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シャルル8世とかフェリペ2世とかの何世っていうのは自分で勝手に決めていいんですか?
必ずしも順番に息子ごとに1世,2世って並んでるわけじゃなさそうだし、ジョンは大憲章に署名したから皆が軽蔑して誰も2世を名乗らないから1世っていうのがつかないって聞きました。
でも自分で決めるって普通に考えておかしいですよね?生まれたときそんなこと考えられるわけないし。
どういうふうに決まるんでしょうか??(><)

A 回答 (6件)

あ, 変なこと書いちゃった.



UK の場合, 現在では「スコットランドとイングランドの両方で同名の君主を数え, その数値の大きい方に 1 を加える」というシステムを採用しています. 例えば「ジェームズ」という名前ではこれまでに
・スコットランドでは 7名
・イングランドでは 2名
の国王がいたため, 次の「ジェームズという名前の国王」は「ジェームズ 8世」ということになります.
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この回答へのお礼

お礼が遅れてすみません。
UKの詳しい事情を教えていただき有難うございます!

お礼日時:2014/09/26 22:11

原則としては「その国の同名の君主として何人目か」を表す. つまり「複数いるときに区別する」ために使うわけだから, 1人しかいないのであればわざわざ「1世」とは付けないし, 「1世」の時代にももちろん「1世」とは呼ばれない. ちなみに現ローマ教皇のフランチェスコ猊下も「フランチェスコ」.



ただここでもやっぱり UK はいろいろあるところで, 現在ではスコットランドとイングランドとを両方数えるというルールを採用している (ので「スコットランドにはいるけどイングランドにはいない」とか「両方にいるけど数が違う」とかの場合には数字が飛ぶことがある).

で君主じゃないけどややこしいのが William Henry Gates.
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まず、日本に比べると、西洋の名前のバリエーションが少ないということがあります。

漢字という表意文字とアルファベットという表音文字を使っている違いだと思います。
なので例えば、王家に生まれる子供の名前として相応しいものとなると限られてくるのだと思います。

それを踏まえた上で、系図を見ると、この問題は少し理解しやすいと思います。
1世とか2世という言い方は、日本ではほとんどしないので、ピンときにくいと思いますが、つまりは先祖代々さかのぼると同じファーストネームが存在するので、それを整理しているようなものです。

そして必ずしも1世の次、同じ名前の2世とは限りません。それは子供の数と、即位の事情に寄るからです。
例として、ヴァロア家の系図をご覧ください。
http://www9.wind.ne.jp/chihiro-t/royal/France/Va …

フランソワ1世の次の王は、アンリ2世です。その次の代(フランソワ1世の孫で、アンリ2世の息子)にフランソワ2世が出てきます。フランソワの1世と2世が1代飛び越えたのは偶然です。というのも、フランソワ1世の長男もフランソワという名前だったので、その息子が即位すればその王がフランソワ2世になったはずです。しかし、その息子は王太子の時に亡くなり、その弟のアンリが即位しました。

このように系図を見ていき、さらに系図に載っていない子供(特に夭折した年長の子供)を見ていくと、ある程度1世とか2世という問題は整理できると思います。

ちなみにスペインのフェリペ2世は、その父親がフェリペ1世でした。ただし、1世の方はフアナ女王の夫で、スペイン王家とは血がつながっていないことと、ほとんど実績もない内に若くして亡くなったため、あまり知られていないので、いきなりフェリペ2世が存在するような誤解がしばしば起こるんだと思います。

またイングランドの「ジョン」については、そのように言われています。ただし、自分で名乗らないというよりは親が付けないんでしょうね。イングランドの王室で、王位継承の可能性があるなら、付けない方がいいということになったんでしょう。

あと、フランスはブルボン家になってから、ルイというファーストネームを続けています(13世から17世)。ヨーロッパ全体の王室を見渡すと例外的ですが、これは意図的な物でしょう。ただし、皆セカンドネームがあったようです。
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この回答へのお礼

お礼が遅れてすみません。
何世とかがつくことは言語の特徴の問題でもあったのですね!
いろいろ例を出して教えてくださり有難うございます。

お礼日時:2014/09/26 22:14

sunrisecedar さん、こんばんは。



そうですね。スペイン国王フェリペ2世の場合はスペインの2代目のフェリペ国王という意味です。因みに彼の父親神聖ローマ皇帝カール5世は神聖ローマ皇帝である5代目のカール皇帝という意味であり、そして、スペインでは初代のカルロス国王、カルロス1世です。
また、フランスのルイ14世はフランス国王である14代目のルイ国王という意味です。
ジョンというのはイギリス国王の中で一番不人気なので、王室ではあまり、命名のときに使用しないようです。
ただ、国王即位のときに名称をどうするかというのは国王自身が決めるそうです。
大抵はファーストネーム通りになるらしいですが、中には事情があって別の名前になる場合があります。

たとえば、エリザベス2世の父ジョージ6世はファーストネームはアルバートでした。しかし、父ジョージ5世の遺業を継ぐためだそうです。また、あのヴィクトリア女王のファーストネームはアレキザンドリナでしたが、その当時イギリスではロシア神の名前にはなじみがありませんでした。ヴィクトリアはミドルネームだったのです。
詳細は下記のURLを参照ください。

ジョージ6世
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7% …


ビクトリア女王
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A3% …
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西洋の王様は、即位する時に、王様としての名前(regnal name)を自分で選べることになっています。

(もちろん、即位前の名前のままで王様になっても良いのですが)

例えば、エリザベス2世のお父様ジョージ6世は、即位前はヨーク公アルバートでした。

ローマ法王も、即位時に自分の名前を選びますね。
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国による


もちろん親が1世だから息子が2世じゃないといけない国もある
まぁ 希少だけどね

もちろん何世かは自分で決めても良いけど
大抵は尊敬する○世王から取ったり 大臣みたいな人が決めたりする場合もある


1世から15世がいないのにいきなり16世として即位した王も居る


日本の天皇にも言えること
後醍醐天皇はみずから後醍醐って名乗ったらしいし
(醍醐天皇を尊敬していたので)
ヨーロッパの国王もそういう風潮はあるようです
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