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外国には文字をきれいに書くために練習する習慣はあるのでしょうか?
ある日、アメリカのドラマを見ていたとき履歴書を作成するシーンがあり、
「アクアマリンの●ポイントがいい」なんて台詞が出てきて、
調べてみると履歴書は手書きじゃなく印刷が主流のようです。

日本でも手書きをする習慣は減っていますが、文字はきれいな方がいいという考え方があると思います。
年賀状のシーズンには「文字をきれいに書く」ための本がたくさん売られていますし、漢字やひらがなだけでなく、英文も美しく書けるようになる本も発売されています。

アメリカのAmazonで検索すると、「文字を覚えるために手書きで練習する」子供向けの文字の練習帳は売られています。

「文字をきれいに書くために練習する」というのは日本独特の習慣なのでしょうか?
アメリカだけでなくてもかまいません。
ドイツ、フランス、中国、タイ、韓国等ご存知の国で結構です。
ご存知の方教えてください。

A 回答 (5件)

    在米で子どもを育てた者です。


1。昔はペンマンシップといって、奇麗に書く練習をしたそうですが、今学校では、そういう授業はありません。しかし人に読めない時は意味がないので「きれいな字」は目的ではないが「読める字」は大切なようです。

2。  専門に字を書くのはカリグラフィーと言って、結婚式の招待状、等を手がける人は、います。ただ日本の「書道」とは少しおもむきが違います。こんな調子です。
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この回答へのお礼

カリグラフィーがあるというお答えがとても参考になりました。
確かに書道とは違いますが、文字で美を表現していますね。
参考にさせていただきます。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/07/13 10:20

外国には文字をきれいに書くために練習する習慣はあるのでしょうか?


「文字をきれいに書くために練習する」というのは日本独特の習慣なのでしょうか?

外国ににも文字をきれいに書く習慣がありますか?

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ドイツから報告します。

州により若干異なりますが、平均的に言って、小学校1年生の後半か
あるいは終わり頃から、筆記体の練習が始まります。まずは、活字体
を筆記体で書けることが重要ですので、きれいか、どうかは問題にな
りません。

その次の段階で「読める文字」か「上手な文字」が出てきますが、いずれ
にしても、「書く練習」はありますよ。「日本独特」ではないと思います。
昔は、書き順まで指定されていて、それを口で言いながら練習したもの
だという話をよく聞きますが、現在ではそこまではないようです。

大体の感じで言うと、女子生徒の文字のほうが男子生徒の文字よりも
いくぶん丸みを帯びており、一見して「女文字」というのが分りますし、読み
易いのが多いという印象を私は持っています。


きれいな手書きの文字が一目置かれるのは、世界中どこでも共通のこと
ではないでしょうか。

ただ、「芸術的な文字」である「書道」と「装飾的な美しい文字」は違いが
あると思います。
カリグラフィーはギリシャ語からですが (カロス:きれいな、美しい、
グラフィェン:文字)、中国や日本での「書道」も同様にカリグラフィーと翻訳
されますが、これは少し違うでしょう。

特に、アラビア語でのコーランの装飾文字や、そこから引用された名句を
美しく書き表すこともカリグラフィーとよばれます。これは画像一般が偶像
崇拝につながるおそれがあるところから、キリスト教の聖書のように、中に
場面の絵や挿画をページの中に印刷できない事情があります。
そこから、できる範囲で、聖なる言葉を精一杯飾って書くことが背景にある
ようです。ですから、アラビア世界のカリグラフィーは大変装飾的です。

印欧文字にも当然カリグラフィーは伝統としても、また現在もあります。日本
式に言えば「表彰状」などの儀式的なものなどは、いまでも装飾的な文字で、
書かれています。「きれいに書く」「美しく書く」ことは、生きています。

日本の場合は、かな草書から漢字の隷書、楷書、草書などジャンルがあり
ますし、それらは単に装飾的ではなく、「美的」であることが重要視されてい
ると思います。やはり違いを感じます。

ドイツでも近年、履歴書はほとんど手書きは見られませんね。ですから本人
の手書きが上手か下手かということは履歴書では判断できなくなっています。
いずれにしても、日本のように「毛筆」での練習はまったくあるわけもなく、ひ
たすらペンやボールペンでの手書きになりますが、「練習」は学校でそれなり
にあります。成績表にもそれについて言及される場合もあります。
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この回答へのお礼

とても詳しい説明ありがとうございます。
こんなに長文のご回答をいただけて光栄です。
ドイツでは筆記体の練習があるんですね。
たしかにきれいな文字の方が惹かれます。
日本も外国も芸術的か装飾的かで違いはあるものの、「きれいに書く」「美しく書く」というのは同じですね。
kakurekiri様のご回答で文字の奥深さに触れることができました。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/07/13 20:43

英語圏の人にとってアルファベットはただの記号なので、綺麗に書くと言う考えは無いことが多い、と聞いたことがあります。

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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2014/07/13 20:14

英語ですと既出のカリグラフィーというのがあります。

カードに書く美しい字体のような感じなのでしょうね。

あと聞いたことがあるのはアラビア語の書道みたいなものがあるそうです。日本では「アラビア書道」と呼ばれているようです。

ペルシャ語(イランなど)のもあるんでしょうかね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B9% …

中国は書道があるし、書家もいます。テレビで見ただけですが、、、
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この回答へのお礼

アラビア書道は初めて聞きました!
カリグラフィーのように文字を装飾したようなかんじですね。
貴重なご意見ありがとうございました。
中国に書道があるのも勉強になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2014/07/13 17:40

メキシコ人です。

 
ABCの筆記体を使用できる最終年齢がわたし(69歳)くらいかと。筆記体って読めても、実際に書いている人などいないです。幼稚園や小学校の低学年では字の書き方も授業のんかにありますが、あくまでも、誰でも読める字の書き方で、美しいとかはまったく考量はされません。

履歴書なんかも、昔はタイプ打ち、今はPCを使用で、手書きなど50年前くらいに姿を消しています。昔は小学校の3年くらいになると、手で書くからタイプを使用、家族に最低1台のタイプ・ライターがあったものです。いかに正確に早くタイプ打ちができるかが重要でした。

私もPCを使ってこうして日本語を書いていますが、これを手で書けと言われたら、もう両手あげて降参です。亭主の戸籍謄本なんかも、昔は手書き、それから和タイプ、今ではPCで記載と変わっていってるので、日本の字の書き方教育もすたれていくことと思います。
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この回答へのお礼

メキシコの方からご回答いただけとるとは思っておらず、本当にありがとうございます。
手書きの習慣がここまで薄れているとは知りませんでした。
とすると、日本はまだまだ手書きの習慣がある方なのかもしれませんね。
参考にさせていただきます。
ありがとうございました。

お礼日時:2014/07/13 10:47

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