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銀行が保有している株式は直接金融なのでしょうか、
それとも間接金融なのでしょうか?
分かりやすく教えて頂けると嬉しいです。

A 回答 (1件)

直接金融です。



直接金融とは、証券取引上等を通して投資家が金銭又は現物を企業に出捐し、その対価として株式(有限会社なら持分)を受け取ることを言い、企業に返還義務はありません。
間接金融とは、借入金や社債を指し、企業には返還義務があります。企業が銀行から借り入れた場合、その金銭は実質的には預金者のものです。つまり、出捐者と企業との間に銀行が入っているため、「間接」と言われるのです。

図解すると以下のようになります。

直接金融
出捐者ー企業

間接金融
出捐者ー銀行ー企業

ここでcyatoran0909さんの質問の銀行が保有する株式ですが、銀行ー企業というつながりを見ると一見間接金融のようにも思われます。
しかし、銀行が一般投資家から株式を購入した場合を考えて見ましょう。銀行の保有する株式が間接金融だとするならば、同じ株式でありながら、一般投資家が保有する場合は直接金融、銀行が保有する場合は間接金融となり、論理矛盾が生じます。
故に、株式=直接金融、債権=間接金融という結論になります。

※上記はあくまで、用語としての直接金融・間接金融の意味です。銀行の保有する株式の払込金の源泉は預金者ですから、本質的には間接金融であるとも言えるかと思います。
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この回答へのお礼

そうですよね。個人と企業との間に銀行が入ることを考えると、それだけで間接金融であると言えてしまいますね。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2004/05/30 02:11

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