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子どもが工作の材料として海で集めた砂を学校に持って行きました。

しかし、学校側から「海の砂で病気になると困るので、使用禁止」と言われたそうです。
ざっと検索してみましたが、こういった情報は見つかりませんでした。

何かこういった情報をご存知のかたがいらっしゃいましたら、
・今までに起こった事例
・罹患する恐れのある病名
など、教えていただけますと幸いです。

※この件について特に学校に何かを申し入れたりする予定はありません。砂は他のもので代用する予定です。

A 回答 (3件)

いわゆる抵抗力が非常に下がっている人(抽象的ですが、具体的には肝硬変の人など)は海産物を生で食べると、危険な細菌が海にはいます。

また大やけどを負った人なども危険です。しかし普通の人はまず問題になりません。漁師の人がかかりやすい感染症などはないと思います。学校の先生は、あまり使わない材料は、何かあったとき、言い訳ができないという恐れでそのようなことを言ったのでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
そうですね、何かあってからでは遅いですものね。

お礼日時:2014/09/18 09:26

海の砂に含まれている病気の原因になるモノは、多くは「菌」ですね。



公衆衛生学や菌学では基礎のテストでよく出てきますが、海砂に含まれる代表的な人体に悪いモノといえば、食中毒の原因となるウェルシュやボツリヌスなど数十種類~数百種類の菌です。

ウェルシュはいくつかの種類の毒素を出す菌で、その毒素の種類によって食中毒のみならず神経毒や呼吸器疾患の原因になります。
海藻類、貝類、魚類などについた砂を良く洗わずに、生で食べてしまった時に起こる食中毒や出血性腸炎の原因です。

また、ボツリヌスも海岸の砂や河川の泥などに生息しており、嘔吐や便秘の原因となります。
ボツリヌスは毒性が強いので、前出のウェルシュ同様に重症となれば死に至るケースもあります。
ボツリヌスは熱に強く短時間の100度加熱でも失活(不活性化)しないので、食中毒を防ぐには、砂や泥をよく洗い流したり、不活性化できるまでの確実な加熱が必須です。

国内で乳児ボツリヌスの原因とされている代表例をいくつか挙げるとすれば、ハチミツからの感染、消毒されていない海砂や河川の砂・泥を口に入れてしまったことによる感染、井戸水による感染などです。
また、自家製の加工品(押し寿司など)からの感染も時折みられます。

菌学では、海の砂についているいわゆるカビ菌の培養なども習います。
このカビ菌の良い面は、ヒトの薬として使える可能性です。悪い面は、様々な疾患の原因となることです。
現在は、この悪い部分をどうにか分離して新薬として使うという技術が国内外で研究されています。

人間のみならず、海から持ち帰った砂を入れた水槽で魚類や甲殻類などが病気になる原因も同様なので、水槽用の海砂は洗浄された後に高温殺菌をしてから販売されているようですね。
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この回答へのお礼

詳しく教えていただきありがとうございます。

目には見えないのですが、そんなに多くの菌がいるんですね。

砂が手についたくらいでは...と思っていましたが、学校で子どもたちに何か合ってからでは遅いですものね。

実は我が家の子どもたちも、学校から大変不満顔で帰宅したのですが、「こんなに菌がいるんだよ」と話してみようと思います。

大変勉強になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2014/09/18 09:31

病気の話、聞いたことがありません。



ヘドロで汚れた海ならともかく、普通の砂浜は安全です。
でないと、海水浴できないでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。

私も同様の認識でした。

お礼日時:2014/09/18 09:24

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