No.1
- 回答日時:
南方といっても、インドネシア以外は大したエネルギー資源があるわけでもないので、
そんなに飛び飛びの島をたくさん領有することで弱点をたくさん抱えるよりは、満州を維持するので精一杯だったんじゃないですか。
満州を解放しようという名目のロシア(ソビエト)や国民党(のちの中華民国)、共産党(のちの中華人民共和国)がいましたし、その状況で日本の背後をアメリカに取られていたら、もっと早いうちに日本列島での本土決戦か、満州から日本へ帰還できない人々が増えた(捕虜や残留孤児や)だけかと思います。
No.2
- 回答日時:
戦時中では
既に石油メジャーは中東に集中してたので,低質安価な大慶油田には
手を出さない。
戦史に大差なし。
(せめて大恐慌時代までに
発見され
「外資求む、一緒に満州開発して、
反共防波堤作りましょう」と呼びかければ、
満州事変も太平洋戦争も、おきなかったかも。)
※まー、スターリンが、
「満州とモンゴルって、チェコとスロバキアみたいなもんでしょう」と
満州を中国から取り上げて、モンゴル人民共和国とくっつけて、
満蒙人民共和国連邦としたかも。
さすれば、朝鮮戦争にも中国軍は参戦せす、
朝鮮半島は、国連保護国大韓民国のみとなり、
ソ連崩壊で、満蒙も民主化親日国家となり、
旧満鉄も、JR満州として新幹線化されてる
平和な戦後となったかも。
、
No.3
- 回答日時:
さほど変化はないですね。
理由は二つです。
一つ。
当時の日本には原油から石油に生成する技術及び工業力が不足していたこと。
原油が見つかってもそれを使えません。
この原油を対米交渉の材料にしたところで、
「どうせ日本は自前で石油は作れないから」とアメリカに足元を見られる結果になりますね。
「石油を精製する技術は貸してやるから、満州の利権は全てよこせ」と言ってくるでしょう。
当然、当時の日本はそれを拒否しますから、歴史は変わらないわけです。
二つめ。
石油の利権に群がる、と言うことは期待できません。
なぜなら、アメリカにとっては満州で産出される石油よりも、
「枢軸国と戦争し続けることによって得られる利益」の方がはるかに大きかったからです。
戦時中、イギリスもソ連も、アメリカに借金をしながら戦争を続けていたわけですから、
日本には一日でも戦争を継続してもらい、利益を稼ぐのが開戦当時のアメリカの戦略ですので。
トルーマン大統領に交代するまでは早期講和など夢のまた夢です。
よく「ミッドウェーで勝って講和すれば…」という意見がありますが、それは絶対に無理です。
No.4
- 回答日時:
日本は対米交渉有利に出て
↓
アメリカは原理主義国家で、1943年1月24日段階で日独伊の無条件降伏を条件に出している。
無条件降伏が条件というのも変な表現だが。
主 ドイツ
従 日本・イタリア
なのだから、従である日本に対する条件によって主であるドイツに対する条件が変わるということはなく、主であるドイツの条件が変わらない限り、無条件降伏という条件が降ろされることはないと思われる。
No.5
- 回答日時:
戦争中に石油が出ても大差ないでしょう。
石油の精製技術云々に関しては、オクタン価の高い航空燃料に関しては日本で精製するのはほぼ不可能です。
というかそもそもアメリカでもオクタン価の高い燃料は最良質のカリフォルニア産原油を使用して作るので技術の問題以前に不可能な話です。
そして大慶油田は品質最悪の重質油ですので、これからガソリンを作っても品質は最低です。
なお重油についてははっきりいってどこの油田から作ろうが大差ないです。
戦争前に油田が発見されていて採掘が可能になっていれば日本は石油禁輸程度の事で戦争に突入する必要がなかったでしょう。日本としては戦争をする理由が特になく自分の勢力下でブロック経済を敷き自給自足を目指すことが可能になります。
ですが結局アメリカがもっとたちの悪い行為をして戦争に引きずり込まれていただけだと思います。
なお大慶油田は常温では固まってしまう特殊な油で、当時の日本に開発は不可能だったと言われています。
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
こんなページみつけました。
>実際に掘削した深度は1000m。その井戸で若干の油を発見したようです。油の流動性が悪く、上記にあるように、商業的採掘を諦めたとのことのようです。
見つけたけど品質が低すぎて諦めたっぽいですね。
油が戦争に直結するという覚悟の元採算無視で現地精製する覚悟があればまた違った歴史があったかもしれませんね。
こんなページみつけました。
>実際に掘削した深度は1000m。その井戸で若干の油を発見したようです。油の流動性が悪く、上記にあるように、商業的採掘を諦めたとのことのようです。
見つけたけど品質が低すぎて諦めたっぽいですね。
油が戦争に直結するという覚悟の元採算無視で現地精製する覚悟があればまた違った歴史があったかもしれませんね。
この回答へのお礼
お礼日時:2014/07/31 17:41
実際に掘らなくても良いんです
満州で石油が出る となっただけで少なくともアメリカの対日政策は変更せざるおえなくなったと思うのです
No.7
- 回答日時:
歴史にIFは無いと言います。
大きなIFは荒唐無稽な話に繋がりますが、小さなifを考えるのは
楽しいものです。
ご質問に関連する小さなifの一つは
「日本帝国が支配した満州や朝鮮で石炭液化技術が実用化していたら」
です。
ドイツは第二次大戦を石炭からの「代替燃料」で戦いました。
日本はそのドイツから石炭液化技術を導入しています。
<しかし、日本はドイツから技術は導入したものの良質のクロム鋼が
手に入らなかった事や、工作機械寸法加工精度がドイツより悪かった事などが
原因で事故が相次ぎ、北海道人造石油、南満州鉄道や朝鮮半島で
一部プラントが動いたものの計画の1/10しか合成石油を生産できなかった。>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E7%82%AD% …
この記述は正しくないと思います。
日本は開戦の十数年前に高圧技術をドイツから既に導入しており、クロム鋼の
問題は無かったと思います。化学プラントに寸法加工精度の話も不思議です。
本質的な問題は、核心技術をライセンスして貰えなかった事と、当時の日本の
技術者がその技術はキーを欠いた物である事に気付かなかった点にあります。
キーが欠けている事に気づけば、日本人技術者の事ですからキーを探し当てた
可能性は高いです(小さなif)。
核心技術がライセンスされなかったのは、ロックフェラーが支配するスタンダード
石油の妨害によるものです。石油禁輸と石炭液化技術の妨害により日本は
開戦に追い込まれます。陰謀論見たいですね。
(後でその辺の事情を書いたドイツ情報の紹介を投稿します。)
石炭液化が成功していれば、満州は日本の生命線となり、南方進出の必要性は
薄れます。石原莞爾の言う体制の完成です。
その反面、生命線である満州と朝鮮の石油基地が常にソビエトの脅威に曝されます。
これに対処するには、ソビエト極東に進出するか反ソビエト政府をその地に
樹立する他にありません。
そうすれば、第二次大戦でソビエトがドイツ・日本に敗れていたかも知れず、
小さなifは、大きなIFへと繋がって行きます。
No.8
- 回答日時:
駄文を長々とペーストする前にお答えしておきます。
<もし戦時中にここで石油が出たなら 欧米の利権が群がり
日本は対米交渉有利に出て 南方に領土を有したまま早期講和を実現できたでしょうか? >
戦争は一度始まると「採算度外視」で進行します。それに日本が「ささやかな餌」を
提供したくらいでは暴走列車は止まりません。したがって、「全面降伏」は始まった時の
状況と条件で決まる「必然の結果」でしたと思います。
小さなif,ifを積み重ねたところで歴史は変わりませんが、以下は暑さしのぎの考察です。
歴史の背面で動いていたこと。
合成ガソリン「代替燃料」はその一例です。
石炭を液化して油にする試みは第一次世界大戦前からあり、「ベルサイユ独裁体制」
からの解放を計画していた第三帝国の下で本格化しました。
技術的には1913年にBegeriusが特許取得した石炭の水素添加による液化法が
ベースです。1923年にMatthias Pierがメタノールの合成に成功します。
この成功に目を付けたCarl Bosch(1931年ノーベル賞受賞、IG Farben(イー
ゲーファルベン)が合成石油の開発を進めるため、ベゲリウス特許を取得し、
1926年からIG Farben のMerseburg アンモニア工場–通常 Leuna Werke
で生産を開始します。市場価格に対してかなり割高なものでした。
その後の世界恐慌で石油価格が暴落し生産維持が困難に成ったために、
1932年にIG Farbenの2名の取締役がHitlerと直談判して1933年に最低
引取り価格と数量に付いて合意しました。
最大生産量は1943年で575万トン/年(ドイツ戦時石油需要の51%)にも
達しています。
日本へのライセンスはFischer-Tropsch法で生産開始は1939年です。
FT法が石炭からの一酸化炭素に水素を添加し触媒を使って液体炭化水素を
作る方法ですから、ドイツで採用されていたBegerius-Pier法とは違います。
23万kLの予定に対し7千kLで1943年に中止されています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%B5%B7% …
ここで歴史のif何故(もし)です
1)何故Begerius-Pier法は日本にライセンスされなかったのか、
2)もし日本の技術者がFischer-Tropsch法が実績の有る技術では
無い事に気付いていたら。
それでIG Farben・Standard Oil 陰謀説の出番です。
IG Farbenとはドイツの3大化学会社と中規模の化学会社数社が合併して
設立された国策会社です。
Hitlerの最大の経済的支援者で、ロックフェラ―のStandard Oilからの
ライセンスによる合成ガソリン及び合成ゴムの製造者です。これ無しには
ドイツは第二次大戦を遂行する事ができなかっただろと言われています。
Hitlerは企業(IG Farben)を「国際的なユダヤ組織*」と公然と非難していた
にも拘らず、IG Farben、巨大化学会社で最終的にはナチの絶滅収容所で
使われた毒ガスチクロンBも生産した、にドイツ軍備の為に莫大な額の
弾薬と化学品を生産させました。
IG FarbenとロックフェラーのStandard Oil, New Jersey,は何百もの
カルテル談合を通して実質的には一つの企業でした。
http://derhonigmannsagt.wordpress.com/tag/ig-far …
* ノーベル賞受賞者も含む多くの優秀な化学者が働いており、
その中にはユダヤ系も多かった
1929年からstandard Oil との間のビジネス関係(及びカルテル談合)は
第二次大戦中も厳守された。
http://de.wikipedia.org/wiki/I.G._Farben
さて、Standard Oilからのライセンスで日本にライセンスできなかったものは
何でしょうか。
両企業間に有った、戦略物質に関する核心技術は次の4点です。
1)ガソリンのオクタン価を高める有鉛添加剤。戦闘機エンジン用等。
2)石炭液化技術。
3)潤滑油。
4)合成ゴム。
1)は、Standard Oilがドイツにチェコ侵攻前に現物を供給しています。
2)は、ドイツで生産工場が稼働しています。
3)は、アメリカ情報に頼るまでも無かったとされています。
4)は、ドイツが東南アジアを日本に占領され困窮したアメリカの要求を
断っています。
2)に関連する技術です。
低分子量不飽和物を使用可能なガソリンに変換する事(重合)。
この分野に関する仕事の多くはドイツとアメリカで行われた。
しかし、そのプロセスを大スケールに移したのはアメリカ人が最初で、
それはプロセスを大きな技術規模に展開できる事を示していた。
しかし、その後それ以上にアメリカプロセスを機能する様にしたのが
ドイツだった。
http://reformed-theology.org/html/books/wall_str …
結論から言うと、
日本は泥縄式に実用化されていない間違った技術に飛び付いた、
日本の技術者はそれを判断する情報も能力も無かった、
という事になり、
小さなifさえも無かった訳です。大変お騒がせでした。
何故違った技術を提供したかに付いてはStandard Oilがらみ
であり、陰謀説が生き残る可能性は高いです。
ある大先生が言って居られました。
「B29が撃墜され、軍の依頼で現地調査に行った。日本では実用化
されていない樹脂製の風防ガラスを見て「日本は負ける」と確信した。」
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