アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

現在、fdtd解析について勉強しています。
解析上で、ダイポールアンテナ給電部にガウスパルスをプラス側単一パルスで与えると、給電電流は減衰する正弦波になると思います。
これは何故ですか?

給電電圧が単一パルスなのであれば、給電電流も同様に単一のパルス波になるように思えます。

例えば、電磁波レーダでガウスパルスを使う理由に、サイン波などを使うと多重反射で測定対象物が判別しづらくなるからというものがあると思います。
ですが、単一パルスを与えているのに給電電流がしばらく送信部に流れ続けてしまうと、放射波も放射され続けてしまい、上記のメリットが減ってしまいそうです。(実際には終端抵抗を付けて単一パルスする?)

初歩的なことであると思うのですが、ご教示くださると幸いです。
また、参考になる本など教えていただけると助かります。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

ダイポールアンテナは共振型のアンテナですから。



Time Domain で検討するのであれば、ダイポールアンテナを終端開放の伝送線路として取り扱う必要が有るでしょう。
(電磁波の放射による減衰も考慮する必要があります。)

給電されたパルスはアンテナエレメントに沿って伝播し、終端で反射されます。
反射されたパルスは給電点を通過し、反対側の終端で再び反射されます。
パルスに含まれる周波数のうちで、複数回の反射波が同位相になる正弦波があります。
この正弦波の周波数がアンテナの共振周波数です。
共振周波数以外の周波数の正弦波は打ち消しあうことにより速やかに減衰します。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早急に回答頂きありがとうございました。
お礼が遅くなり申し訳ありません。

ダイポールアンテナは、そもそも共振を利用したアンテナでしたね。
アンテナ導体内でのリンギングが、給電電流にあらわれているということですか。
納得できました。ありがとうございます。

お礼日時:2014/08/16 22:37

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!