまり 人の道です。
経験世界における《有る・無い》をひっくるめた全体を捉えて コトに当たる。そしてそれは 情況に応じてふさわしい方策を考えこれを採るというかたちになります。
全体に行き渡った内容の政策もありましょうし かえって一面に片寄った内容をよしとして採用する場合もある。あるいは 極論によるほうがよかったり 右よりも右あるいは左よりも左といった過激な革新的方策をよしとする場合もあります。
――これが 具体的に例示した中道の行き方です。
思想についても 同じことになります。
有る・無いで認識する相対性の次元を全体として捉えるというなら それを超えたところに視点を置く場合もありますし 一般には その高次の次元をもむしろ人間というそれとして低次の次元において受け容れるという・そういう人間の視点を採ります。
この高次の視点――つまりこれが 《シューニャター:空》の次元です――を人間の内面に採り入れる。これが 空観であり 中道の行き方です。
*
色即是空空即是色は むしろ
心(受想行識)即是空 空即是心(受想行識)
と捉えると分かりやすい。いかに意志が強く心が定まっているとしても これは シューニャターつまり空っぽだと見た。そういう言葉で捉えた。つまり うつろいゆかざるを得ないのだというわけです。残念ながら いづれは朽ちて行くというわけです。
しかも この空っぽだと見た心や意志も 有無を超えた空観に立つならば それとして 経験事象において現象している。ここで・つまり この仮りの世界を終の棲家として ひとは生きるのだ。ここでこそ中道を生きるのだ。
――こう言っています。
色即是空:世の中は 義無し。
空即是色:義無きを以って 義とす。
こう語っています。
この生き方は 長い目でみれば あなたの健康と長寿につながり またゆたかな生活をおくるちからを有している。こういう利益があります。
No.5
- 回答日時:
ご利益というと、どういう意味で使われているのでしょうか。
僕は、説く人がそこに何かを見出だしているのなら、それはそれでいいと思います。
下の方が、竜樹の中論を引き合いに出しておられますが、あなたはいまいち腑に落ちないのでしょうか。
僕も理解はしましたが、それを否定した違う考え方もあり得ると感じました。
ご自分の哲学を極めるということはされないのでしょうか。
>ご自分の哲学を極めるということはされないのでしょうか。
よくぞ訊いてくれました。
もちろん我が人の道の哲学(有瑠慶本願)を極めておるよ。
有瑠慶本願
南無偉大也理有瑠慶
有瑠慶此即万物根源
有瑠慶此即宇宙法則
有瑠慶此即唯一絶対
有瑠慶此即全知全能
有瑠慶此即無辺無際
有瑠慶此即恒常不変
有瑠慶此即不生不滅
有瑠慶非信非拝非願
有瑠慶可能感可能解
無一切神唯除有瑠慶
嗚呼偉大也理有瑠慶
アルケー本願
アルケーの神は偉大である、
アルケーの神は万物の根源である、
アルケーの神は宇宙の法則である、
アルケーの神は唯一絶対である、
アルケーの神は全知全能である、
アルケーの神は永遠無限である、
アルケーの神は永遠不変である、
アルケーの神は永遠不滅である、
アルケーの神は信じるためのものではない、拝むためのものでもない、願うためのものでもない、
アルケーの神は感じることの出来るもの、理解することの出来るものである、
アルケーの神を除いて如何なる神も存在しない、
アルケーの神ほど偉大なものはない。
No.4
- 回答日時:
無と有の間に中間は無いよ。
無限と有限の間にも中間は無い。これは数学で証明されている事です。あんたがなんと主張しようとも。
>無と有の間に中間は無いよ。
誤解のないように、我が人の道の考えをここではっきりと示しておかねばなりませぬ。
無と有の間に中間はありません。
中道とは風見鶏のよーなもの。
中道を行くとは何らの思想も理念も持たず、まるで風見鶏のよーに東から風が吹けば東に、西から風が吹けば西に向こうとする畜生の類に他ならない。
中道を行くなどとほざきつつ何の理念も持たず、つい最近から与党政権の中に紛れて居座っておる宗教政党が存在するのを考えれば分かることである。
No.3
- 回答日時:
大乗仏教の理論的な基礎を作ったナーガールジュナ(竜樹)に「中論」という本があります。
ナーガールジュナのいう「中」とは「空」のことです。
あるのでもない、ないのでもない、あるようであり、ないようでもある、その中間だから「中」。
「中」は「空」であり、したがって無とは違います。
無とは有があって無であり、相対的です。
ナーガールジュナのいう「空」とは「縁起」のこと、実体の否定です。
すべては相衣相関、因果的に結びついているだけで、実体はない。
だから「空」であり「中」です。
ナーガールジュナの「中論」を読んだことがありますか?
大乗仏教の考え方がよく分かります。
「空」とは、存在の否定ではなく、存在そのまま、ありのまま、という意味です。
存在しているそのままが「空」なのです。
「空」とは存在の根拠がないということ、存在している理由がないということ。
私たちの世界は根拠なく、理由なく存在しているのです。
すべては「縁起」の世界、実体のない世界です。
「空の論理」というのをご存知ですか?
大乗経典の中に華厳経というのがあります。
その華厳経に大乗仏教の「空の論理」が述べられています。
「山は山ではない、ゆえに山である」
「仏は仏にあらず、ゆえに仏なり」
「生死は生死にあらず、ゆえに生死なり」
西欧の同一性の論理、有の論理とは違います。
有の論理とは、
「山は山である。ゆえに山である」というもの。
ナーガールジュナの「中論」にはその華厳経の「空の論理」が詳細に述べられています。
ぜひ、読んでみてください。
>「山は山ではない、ゆえに山である」
「仏は仏にあらず、ゆえに仏なり」
「生死は生死にあらず、ゆえに生死なり」
どうして蜜柑は蜜柑なのでせう
どうして蜜柑の実がひつそりとつつましく
中にはいい部屋を揃へてゐるのでせう
どうして蜜柑は葡萄でなく
葡萄は蜜柑でないのでせう
どうして目の前に蜜柑が有るのでせう
どうして林檎ではなく蜜柑なのでせう
どうして蜜柑は甘いのでせう
どうして大根は辛く、梅は酸っぱいのでせう
どうして私は私なのでせう
どうして心臓が音を立て休むことなく
私の胸の中で動いているのでさう
どうして自分は他人ではなく
他人は自分でないのでせう
この世は全て見た通り、聞いた通りの世界だからです。
この世に有るものは現に有るのであり、禅問答など無や空について考えても無駄なのです。
さて、どうします。
No.1
- 回答日時:
人の道様、こんばんは。
そのように問われると、
「自分の意識に上らない(知らない)こと(のほうが、多い)」
というのが、「空」なのかな、とか。
(でも、それでは、「あまりにも非力」な感じが)
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