「一気に最後まで読んだ」本、教えて下さい!

三宅和司さんの「抵抗 & コンデンサの適材適所」 という本に記載の「等価周波数」という言葉がよくわかりませんでした。

出てきたのは以下の部分です。
「多少、考え方は違うのですが、信号を運ぶケーブルやプリント・パターンにも、その形状や素材によって決まる固有のインピーダンスがあります。出力-伝送線-入力の各インピーダンスが違うもの同士をつなぐと、信号反射によって元の波形はひずみ、誤動作を引き起こすことがあります。信号反射はエッジが鋭く、等価周波数の高い信号ほど顕著になります。」

等価回路というのはわかるのですが、「等価周波数」というのはどういうものなのでしょうか?

A 回答 (4件)

>信号反射はエッジが鋭く、等価周波数の高い信号ほど顕著になります。



 普通「等価周波数の高い信号」という表現は使いませんが、意味合いとしては「信号に含まれる高調波成分が多い」と言うことだと思います。ここで言っている信号は矩形波を指しているようです。矩形波の場合、立ち上がり、あるいは立下りの部分をエッジと言います。このエッジが鋭くなればなるほどその信号に含まれる高調波成分の高い周波数の成分が多くなります。これを等価周波数と筆者は言ってるんでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

> 「信号に含まれる高調波成分が多い」と言うことだと思います
勉強になりました。

お礼日時:2014/07/11 08:25

>信号反射はエッジが鋭く、等価周波数の高い信号ほど顕著になります。



エッジの鋭い信号とは立ち上り/立ち下り時間の短い信号のことですが、
この時間からおおよその周波数成分feを計算できます。

fe≒0.35/tr,tf [Hz]

  tr:10%-90%で定義された立ち上り時間[秒]
  tf:10%-90%で定義された立ち下り時間[秒]

例えば、trが1nsの信号には350MHZの高周波成分が含まれていると概算できます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

周波数成分の式、勉強になりました。

お礼日時:2014/07/11 08:28

>「…信号反射はエッジが鋭く、等価周波数の高い信号ほど顕著になります。




「定義」なし…だとすると、文脈から邪推してみるしかなさそうですネ。

参考 URL の pdf は TT electronics の Application Note 。

その2 ページ目に、
 The equivalent sine wave frequency of a digital signal (f_knee ; the knee frequency) …
という記載があります。

何やら、この knee frequency らしく思えますが、ハテ?


  

参考URL:http://www.irctt.com/pdf/HiSpeedigital.pdf
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

リンク情報参考になります。

equivalent sine wave frequency

等価の正弦波周波数と訳しているような感じなのでしょうね。

お礼日時:2014/07/11 08:27

>等価周波数


そんな言葉はないので、どういう意味かは書いた人に聞かないとホントのところはわかりませんが、
おそらく、信号に含まれる周波数成分のうちでシステムの動作に重要なもの(その周波数成分が鈍るとシステムの機能に影響があるよあな周波数成分)くらいの意味ではないですかね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

やはりこういう言葉はないのですか。
作者が勝手に定義したものなのでしょうね。
索引にも記載されていませんでした。

お礼日時:2014/07/11 08:26

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