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一般的に「明らかなように」という表現をされることがあります。

「ように」を辞書で引くと

〔助動詞「ようだ」の連用形〕
⇒ ようだ(助動)

とありました。

「だ」は(助動)とあります(助動詞のこと?)ので、今度は「ようだ」を引きました。
するとたくさんの意味がありした。
http://www.weblio.jp/content/%E3%82%88%E3%81%86% …

しかし、この中のどの意味にも、「明らか」とくっつけるのは適切ではないような気がします。
明らかというのは明確などの意味ですから、「ようだ」のもつ「不確かさ」や「断定を避ける」意味を現すのとは反対語です。

「この図をみれば明らかなように」「明らかにおかしい」などという表現もよく使われますが、厳密に考えると反対語が含まれていることになります。この言葉は学問的に間違っているのでしょうか?

A 回答 (7件)

明らか=言葉の意味では確かに確定です。


日本語は、最後の言葉がカギを握ります。
動詞、「す」る、「し」ない、語幹の意味より、活用語尾により、意味は逆になっていますね。
明らか、より、確定を使えば、確定した、といえば確定ですが、確定していないとも言いますね。
>「この図をみれば明らかなように」「明らかにおかしい」
別に反対語でもないとおもいます、否定はしていても・・・。
反対語の意味を再検討してみては・・・・。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>日本語は、最後の言葉がカギを握ります。

なるほどです。ひとつ学びました。

お礼日時:2014/07/21 00:09

 「大辞林」の説明の 


 
(1)不確かな断定の意を表す。 「病気で入院していたので,だいぶ仕事がたまっているようだ」 「足にけがをしたというが,大したこともないようだ」

(2)断定を避けて,遠まわしに判断を述べる。 「犯人は近くにひそんでいるようだね」 「だいぶ顔色が悪いが,どこか具合がよくないようだ」

 のどちらかの意味で使われているのでしょう。「明らかだ」に対して「明らかなようだ」というのは、正反対であるとは思えません。
 世の中の事象にはあまりも不確定要素が多すぎます。そいう時や、判断の基準がはっきりしていなかったり、感覚的なものが左右する場合、日本語では「ようだ」「そうだ」「らしい」「(わたしは)と思う」などで断定を避けています。数値を基準にするというルールがあれば断定は可能ですが、一般には断定を避ける言い方が多いと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

一つの言葉としてみるとき、いろいろな意味が含まれていて、一見反対語同士なのに矛盾することなく使われているのが日本語なのでしょう。

お礼日時:2014/07/21 00:11

指定サイト、5番の「行動の基準や目標・目的などを表す」に該当する。



つまり、「明らかなように」は、「明らかにされたように」、または、「明らかにされているように」の省略形と考えれば、誰かが「明らかにした(する)」という「行動」を示している。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

-----------------
5番

(多く「ように」の形で)行動の基準や目標・目的などを表す。 「時間におくれないように家を出た」 「テレビを見すぎないように注意しましょう」

-----------------
5番でもまったく不自然じゃないですね。

>「明らかにされているように」の省略形

すでに明らかにされたものがあるということを指し、別のことの基準として例にする、ということでしょうか。

お礼日時:2014/07/18 09:19

「婉曲語法(婉曲法)」という語法でわざと断定を避けて聞えを柔らかくする目的です。


実際には「あきらかだ」と考えているわけですが、見ず知らずの他人にそのように自分の考えを押し付けることは慎みが無いとか偉そうな奴だとかいう印象を避けたい場合に使われます。
http://www.weblio.jp/content/%E5%A9%89%E6%9B%B2
https://www.google.co.jp/search?q=%E5%A9%89%E6%9 …

逐語的な解釈(言葉どおりの解釈)にこだわっているとかえって意味を間違ったり、コミュニケーションがうまく行かなくなる場合があります。婉曲語法は外国語にもあり日本語だけの現象ではありませんから言葉に本来必要な機能なのだと*思われます。

※上の文章で使っている「思われます」も実際には「なのだ」と私は考えているのですがそれを押し付けるのは失礼だと考えるのでそのような語法を使いました。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

納得です。
コミュニケケーションにおいての言葉なのですね。
「思われます」も同じように、「消極的な主張」ですね。

お礼日時:2014/07/17 16:41

「明らかな」は、はっきりしていて疑う余地のないこと。


ここに「ようだ」をつけると、不確定ではっきりしないことの意味だから「明らか」の反対語ではないかとの推測が立つ。しかしながら、ここに「ようだ」を持ってきた根拠は
「明らか」と言われている事象について、自分自身は未経験だったり、自分が実証したわけではないので
「明らか」だと思うと言う意味になり、「明らかだ」と断定する言い方に比べ、「明らかだと思う」または「明らかと言えることができる」のように決して「明らか」を否定した言葉にはならないから反対語としての採用ではなく、日本語の持つ湾曲表現により、事象を曖昧にしておいた方が、かどが立たないという部分だと思います。

「明らかなようだ」の「ようだ」が反対語ならば
はっきりしていて疑う余地がないのだけれど、そこまで主張する自信はないみたいな意味合いになるはずです。つまり、明らかだと言われてはいても私にはわからないと言う意味合いになるでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

なるほどと思いました。

いかにも日本人らしい表現ですね。

お礼日時:2014/07/17 16:39

6番の用法は?

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

6番「願いや希望,依頼や軽い命令などの意を表す。」

「明らかなように」=「明らかにしてほしい」

ちょっと違う気がします。

お礼日時:2014/07/18 09:20

明らかに、AとBは違うように、CとDも…


AとBが明らかに違うように、CとDも…
みたいな感じでしょうか。
同類の物事をあげて,その性質・状態などについて述べているのだと思います。

明らかにおかしい、というのも
以前と違ってはっきりと違う。おかしい。 みたいな感じでしょうか。
断定を避けて,遠まわしに判断を述べているのかも?

学問的におかしいかどうかは分かりません…

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

>断定を避けて,遠まわしに判断を述べている

についてであるのでしたら

>はっきりと違う。おかしい。

とは矛盾しています。前者は曖昧、後者は断定であるからです。同時に

>同類の物事をあげて,その性質・状態などについて述べている

についても、「明らか」を用いることによって性質・状態が「明らかになる」ということでしたら、これも強調するために使うということになりますが、これも矛盾しています。

補足日時:2014/07/17 15:36
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