プロが教えるわが家の防犯対策術!

人生で最後の時計となるような、
自分にとって大切な腕時計を買おうと思っています。

時計はグランドセイコーを買うつもりなのですが、
その際、ムーブメントを、メカニカルにするか、
スプリングドライブにするかで迷っています。

メカニカルとスプリングドライブ、
どちらも非常に長持ちしてくれるとは思いますが、
機構としてどちらがより、長期間の駆動に耐えると思いますか。

時計は、自分で装着する楽しみもありますが、
いつか自分が亡くなる際に子供に渡したいですし、
子供に渡した後も、少しでも永い期間、正常に動いていてほしいです。

電気駆動箇所のないメカニカルの方が安心であるようにも思いますが、
精度を保ったまま長期間の駆動に耐えるのはスプリングドライブかなと
思ったりもします。

どっちも長持ちするから大丈夫、というご意見も多いかと思われますが、
強いていうならどっちか、というニュアンスでお教えいただけると
大変ありがたく存じます。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

こんばんは



プレッシャー掛かりますね
機械物ですので絶対にどっちがいいって言いにくいんですよ
初期不良とかも全くない(すごくすごく少ないですけどね)わけでもないので
期待120%だと何かあるとすごくがっかりなさると思うんですよ

せっかくですから窓口で相談してみては?
http://www.seiko-watch.co.jp/gs/support/inquiry. …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
窓口のURLもお教えいただきありがとうございます。

そうですよね、まずは窓口に質問してみてもよいですね。

とはいえ、メーカーはおそらく
「どちらも大丈夫です。安心してお使いください」
としか言ってくれないような気がして、
このサイトで皆さんの本音の印象をお聞きしてみたく思いました。

どっちがいいとは言いにくい、というのも確かにそうだなと、
改めて感じました。

本当にありがとうございました。

お礼日時:2014/08/29 16:50

おっしゃる通りどちらもいい時計ですので、どちらがいいか、難しいところですね。



 いずれにせよ長年使用するのでしたら、時折メーカーに出してメンテナンスをすることは不可欠となります。
 時計の寿命は最終的にはメーカーがどれほど長く部品を保有し続けるのか、という事にかかってくるかと思います。
 グランドセイコーだから部品保有はかなりの長期だと思いますが、普通のメカニカルのほうが代替え部品を使いやすいかもしれませんね。(私が勝手に思っているだけですが)

 単純に比べると精度的に10倍くらいの差があるので、当然時間合わせの頻度が変わりますよね。
 日ごろのそのひと手間を面倒と感じるかどうかということが、長く使う事よりも選ぶ上で大事なのではないかなと思います。
 高い機械式を買ったのはいいけど頻繁な時刻合わせが面倒になって、結局数年後に安い電波時計に買い替えるというお客様が結構いらっしゃいますので・・・(逆にはじめは面倒だったけど、そのうち愛着がわいたという方もいらっしゃいますが)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

なるほど!
確かに「いかに無理なく日々使えるか」
という点も非常に重要ですね。

とても現実的で、自分にとっては新しい視点をお教えいただいた気持ちです。

そしてやはり、最後はメーカーがどれだけ部品を保持してくれるか、
ということなのですね。

確かにおっしゃるとおりだなと思うに至りました。

無理なく使うという、
おっしゃるような視点から再考してみます。

ありがとうございました。

お礼日時:2014/08/29 16:54

はじめまして。

拙い知見と主観になりますがよろしくお願いします。

>メカニカルとスプリングドライブ・・・どっちも長持ちするから大丈夫、というご意見も多いかと思われますが、強いていうならどっちか・・・。

SEIKOにお伺いが一番と思いますが・・・一個人のニュアンスで(苦笑)

先ず、初期不良などの問題があるのですが、この点は機械の個体差(出来不出来)もありますので言及は避けます(機械モノです。人間同様完璧はないので。ただ初期不良の繰り返し等はメーカーでもきちんと対処するよう依頼するしかない)。
あくまで、構造・機構としての考えです。またメンテナンス・修理等全般をSEIKOで診断・判断・対応することを前提とします。

主観は、現状では厳密には分からない、断言できないのでは?です。確かにフルメカニカル(略:MCとします)と電子部品込みのハイブリッドのスプリングドライブ(略:SDとします)と根本の相違もあるのですが・・・素人感覚です。

理由
(1)グランドセイコー(略GS)の補修部品(またはモジュール)の保有・管理次第が全てのため。

どんなに優秀な機械でも時には故障します。現代のGSの機械式では本当に少なくなったにせよ、過去初期不良はありますし(事例を見てる)、完璧は無いと思います。ただご存じのようにGSの構造や部品だけでなく組立・生産管理や品質全てのレベルがとても高いのは安心材料です。
ただ、故障時の対応として一番は補修部品の有無に尽きます。

・スプリングドライブ(SD)の構造
http://www.webchronos.net/sp/2012/06/gs_2/

・フルメカニカル(MC)(8振動.10振動)の構造
http://www.webchronos.net/sp/2012/06/gs_4/

日常や定期的にきちんとメンテナンスを実施していてもトラブルや傷みやすい部分の断定は不適切ですが敢えて弱いポイントは・・・調速機構部分です。主要部品は
MC:(テンプ・カンギ車・ひげぜんまい・アンクル等)
SD:(水晶発振子・IC・ステータ・コイル・ローター等)
なお駆動用のぜんまいは切れない方が当然良いですが、基本消耗品です。

どちらもパーツ保有が無ければ恐らく修理は困難です。それはSEIKO独自のパーツで他社代替えは困難。特にSD。
MCは歯車部品類と共に、機構の中では繊細な動作と運動量の調速機構。歯車・部品だけでなくひげぜんまいもSEIKO独自・自社製で社外互換が無いです。近代のひげぜんまいは常用ではそう切れないと狭い範囲で聴きますが・・・可能性の無理なツッコミ。ひげぜんまいは汎用・自社製含め世界で数社しか製造されてません。
(自分の知見で互換性有りましたら誤りですみません。あくまで性能含めオリジナルを確立・保証できる条件としてです)

(2)特にSDの耐久性がまだ未知数。

いきなり乱暴な!の話です(承知しての話し)。
MCは機械の型式が変わり進化しつつも、長年のキャリアがあります。設計思想や根柢の技術含め大昔からの積み重ね。
一方SDは主要はメカニカルですが、一番は調速部分の特異な構造の経年実績が、手巻きの市販(1999年)以降としても約16年。自動巻き(2004年)から約11年。振り返ると10年は経過してますネ。でも機械式はこの程度普通です。
もちろん過酷な耐久試験を設定し、長年の開発技術や経験を踏まえて余寿命評価をされているでしょう。そして特にこの電気系統は一般クオーツより省電力化しています。電子部品の電気的強度・耐力次第ですが、根本のパワーが低い方が部品への負担が軽くより安全サイド・長寿命に繋がります。

ただこの点の実際の実績評価は今後?と思います。昔と違い余寿命評価は更に進化し、クオーツ技術・機械機構技術としても確固たる実績があると思います。しかし過去にない特異性としての見方です(偏見とは思わないで欲しい)。機械モノ全般ですが経年や使用内容や評価する個数によって先が見えない事もあります。部分部分では実績の積み重ねでも完成品としての評価が出るのは経年後のある時期とも・・・(厳しめですが、経年使用の耐久実績評価は工業製品すべてに共通ではと)。
もちろん、メーカーとして自信があるから製品化して発売しバーゼル他様々な時計業界で評価されてると思います。数個限定のスペシャルでは無い、ある種高級ながら大量生産品です。技術と確信があるから時計のデザインやモデルを変えてもムーブメント量産できますしネ。一方販売中も常にメンテナンスや不良をレビューしながら地道な改良や改善を行うのもメーカーであります。

♪----------♯----------♭---------♪

少しネガティブなお話になりましたが、実際は設計・開発・生産の全ての次元が現代の技術ですし極々高く普通に利用していればそう問題は無いと思います。愚例で1999年のSD初号機・手巻きを現在も所有してます(中古購入品)。普段使いではないですが未だ全く問題ないです。トラブルに見舞われていないせいもありますが、上記の話しは杞憂とも個人的には感じてます。最悪時?パーツさえあれば交換で永年使える・・・結局はメーカーの補修部品次第と思ってます。
(組み立て技術や全体の傷み具合の診断は、基本SEIKOでの対応としてが前提)

○----------×----------△----------□

これより、どちらが長持ち?とは一概には言えないと思う次第です。

MCのヒゲぜんまいの伸び縮み(金属の弾性変形)による金属疲労に伴う折損や、テンプ・カンギクルマ周りの機構・作動を考えれば、SDは一定の駆動で疲労には強いでしょうし、外部からの衝撃にも優位ですネ。精度管理も含めると補修部品がありメンテナンス可能ならSDが機能的には断然優位です。また、ムーブメント全体から特に調速機構等の経年変化による精度の変化を考慮すると性能(精度)維持としても優位かと思われます。

但し、仮にSDの特に電気系統の補修部品が無くなると、MCの型式(9S系でもハイビート等様々)によりますが生産数も多い事から補修部品の保有数や代替えがまだ対応が容易かと想定します。
でも・・・SEIKOの顔ですから、ムーブメント生産終了後でも代替え案も検討されているかもしれません。ムーブメント品質ありきの姿勢の時計ですしネ。
ただこの部分は、あくまでSEIKOの方針や管理下なので素人の憶測の域です。

さらに敢えて極論・・・補修部品も無くなり、それでも補修して維持される(メーカーの製品保証は当然切れます)なら、現状はMCの方が一歩上です。
最後の手段で、例えばボロのMCの同型・同仕様でもコンディションの良いムーブメントからパーツ取りする事も・・・SDより生産数が圧倒的に多く入手も優位。
なお本当の最終手段で部品を改造やオリジナルを一品製作もありますが、相当の技術を持つ時計師・技術者さんでお金と時間をかけないと難しいですし、スペック・オリジナリティは出来上がり次第もあります。アンティーク時代とはまた違う現代の時計なので実質は製作も形状や寸法公差・精度や現代の特殊材質等もある場合より困難で、現実的ではない?とも想定します(あくまで最後の最後まで存続の極論です)。現代の機械式時計の設計思想は部品自体の不具合時、基本補修部品(パーツ、アッセンブル交換)です。

どちらを選ぶにせよ乱暴ですが大ざっぱには機械式ですし、自社オリジナルの技術と特別な造り込みの塊です。私も現実では電気品の寿命予測の困難さや修復の困難(ムリ)さに拘るなら何も考えずMCなのですが、SDはその点微妙な立場と思ってます。ムーブメントの構造や拘りは同社の他モデルや世界的にも別次元ですネ。それで、結局は補修部品の問題が無いなら、永年のレベル設定にも関わるのですけど、常用範囲ではSDが優位と思ってます。
本当に永久的?ならば?MCでしょうけど・・・今後のSEIKOの対応次第でしょうネ。ご本人のお考えや嗜好性の判断の領域かと思います。

主観の長文愚答ですが参考になれれば幸いです m(__)m

PS・・・余談ですが、案外オーバーホールやムーブメントは直せても、外装パーツが無いのでメーカー対応が出来ない場合もあります。消耗品扱いのパーツは良いですが、風防やベルトやその時計固有の部品の場合修理不可もあります。参考まで。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

まずは回答のボリュームに感激してしまいました。
改めてありがとうございます。

SDとMCの構造についても、
メーカー公式以外でこれほど充実した解説を見たのは初めてです。
大変勉強になりました。

SD初号機をお使いで、いまでも問題なく動いているということも、
ユーザーのご意見として大変参考になりました。

駆動方式に一定の普遍性があり、
その意味で同様に安心感があるのはやはりMCですよね。
回答を読ませていただいて、改めて認識を確たるものにいたしました。

とはいえ、一読や二読だけでは理解できたとは言いにくいので、
購入までに、何度も読み返させていただきます。

結論的には「こっちの勝ち!」というものはない、ということが結論と言えそうですが、
それをキチンと認識できたことだけでも大変ありがたいことです。

本当にありがとうございました。

お礼日時:2014/08/29 17:02

ロレックスとかはどうですか、、、長持ち、、と考えると、、、ロレックスはずっとロレックスだから、、、。

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かにロレックスの安心感は揺るぎないですね。
腐っても鯛といいますか、
仮に動かなくなってもロレックスという価値は残り続ける、
みたいなところはありますね。
でも今回はできれば日本のメーカーから買いたいと思っております。。。
ごめんなさい。

お礼日時:2014/08/29 15:31

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