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馬が足を骨折すると、生命に影響して回復することがないから薬殺するのだと聞いたことがあります。
 これはどういう事でしょうか。人間のような骨折治療はできないのでしょうか。理由を科学的に教えてください。

A 回答 (5件)

馬術をしていた頃、自分の担当の馬が骨折し、


薬殺された経験があります。

人間は骨折した場合、その箇所を固定し、
安静にしますが、
馬は痛がって、その足を振り回します。
小さな骨折でしたら、それでもくっついてくれますが、
大きな骨折ではそうもいきません。

テンポイントという名馬が骨折したとき、
何とか生かしてやろうと、大医師団を組んで最良の手術を施し、
馬を腹で吊すことによって、患部への負担を軽くしようという名案も
考え出されましたが、今度は吊した腹の皮膚が炎症をおこすなど、うまくいきませんでした。
結局、蹄葉炎で死亡しました。

テンポイントで、検索するといろいろな方が書いているようです。
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馬の骨折で折れやすい場所は人間でいう所のスネが多く他の動物から比べて筋肉などが少なく無防備と言われています。


ですので少しの切り傷でも傷口から雑菌等が入り骨折しなくとも残念な結果になることも多いそうです。
骨折の程度では治療をして再度競走馬として復帰する事もありますがやはり程度によって薬殺と言う事もありますね。

足が一本少ないだけでも残りの足に負担がかかりますしサラブレッドは品種改良を重ねた事が原因でとても弱い動物になってしまいました。
例え座って静養しても寝床と皮膚が長時間触れているとそこから皮膚炎なども併発するそうです。
この場合上から馬を吊り上げて足に負担がかからないようにする方法もあるそうです。

正直ビジネスと言う面から考えると馬を治療すると言う事は相当な金銭負担があります。
出来るだけの治療をしても走ることが出来なければ競走馬はおろかビジネスの素材としては無駄と言う事になります。
有名場であれば走れなくとも歩行が出来れば種付け馬として余生を送れますがそうではない馬は処分ですね。
「役に立たない物は処分」これが競馬の現実です。
例え人工的な良い物が開発されてもお金にならないものは役に立たないんですよ競馬ってやつは・・・・・

私も競馬は好きでしたが牧場経営の人の話を聞いて競馬が嫌いになりました。

「無理に走らせて馬がかわいそう」と言う話があります。
「馬は走らないと死んでしまうから競馬は丁度良い」と言う話もあります。

ただ言えるのは走らないと死んでしまう馬になったのは人間の責任もあると言うのも事実です。
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骨折による愛馬の射殺は昔から映画の一場面としてよく知られています。

中には安楽死をテーマとした映画も作られています。このように骨折による安楽死は古くからのテーマですが今日でもまだ解決策はないようです。
特に競走馬の場合はガラスで出来たような極限まで走ることに適したスリムな脚なので一旦骨折すると体重を支えることが出来ず惨めな自然死か安楽死かの選択肢しかないようです。将来実用的な人口脚でも開発されるまで安楽死は続けられるでしょう。

余談ですがアメリカの南西部や中南米の平原、草原に住むプレーリー・ドッグ(地中に穴を掘って住むリスの一種)やその仲間は、開拓民が進出してきたとき、農場化された草原で穴によって骨折する馬や牛が多かったため、おびただしい数のプレーリー・ドッグが毒殺され現在では保護区に住む程度まで激減しています。アメリカでも中南米でも農民が馬や牛を骨折で失わないように先住小動物を絶滅近くにまで追い込んだ例です。
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 競馬などで骨折すると、「予後不良」と診断され薬殺による安楽死処分をする事もありますが、軽い骨折なら治療を行い再びレースにも出ますし、勝つこともあります。



安楽死処分する場合は、粉砕骨折など重度の場合で、体重の重い馬は治療しても蹄葉炎などを発症し、結局死に至ることから苦しまずに安楽死させているようです。

 馬以外でも体重の重い動物が骨折した場合は、安楽死処分することもあることを動物園の人が話していたのを昔聞いたことがあります。

「骨折」「脚」「安楽死」をキーワードで検索すると、ヒットしますので科学的説明はそちらの方で・・・。
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骨折の具合にもよりますが、重度の骨折の場合、体重が重い馬の場合には、残りの足で体を支えることができずに他まで腐ってしまうことがあります。



なので、安楽死させられると言われています。
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