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別の人の質問にありましたが、
「大変お恥ずかしいのですが」という言い方があります。
これは「恥ずかしい」を名詞とみなして「お」がついているのでしょうか。

A 回答 (7件)

名詞に限って「お」を付ける,形容詞には「お」を付けない


という規則はない。
と理解しています。
 
 
たとえば,
形容詞(イ形容詞)では,
お若い
お古い
お懐かしい
お親しい
お早い
お安い
お見苦しい
など,たくさんの用例をあげることができます。
 
 
形容動詞(ナ形容詞)でも同様ですが,
これを質問者様は名詞とお考えのようですね。
用例:
お静か
お賑やか
おきれい
お見事
など,たくさんあります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かに形容詞に「お」がつく例はたくさんありますね。

お礼日時:2014/07/24 12:55

「お恥ずかしい話」の省略と考えてもよさそうですが、フツーに形容詞「恥ずかしい」に「お」がついたものでよいのでは。



 詳しくは下記をご参照ください。
【「お恥ずかしい」の「お」】教えて! goo
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3054. …
 以下は一部の抜粋(重言)。
 今回の話がややこしいのは、形容詞の「お恥ずかしい」が「お恥ずかしい話」の省略ともとれること。接頭語の「お/ご」は名詞か動詞につくことが多く、形容詞につく例は少ない。とくに謙譲語は少ない。「恥ずかしい話」の省略と考えるなら、「お恥ずかしい話」は名詞につく「お/ご」と考えるのが簡明。自分の話なのでよくある謙譲語と考えてよいだろう。
 問題は形容詞と考えた場合。
 大前提として、「恥ずかしいです」を許容するか否かが悩ましい。本意ではないが、「許容」するしかないだろう。
【57定番の質問──「形容詞終止形」+「です」 うれしいです うれしかったです】
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n294195

 敬語の問題と考えると骨が折れる……と考えたが、意外な(←オイ!)ところに活路があった。
http://kotobank.jp/word/%E5%BE%A1%E3%83%BB%E9%98 …
================引用開始
大辞林 第三版の解説
お【御・阿・於】

( 接頭 )
〔「おおみ(大御)」が「おおむ(おおん)」「おん」を経て「お」と転じてできた語〕
(1)名詞に付く。
(ア)相手や第三者に対する敬意とともに,相手のもの,相手に関するものであることを表す。 「あの方の-帽子」 「 -子様」
(イ)丁寧の意を表す。上品に表現しようとする気持ちをこめても用いる。 「 -茶」 「 -しるこ」 「 -値段」
(2)(「阿」「於」とも書く)女性の名前に付けて,親愛感を添える。 「 -菊」 「 -富さん」
(3)動詞の連用形・名詞に付く。
(ア)「なさる」「になる」「遊ばす」「くださる」「いただく」「だ」などの語を伴い,その動作の主に対する敬意を表す。 「 -いでなさる」 「 -世話になる」 「 -読みあそばす」 「 -書きくださる」 「 -越しいただく」 「社長が-呼びだ」
(イ)和らげた命令表現をつくる。目上には使わない。 「 -黙り」 「そう-し」 「早く-はいり」
(ウ)「する」「いたす」などの語を伴って,自分の側の動作について,動作の及ぶ相手に対する敬意を表す。 「かばんを-持ちいたしましょう」 「御注文の品を-届けに上がりました」 「先生を-呼びする」
(4)形容詞・形容動詞に付く。
(ア)丁寧・上品に表現する。 「 -暑うございます」
(イ)相手や第三者に対する敬意を表す。 「さぞ-さびしいことでしたでしょう」 「 -きれいでいらっしゃる」
(5)(ア)(尊敬の表現を裏返しにして)皮肉やからかいの気持ちを表す。 「 -高くとまっている」 「とんだ-荷物をかかえこんだ」 「 -えら方」
(イ)謙遜・卑下の気持ちを表す。 「 -恥ずかしゅうございます」 「 -粗末でした」 → ご(御)
================引用終了

〈(5)(イ)謙遜・卑下の気持ちを表す。〉と考えるのが簡明だろう。辞書の記述を見る限り、形容詞にも名詞にもつく。
 ツッコミどころはあるが、とりあえず典拠になりそう。
 敬語の話はほとんどの場合辞書をひいてもラチがあかない……と考えていたが、こういうこともあるのね。

 以下はほぼ余談。
 ↑で〈敬語の問題と考えると骨が折れる〉と考えた理由。
 敬語の問題というアプローチだと、「お/ご」は下記のようになる。
【「おうち」と「お話」についての質問です】
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8680207.html
(以下略)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
「お」、「ご」の使い方に色々あることがよく分かりました。

お礼日時:2014/07/24 15:39

「恥ずかしい」は心情表現特有の形容詞です。


この場合のように、「自分の」+「心情を表わす語(=心情形容詞)」に付けて、謙遜・卑下の意を込める、いわゆる謙譲語Aの用法です。

形容詞なので、もともとは「恥ずかしゅうございます。」「お恥ずかしいことでございます。」といった言い方なのですが、今日では「お恥ずかしい限りでして…」「お恥ずかしい話ですが…」など副詞的に付け加える修飾語的用法が無理がないでしょう。

言い切りでの「お恥ずかしいです」では「形容詞+です」の簡略話法と、相手に敬意を表わす接頭語「御(ゴ/お)」との丁寧さのバランスが取れません。
せめて「お恥ずかしいことです。」「お恥ずかしい限りです。」「お恥ずかしい次第です。」など、形式名詞などを添えるようにすると落ち着くでしょう。

この場合の準体助詞「の」を入れた「お恥ずかしいのです。」は言い切りではやや不安定です。「お恥ずかしいのですが…」といった副詞的用法なら問題ありません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2014/07/24 15:37

#2です。



>「お」や「ご」は名詞につくものだと思っていましたが、形容詞についても問題ないということですか。

はい、おっしゃるとおりです。
下記辞書がご参考になるかと思います。
名詞の他、動詞の連用形・形容詞・形容動詞に付く、と記されています。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/27055/m1u/% …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
よく分かりました。

お礼日時:2014/07/24 13:08

 この「お」は丁寧語と理解すれば問題はないでしょう、この様にいえば「では形容詞になぜ丁寧語が付されているのか」と突っ込まれると推測します。


 これに対する答も単純です。文をよ~く見て下さい。「恥ずかしいの」とありますね?。この「の」は準体助詞であって、用言の後に付くことで「用言を体言化する機能」を持っています。
 「恥ずかしい」は確かに形容詞ですから用言に分類されます。その用言に付随することで「お恥ずかしいの」は実質的に「お恥ずかしいこと」となります。
 或いはこんな考え方も可能で、「お+恥ずかしい+こと」の形ですから、「お」は「こと」に掛かり、その「こと」の状態を「恥ずかしい」と修飾していると考えても実質的に問題はないでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かに形容詞の後の(隠れている)「の」や「こと」にかかるという考えも説得力があると思います。

お礼日時:2014/07/24 13:03

#1さんのおっしゃるとおり「恥ずかしい」は形容詞です。


この場合の「お(ご)」は、丁寧語と呼ばれる敬語のひとつとお考えになって良いでしょう。
5分類の敬語では、3分類時代の丁寧語が丁寧語と美化語に分かれています。
詳しくは文化審議会答申<敬語の指針>20・21ページをご参照ください。
http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/bunkasingi …
ここでは、「丁寧語=話や文章の相手に対して丁寧に述べるもの」「美化語=物事を美化して述べるもの」と定義されています。
「お花」「ご祝儀」などは「お(ご)」は美化語になりますが、聞き手(話や文章の相手)のいない状態で「お恥ずかしい」とは言いませんから、これは丁寧語であり、敬語のひとつになります。  


  
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
「お」や「ご」は名詞につくものだと思っていましたが、形容詞についても問題ないということですか。

お礼日時:2014/07/24 12:03

>>◇「恥ずかしい」を名詞とみなして「お」がついているのでしょうか



私見では、違います。
「恥ずかしい」は、形容詞です。
「お」は、誤用ですね。
「恥ずかしい」」のは自身にかかる形容詞ですので、「お」は不要です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
形容詞に「お」を付けている。
自分に敬語を使っている。
の2重の意味で誤用だというご意見ですね。

お礼日時:2014/07/24 09:20

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