プロが教えるわが家の防犯対策術!

漫画イラストの上達法について質問させてください。

私は物心ついた頃から絵を描いており現在成人済みです。
顔も体もそれなりに描けていて、凄く下手という程ではないと思います。
ぱっと見形にはなっていますがデッサンは狂っていますし、顔は左右反転するとぐちゃぐちゃです。
なんと言えばいいのか分からないのですが、ぱっと見それなりに描けても「上手ではない」んです。

ピクシブでは二次創作絵をあげていますがジャンル内の平均以上に良い評価を貰えています。
ですがそのジャンルにいる絵の上手い人には絶対に敵わないのです。
そういう人の絵を見てこの人はちゃんと描けているっていうのは分かるんです。
でも自分の絵とどう違うのか、どうして自分はそんな上手い絵が描けないのか分かり
ません。

一定レベルには描けるのにその上へ行けないという壁に当たってしまい苦しいです。
初心者向けの上達法はよく見るのですが、基礎を学ばないままある程度描けるように
なり描き癖がついてしまった場合に効果的な方法ってないでしょうか。

上達するために写真の模写をしようとしているのですが対象が人間になるとさっぱりできません。
目や唇等一つの部分だけを描くなら大丈夫なんですが、目を描いてもう一つ目を…眉
毛を…鼻を…と描いていくととんでもない事になります。上手く配置ができないので
す。
漫画絵の模写もしていますがこちらも同じようにできません。
顔全体を描くと目は離れてるし鼻の角度も変だし…元絵に似ません。
絵を見て自分でおかしいのは分かるんですが、どう直せばいいか分からないのです。
何度修正してもダメなんです。

ちなみに私は空間把握能力がとても低いと思います。
このゲーム(http://www.eggazyoutatsu.net/ichikio_mob.html)をやりましたがスコアが500以上出せませんし、距離感が分からず混乱する事がよくあります。要領も悪いです。

私はどうすれば絵を上手く描けるようになるんでしょうか。
空間把握能力を鍛えるトレーニングを繰り返せばいいでしょうか?
それとも何か他に方法がありますか?
模写やデッサンはやっていますが上記のとおりです…同じように描けず上達もしない
ので嫌になってしまいます。
質問がたくさんあってすみません、アドバイスを頂けると助かります。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

マンガなどのイラストですよね。

マンガにはアート要素が多分に入っているので、参考になるかどうかは分かりません・・・・
つまり、デッサンが出来ていない人でも高い評価を得ることが出来る、綺麗に見せる事が出来る分野なので一概には言えませんが・・・

私も手癖で悩んだことがあります。手癖で描けるようになると、絵を描けない人から見ると、綺麗に仕上げてさえいれば、そこそこ上手に見えてしまうんですよね。
でも、自分で見ると他の絵描きより明らかに劣っているのが分かる・・・これですよね?

私の場合は、デッサンを勉強しました。手癖の絵を封印するというか、捨て去るというか、そういう意気込みだったと思います。
アタリを取る時点で、人間をポリゴン的に描くようにしたんです。写真を摸写するときも、輪郭をすくい取るのではなく、まず最初に写真の人物の立体アタリを取って、そこから輪郭を落としていくというか、そんな感じでデッサンの要素を取り入れました。

そうしてだんだん人間の立体から輪郭を落としていけるようになってくると、パースの存在に気付くんですね。
パースって言うと、人と物の関係のように思いがちですが、人間自体にパースがかかっていることに気付き始める。
そうすると、空間のパースと人物が調和し始めていくんですね。

アタリで立体で人間を捉えられるようになってきていれば、色を置いていくのも苦ではなくなってきます。光源を考えたとき、すぐにどこが影になるか分かってくるんですね。
また、色の照り返しとか映り込みとか、いろんな事が見えてくるんですね。
服のシワなども、立体で見えるようになってくると、絵の質がガツンと変わります。

これらは、デッサンを勉強しなければ、手癖だけでは絶対にたどり着けない分野のような気がします。絵にどんどん説得力を持たせることが出来るようになる。

立体で捉えることに慣れてくると、また新しい問題が立ち上がってきます。
一枚絵ですね。Pixivですよね。
デッサンがいくらうまくて絵の技術が上がっても、もしかしたら手癖で描いていたときほどの評価がもらえなくなってくるかもしれません。

でも、ここでもやっぱりデッサンの偉大さに気付きます。
人物が立体で捉えられるレベルになっていれば、人でも物でも何でも紙に落とし込んで描けるようになってきているので、昔の手癖の絵も、より説得力を持たせてアレンジして描けるようになっているはずです。

いわば、手癖の絵を上から目線で描けるようになっているって事です。昔は手癖の絵がすべてだったのが、今では「何でも描けるけど、昔の手癖の絵も改良版を描くことが出来るよ」ってな事になっているわけです。


一個だけデッサンを勉強していて陥りやすいのが「顔」です。
デッサンを勉強すると、リアルな顔がかなり描けるようになってきます。
しかし、マンガの顔はあくまで記号でしか有りません。立体の要素を取り入れられるイラストは、リアル系のみの限定された物になります。マンガイラストの顔はあくまで記号で立体の要素はほとんど不要・・・って事に気づけないと、リアル絵しか描けなくなって悩むことになりますけどね。

そういうわけで、私の場合はですが、デッサンを一から始めました。
お勧めですよ。輪郭すべて、髪の毛一本一本、シワ一つ、手癖で曖昧な適当に入れていた線が、一本もなくなってくると、絵のレベルが明らかに向上したことが実感できるはずです。
    • good
    • 0

デッサンの訓練の前に重要な、描写の訓練はされませんでしたか。


デッサンは物の見方、感じ方を学ぶ方法ですが、これを本格的にサポートするために描写力は不可欠のものです。

<私は空間把握能力がとても低いと思います。>とおっしゃられています。

空間把握はどうすれば出来るか。
物と物との関係を構築することです。

物と物との関係を構築することとは。
光と影(陰)を正確に捉えることです。

光と影(陰)を正確に捉えるには。
物にある光の変化を、調子として明確にすることです。

これを勉強する手立ては、画用紙や木炭紙に、鉛筆木炭等を使用して、頭で描くこと無しに、モチーフをしっかり前にし、観察し表現することです。

これは、PCでは困難がつきまといます。ペンタブを使っても、筆記具の先端は、画面に直接に触れているわけで無く、観察したものを、直裁に表すことが出来ません。白から黒に至る無限の変化を、モチーフを前にして描かねばなりませんから、余計な作業をすることは無駄なだけでは無く、不足することになります。

アナログのこの作業を徹底的に繰り返すことによって、記憶として膨大な量を内在することが出来るのです。仮にモチーフが無くても、光源の方角から、どのような陰影が出来、どのような明暗になるかの表現が可能になると云うものです。

そこでやっとPCを使う場合には、その場面になるということです。

光と影(陰)を正確に捉える勉強方法は、モチーフを徹底的に観察、同じ明度の部分を自身の把握でまず大きく括り、調子を入れ、徐々に括りを小さくしながら調子を加えてゆきます。括りの線は、すぐに完全に消せるほどのものです。
最終的には、括りの面積が、極小になり、美しいグラデーションを現出できるし、物と物との関係が表出出来ることになります。ここで始めて、本格的デッサンに入るための下準備が整うということになります。美大合格者は現役生、浪人生を含めて、このことを徹底的に要求されて来ているのです。

模写も勉強にはなりますが、目的が違います。多くは、大作家の作品にふれて、その描法の秘密や方法を探すことが目標となります。基本的描写力無くして、模写の意味合いも無いのです。

小生の教室で、教材の明るさの違いの括り方の方法を書いたものを添付しました。括りのやり方の参考にしてみて下さい。

これが、いわゆる面で捉えると云う方法です。
「そこそこかける人向けの絵の上達方法」の回答画像1
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!