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御嶽山の噴火では登山客の方がなくなったり、心肺停止や重軽傷など、心痛みます。
私は御嶽山が噴火する前日、那須高原に行ってきて、那須岳を中腹の道路沿いから見てきましたが、その時は地元のタクシーの運転手さんが「よく煙が上がってますよ。」とのんびりした口調でしたので、そんなに危険なものと思っていませんでした。
でも、よく考えると大きな噴火がいつあってもおかしくない状況でしょうし、私も実際ちょっとした噴火はしているけど危険とは思っていませんでした。

御嶽山や那須岳は活火山ということで、いつでも噴火の可能性がありますが、休火山はどのくらい噴火の可能性があるのでしょうか?
休火山とはいえ、噴火する可能性があるので休火山なのですよね・・・
また、活火山と休火山はどこで線引きをしているのでしょうか?
休火山が噴火したら活火山?
活火山が何年か噴火しなくなったら休火山?

よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

Q/ 御嶽山や那須岳は活火山ということで、いつでも噴火の可能性がありますが、休火山はどのくらい噴火の可能性があるのでしょうか?



A/まず、日本では休火山という山は既に存在しません。死火山もありません。
1980年~90年代までに学校で勉強されたことがあれば、学校の先生がそういうのを教えている可能性がありそれを覚えて、頭から離れない人は多いでしょうけど。そもそも、活火山や休火山、死火山の定義は人類の歴史からみて、有史の範囲で考えていたため、とても曖昧であることが昔から言われていたのです。

そして、それを決定づけたのは、御嶽山です。1979年に噴火した御嶽山は、その当時活火山とは言われていませんでした。残念なことに死火山だったのです。だから、噴火することはないとされていたわけで、しかも当時の噴火は早朝で人も少なく死人は出なかった。

しかし、実際には79年に噴火しました。その結果、90年代にかけて議論がされ、火山(活火山)と山との2つに分類されました。即ち、休火山は存在せず、どの火山も等しく噴火の恐れがあることが決まったのです。

知らない人は多いですけど、報道も山が噴火する度に一応は申し訳程度に説明されることが多く、2000年代半ばにはある程度多くの人が、知っているはずなのです。

まあ、何の因果か御嶽山は2度目の予想外想定外を起こしています。二度あることは三度あるとも言います。三度目の正直ともいいますが、火山への入山は今後もっと厳しく管理する必要が出てくるでしょう。特に、富士山などは行楽シーズンに噴火の前兆が10分前なら凄まじい数の人が犠牲になりますから、今回の件が収束する頃には入山制限や規制、記録などは義務づける方向に進む可能性は高いでしょう。
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq8.html

ちなみに、山岳信仰の神の山(霊山)は気をつけた方が良いですよ。安全な山は霊山にはなりにくいのです。危険性があり、行くのが大変だから、神や仏に近い場所として山神を沈める目的で信仰されてきた場合が多いはずですから、科学での安全性には余り頼らない方が良いでしょう。ということが、2度目の御嶽山で分かったのです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
休火山という定義は今はないんですね!
死火山や休火山と言われていても突然噴火すると想定外ですね。
今回の御嶽山はちょうど紅葉の時期で登山客が多い時間帯だったことや噴煙の方向などいろいろ重なってしまったんでしょうね・・・
富士山ももし噴火すれば被害が甚大になりそうですね。
今後の対策や予知などがしっかりするといいですね。

お礼日時:2014/10/01 10:24

今は休火山という言葉は使われず,活火山の定義があるだけです.活火山の定義は何度か改訂されていますが,現在使われているものは,世界的な基準に沿って2003年に気象庁が「概ね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山」と定義しました.それ以外の火山(火山地形があり火山噴出物でできた山)は「活火山でない火山」です.



休火山,死火山という分類は使わずに噴火の可能性がある火山はすべて活火山とするようになったのは実はかなり前からで,1968年の気象庁の火山観測指針には,文献に噴火記録があったり,過去1000年程度の地質学的な噴火記録がある火山,噴気や地震群発など火山性の異常がある火山を活火山としています.御嶽山も当時から活火山として載っています.ただより活発な火山から先に観測体制を整備していたので,御嶽山には観測施設がなかったのです.観測していなかった火山が突然噴火したわけですね.その後何回かの定義改訂を経て,現在の形になりました.2014年現在日本には110の活火山が認められています.この数は地質調査などで1万年以内の噴火が確認された火山が出てくれば追加されていきます.

カルデラを作るような噴火を起こす火山は,噴火間隔が数万年におよぶことが普通なので,活火山の定義には入らない火山がでてきます.そのため現在の活火山総覧第4版では活火山リストとは別にカルデラ火山一覧がついています.もっともカルデラ火山にはカルデラ噴火の後にできた後カルデラ火山が活火山認定されていることが多いのですけれども.
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
「過去1万年以内に噴火」というのは長いスパンですね。
(地球の歴史から見たら短いのかもしれませんが)
今後の調査にも関心が高まるかもしれませんね。

お礼日時:2014/10/02 12:37

おまけ というか 蛇足



http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%AB%E5%B1%B1% …

2005年12月29日: 秋田県泥湯温泉近郊の駐車場で、雪でできた窪地に滞留した火山ガスにまかれ観光に来ていた一家4名が死亡。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E9%96%A2% …

東京都心も 違うガスで危ないといえば危ない
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
火山噴火でなくてもガスが基になる事故もあるんですね。

お礼日時:2014/10/02 09:05

日本はすっぽりと環太平洋火山帯の中に入っています。

どこでも噴火の可能性はあるのです(地球の長い歴史の中では)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%92%B0%E5%A4%AA% …

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%92%B0%E5%A4%AA% …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
日本は火山列島ですから、いろいろところに火山があり、それがいつどんなタイミングで活動を活発にするかは、長い時間軸のなかでは分かりませんね。
せめて、災害を避ける事ができればいいのですが…

お礼日時:2014/10/01 14:23

以前は2千年以上噴火活動が見られなくなったら、休火山と定義していました。


現在では、数万年間の休止後にも噴火活動を再開する火山の存在が確認されたことから、休火山という用語は使用されないことになりました。
噴火が見られなくても、噴気が見られる場合は明らかに活動的ですし、噴気の中には硫黄分その他の科学物質が含まれており、猛毒の硫化水素や亜硫酸ガスが混入している場合があります。
毒性ガスは噴気中濃度が数PPM(百万分の一)程度でも死に至る程の危険性の高い物です。
箱根の地獄谷とか、雲仙温泉の地獄などでも、硫黄分を含んだガスが噴出していますが、濃度が低いため即死に到ることはないものの、暫く臭いを嗅ぎ続けると気分が悪くなります。
八甲田山も噴火活動は見られませんが、あの有名な「死の行軍」訓練中に亡くなった兵士の内には、亜硫酸ガスで中毒死した兵士も居たようです。
これら有毒ガスは空気より重いため、窪地などに溜まりやすく、噴気の勢いで窪地を形成したり、その熱で雪を溶かすため、避難したつもりの冬山登山者などが犠牲になりやすいそうです。
雲仙温泉は、活動的な普賢岳とは可成りの距離がありますが、箱根温泉も同じように臭気を感じる噴気が見られる事から、噴火の危険が絶体に無いとは言い切れません。地底深くにマグマ溜まりがあって、その熱活動が地下の僅かな隙間を通ってガスを噴出させているのです。
活動を停止している火山の調査から、火道(噴火する時のマグマの通り道。マグマが山体から噴出したものが溶岩。つまり溶岩の通過路)の径は数十センチ程度で、水鉄砲や注射針からの噴出に似て、強い圧力によって押し出されていることが分かります。
数万年程度穏やかに経過していても、突然噴火する場合もあって、死火山という用語も安易には使用されなくなっています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
毒性の毒性ガスは思った以上に恐ろしいものなんですね。
那須でも「殺生岩」というところでは、硫黄のにおいが強く、周りに樹木が生えない、岩ばかりでした。
今回の御岳山でも救助がガスで妨げられたりしていますね。
救助される方の安全をお祈りいたします。

お礼日時:2014/10/01 11:07

休火山…有史以来噴火の記録が無い火山(しかし地下のマグマは動いている)



活火山…富士山や御嶽山のようにいつ噴火してもおかしくない火山

死火山…火山活動が完全に停止している山(マグマの活動も見られない)


ちなみに日本アルプスや日高山脈は火山ではないのでご心配なく
安心して登りましょう
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
>ちなみに日本アルプスや日高山脈は火山ではないのでご心配なく
火山でないかそうでないかというのは噴火しない限り、あまり気にしていませんでした。
登山が好きな友人もいますので、気を付けて行ってほしいです。

お礼日時:2014/10/01 10:27

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