病院で血液検査をすると検査結果の控えをくれるのは普通(当然)ですが、
X線、CT、MRIなどの画像をCD-Rで下さいと言うと、対応がさまざまです。
・無料でくれるところもあります
・手数料として1000~3000円といわれるところもあります
・「買い取ってくれ」という医院もありました・・・?

しかしながら、
・正規の検査報酬(保険点数)を支払っているのは患者本人【健保組合を含めて】である。
・検査画像は、患者本人の個人情報=肖像権? ではないのか。
・本人が個人情報を求めているのに、それを拒否(別途費用を求める)のは不法行為ではないのか。
という、釈然としないところもあります。

ある大病院で、押し問答をしたところ、最初3000円と言っていたのが無料になった場合もありました。
(笑)
任意扱いの診断書と同じように、病院の胸算用で決めているようです。


法的にはどうなのでしょうか?
検査画像の所有権(副本でもいい)は患者にあるのでしょうか?
CD-Rへのコピーはワンクリックで出来ますので、対価としてもせいぜい数百円が妥当ではないかと?

保険診療(検査)を受けた結果について、このような不服がある場合は、どこか第三者機関に申し立てする窓口とかはありますか?

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A 回答 (3件)

保険診療においての法律上は,依然として父権的な要素が残っています。

時代錯誤に感じられるかもしれません。法的にということで,可能な限り根拠法令を出しましたが,その分長くなりました。すみません。

>正規の検査報酬(保険点数)を支払っているのは患者本人【健保組合を含めて】である。

法律上は逆で,診療報酬を支払っているのは健康保険組合です。健康保険組合へは被保険者(患者)が保険料を支払い,診療報酬の一部負担金を保険組合に代わって保険医療機関に支払っている構図になります。健康保険法第76条です。
また,健康保険法第52条でも「被保険者に係るこの法律による保険給付は、次のとおりとする。 一  療養の給付並びに入院時食事療養費、入院時生活療養費、保険外併用療養費、療養費、訪問看護療養費及び移送費の支給」とあるように,保険組合は保険医療機関を通じて被保険者(患者)に「療養」を給付している形をとります。患者本人が支払う自由診療を無視すると,保険料を払っているので診療費を払っているように思えますが,法的には異なる扱いになります。


>検査画像は、患者本人の個人情報=肖像権? ではないのか。

検査画像に関しては肖像権よりも著作権の方がしっくりくるかもしれません。人物画像をとった写真と考えると,うつっている人には肖像権があり,撮影した人に著作権があります。
検査画像はプライバシー情報なので撮影した病院には保護する義務があります。医療法施行規則20条です。権利を争うことを想定していないので,著作権を認めたものではなく,管理義務を規定したものになっています。仮に,患者が肖像権を主張すると医療機関は著作権を主張することになるでしょう。肖像権に相当するものも想定されていない制度なので,誰かが裁判を起こして判例を得ない限り,どういう権利が設定されるか,分かりません。


>本人が個人情報を求めているのに、それを拒否(別途費用を求める)のは不法行為ではないのか。

検査画像も診療情報と同様とみなされますので,各医療機関が持つカルテ開示の内規に則って請求した場合,それを拒否することはできず,厚労省の規定のガイドラインの違反となります(不法行為まではいえません)。費用負担については,そのガイドラインでも徴収可能とかいてありますので,不法行為とは言えません。
対価に関しても「実費を勘案して合理的であると認められる範囲内の額」として医療機関にゆだねられています。CD-Rの費用プラス機器の減価償却,人件費程度でしょうか。(診療情報の提供等に関する指針)


>保険診療(検査)を受けた結果について、このような不服がある場合は、どこか第三者機関に申し立てする窓口とかはありますか?
医療安全支援センターですね。(医療法第6条の11)各都道府県、保健所設置地区、二次医療圏ごとに設置することになっています。


蛇足
>病院で血液検査をすると検査結果の控えをくれるのは普通(当然)ですが、
これも実は明文化されたルールはごく限定的です。検査結果の説明を受ける権利はあるのですが,検査結果を文書で説明を受けるのは「外来迅速検体検査加算」を算定される場合のみ,医療機関に義務が課されます。すなわち「(前略)当日当該保険医療機関で行われた検体検査について、当日中に結果を説明した上で文書により情報を提供し、結果に基づく診療が行われた場合に(後略)」と規定されますので,文書で説明が必要になりますが,それ以外では検査結果を渡す法令の根拠のある義務はありません。あくまで法的にですが。
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この回答へのお礼

非常に有意義な解説ありがとうございました。

法的(判例)根拠がなければ、密室医療の壁を崩すことは難しそうですね。

大病院受診は、信頼できるホームドクターを介してが最もよさそうです。
・大病院のデータフィードバック→ホームドクター→cdコピーは無料のようですから。
・またどうしても欲しいときは、「通院が遠いので、地域への紹介状と画像cdをくれ」と言えば、保険対象になり約800円(250点)でもらえるらしいです。保険のトリックですね(笑)。

お礼日時:2014/08/24 13:04

元システムエンジニアでした。


>検査画像の所有権(副本でもいい)は患者にあるのでしょうか?
 所有権は患者にはありません。医療機関の持ち物です。

>CD-Rへのコピーはワンクリックで出来ますので、対価としてもせいぜい数百円が妥当ではないかと?
 何のルールもなく(ずさんな管理で)コピーを許せば、メディアの費用とコピー時間で数百円というのは原価ベースではあり得るかもしれませんが、そうさせていません。
 個人情報保護が叫ばれている現在、CD-RやUSBメモリには安易に出力できないようにコントロールしています(CD-RやUSBメモリは特定の端末でしか使えないような仕様にしている等)。紙媒体への出力も透かしを入れてコピー不可にしていたり、枚数をカウントしたりです。

>保険診療(検査)を受けた結果について、このような不服がある場合は、どこか第三者機関に申し立てする窓口とかはありますか?
 診療報酬・支払に関することなら健康保険組合ですが、自費分については県とか自治体(場合によっては厚生労働省?)に窓口があるのではないでしょうか。良く分かりません。
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>検査画像は、患者本人の個人情報=肖像権? ではないのか。



検査画像(情報)は肖像権とは関係ありません。
あのCD-Rは医療機関同士での共有を目的とした物で、患者個人に渡すのが目的ではありません。


>検査画像の所有権(副本でもいい)は患者にあるのでしょうか?

検査した病院にあります。患者にはありません。


>CD-Rへのコピーはワンクリックで出来ますので、対価としてもせいぜい数百円が妥当

保険診療とは関係ありませんので、価格設定は自由です。
昔はレントゲンフィルムをコピーしていましたが、これも1枚あたりの価格設定は
各医療施設で自由に決めることができました。


>本人が個人情報を求めているのに、それを拒否(別途費用を求める)のは不法行為ではないのか

不法でもなんでもありません。カルテをよこせと言ったらもらえると思いますか?

この回答への補足

医療現場サイドの方の発言でしょうか?

でも若干支離滅裂な気がします。
カルテや医師所見を公開せよとは一言も言っていません。(誤診・医療過誤の証拠になるのを恐れて隠したい気持ちも分かります)

しかし画像自体(所見の付いていない)は、客観的な物理データに過ぎず、医師のスキル・固有技術の知的付加価値は付いていません。CDコピーは素人にもできる簡単作業です。
それを無料で渡すか、有料にして患者を囲い込むかは、その医療機関の良心を計るバロメータになりそうですね。

今までの経験では、半々というところです。
初診時に質して、病院を選択する賢い患者になりたいと思います。

補足日時:2014/08/21 00:10
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