プロが教えるわが家の防犯対策術!

見ていただきましてありがとうございます。

大学の授業で書くレポートについて質問させていただきます。

「映画を1本見て、その映画をファッションという観点で論じろ」という課題です。

この課題に対して、さっぱり何を書けばよいかわかりません。

何かヒントになるようなことで構いませんので、アドバイス等ございましたら是非お教えください。

よろしくおねがいします。

A 回答 (5件)

どういう科目の授業なのでしょうか。

ファッションとは服飾という意味と流行のスタイルという意味とあると思います。

まずは主人公の役の設定と着ている衣裳を書き出して分析することからはじめてはいかがでしょうか。
服装は役を装うものでもあり、その人の仕事とか立場を表す物でもあります。防寒などの機能だけではなくて「らしい」格好をすることも服の機能なのです。たとえば遊びなのにビジネスウエアを着ているのはおかしいと誰もが思います。自営の職人であればそれらしいカッコがありますし、露店で売り歩くテキ屋の寅さんであればやはりそれらしい格好があります。
そういう観点から映画やお芝居ではその役や場面にふさわしい衣裳というのを細部にわたってよく考えられてあるのです。アクションシーンでは逆にジャージではなくてスーツを着たりなどという設定もあります。それによって不測に巻き込まれた事件という印象が出せます。
当然脇役の衣裳も設定に合うように考えられています。しかし単にリアルなものではなくてかっこいい物であったりことさら醜悪であったりする必要もあります。汚れたり壊れたりした場合すぐに換えられるように、重要な衣裳は何着か同じ物を作っておきます。

服の種類、タイプ、色、柄を分析したらそれによって表現しようとしているその役の性格や設定を考えてみてはいかがでしょう。
そしてそのスタイルが流行していたとしたら、その理由を考えてみてはいかがでしょうか。服装としての新しさの場合や単にアイドル的な人気もありますが、お話の中の主人公のライフスタイルや生き方や価値観、あるいは肉体の見せ方に新しい提案が有るからそれが良いイメージとしてファッションの流行につながったのだと思います。

ただ、映画のばあいファッション産業と最初からタイアップして宣伝を兼ねている部分も少なからずあります。ヒットが見込める人気女優の衣裳などは最初からデザイナーブランドの協力を得て作られる場合も昔から多々ありますし(ヘップバーンとジバンシー、カトリーヌ・ドヌープとサンローラン、など)、cinema fashion 専門の雑誌すらあります。

本当に映画から流行ったのは既出のサブリナパンツとかイージーライダーのチョッパースタイル、ブリットのマスタング、レイバンのサングラス、ジーンズ、ぐらいかなあという印象です。
ブルース・リーのトラックスーツなんかは誰もが知っているけれど着て歩く人はいないですものね。ただイメージとかイコン・シンボルとして焼き付いたっていう意味では流行した、そういうのはたくさんあると思います。
黒澤明は七人の侍ではリアルな褌姿のシーンがあるのにその後の隠し砦の三悪人ではおかしな半ズボンの下着をはかせています。男装のお姫さまが主役だったせいもあるでしょうが、外国での反響が大きかったせいもあったでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

大変詳しく書いていただき、特に分析の部分は活用させていただこうと思います。

お礼日時:2014/07/28 23:06

 洋画がお好みならば、トム・クルーズの『トップガン』で使われていたMA-1風のフライトジャケットもありました。


 『フラッシュダンス』ではジェニファー・ビールスが着ていたTシャツのデザインに日本の漢字が使われていた記憶もあります。
 共に30年ほど以前の作品です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

今回は邦画を題材にレポートを書くことににしました。
近々、洋画についても触れることがありますので、その際はTANUHACHIさんの回答を大いに参考にさせていただきます。

お礼日時:2014/07/28 23:04

「映画を1本見て」ということですから、映画を1本見て、何か気づいたことを書けばいいんじゃないですか。

出来るだけ場所的、時代的に違った物ならファッションの違いがいやでも目に入る、と思います。

    例えば、『男はつらいよ』の第1作、もっと遡りたければ『羅生門』とか、あるいは外国へ行けば、『アマデウス』など、白い毛のカツラをかぶった貴族のファッションなど話題はわんさとあります。

    がんばってください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

参考にさせていただきます。

お礼日時:2014/07/28 23:02

 ファッションとして女性の間に広まったとの事例であれば、オードリー・ヘプバーンによる『麗しのサブリナ』は有名です(ここからサブリナパンツが生まれもしました)が、僕はルシル・ボールの『メイム』を挙げます。


 この作品はコメディ作品として評価されていると同時に、アメリカが抱えていたマイノリティに対するいわれなき差別に対する社会批評とも受け取ることが可能です。
 それを視覚的に表現している部分がまさしくメイムのファッションと甥のパトリックが思いを寄せられている女性の家族のファッションに観られる対称性ともいえ、今ならばドレス風の衣装をさりげなく着こなすメイムが新興国としてのアメリカを示すならば、相手の一家のそれは野暮ったくて堅苦しく古くさい独立戦争や南北戦争当時のアメリカをそのままに引きずっている光景を表しているともいえます。
 恐らくは映画論かあるいは社会学か何かでのレポートと推測できますので、「ファッションというアイテム」が何を示すか。それを自分で調べてみてねとの意図で出題しているのでしょうね。
 “fashion”との言葉には流行や風俗の他に「仕方・方式・流儀」や「しきたり・慣習」といった使い方もあります。
 この「しきたり・慣習」といった訳語が付されているのはまさしく民俗学や社会学的な要素をそのまま残しているともいえます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

正直に服装を見るだけで、そのようなことがわかってしまうなんて思ってもいなかったので、新たな発見ができました。大変参考になります。

お礼日時:2014/07/28 23:05

まあさっぱり分からないと言う事なので、


別に立派な内容じゃなくとも、それなりに成立してれば良い、っていうレベルですよね。

じゃ、時代のファッションに影響を与えた作品にすれば良いんじゃないですかね。
「太陽の季節」で「太陽族」が生まれた事とか。
「君の名は」で「真知子巻き」が流行ったとか。
「ローマの休日」でヘプバーン風が流行ったとか。

要するにすでに有名な話をネタにするわけです。
論文としては低評価になるでしょうが、とりあえず体裁は整います。

本気でやるなら…
人物相関とファッションの関係性(観客に与えたい印象をファッションで作る)とか、
SF作品(宇宙もの)のファッション=他星人のファッションの裏設定を予想してみるとか、
まあ、いろいろネタはありそうです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

正直「映画の登場人物のファッションは現代でも流行っている」レベルの事しか思い浮かばなかったので、大変参考になります。

お礼日時:2014/07/25 23:57

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