プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

電波望遠鏡で平面的映像を得るには望遠鏡を移動させ、それぞれの位置でのデータをマッピングして得られることは分かっています。しかし、具体的にどのように検出器を移動させているのか具体的方法が説明されていません。望遠鏡で観測に時間が掛かる場合は、地球の自転の影響を補正するため望遠鏡の追従も必要になってきます。このため、パラボラアンテナを上下左右に振ると思うのですが、2次元データを得るための移動はどんな機構でやるのか説明されたサイトが見つかりません。
仮にパラボラを振ったのでは正確な2次元データにならないと思うのですが。
アンテナ全体をX,Yに移動できるレール上に乗せたりしているのでしょうか。

A 回答 (3件)

> 電波望遠鏡で平面的映像を得るには望遠鏡を移動させ、それぞれの位置でのデータをマッピングして得られることは分かっています。


⇒ 電波望遠鏡の位置を人工的に移動しなくても、時間が進むと地球の公転位置や自転位置が変化するので、計算で時間と電波望遠鏡の位置を補正するのでしょう。
 
> パラボラアンテナを上下左右に振ると思うのですが
⇒ 観測のターゲットの位置を角度として正確に把握するために、パラボラの向きをコントロールしているのでしょう。

http://alma.mtk.nao.ac.jp/j/aboutalma/more/syste …
詳しい説明のサイト
http://www.astro.sci.yamaguchi-u.ac.jp/~kimura/s …

簡単にイメージ出来る説明のあるところ
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …

> アンテナ全体をX,Yに移動できるレール上に乗せたりしているのでしょうか。
そのようなことはしないと思います。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7216016.html
一つのアンテナで画像を獲得するためにスキャンしているのではない。 
ターゲットとしている観測対象の位置や角度を複数の観測結果データをもとに計算で確定するために、ある地点での観測対象からの最強の電波を受信する目的でアンテナの向きを変えているのでしょう。
    • good
    • 0

 地球の一方の側で星を観測し、反対側に回り込んで星を観測すれば、直径12800kmの距離差が生じますから、それによって星の位置や距離を測定出来ますが、電波望遠鏡というのは、基本的に同じ方法で観測する装置です。



 現在はVLBIと呼ばれる方法で観測する例が多いようで、これは人工衛星に電波望遠鏡を搭載しているスペースVLBIでも同じです。

 超長基線電波干渉法(VLBI):http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E9%95%B7% …

 月面にVLBIを設置すれば、月の公転軌道の直径に等しいVLBIが実現しますが、予算の目処が立っていないようです。
    • good
    • 0

電波望遠鏡に用いられるパラボラアンテナは、一点固定・首振りで観測範囲を移動させます。


大型、高感度のパラボラを車載したり、レールに乗せるのはかなり不便で、移動の経費も所要時間も大きくなります。
多数のパラボラを展開的に配置して、同期的に首振りをさせれば、巨大望遠鏡と同じ観測性能が獲得出来ます。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!