プロが教えるわが家の防犯対策術!

どのジャンルでお聴きしていいか、とりあえずこのジャンルに再質問ですm(_ _)m

PCでmidi音源を再生、オディアヘッドフォンで聴いたり、パート別再生したりで聴いていますが、音の不自然さにヤになっちゃいます。
Windowsの既定デバイスMicrosoft GS Wavetable SW Synthで、YAMAHAのmidplayerでの再生環境ですが、古い安物でいいので、音源モジュールで、特にピアノの音色ナチュラル再生はどういう機種を、どういうつなぎ方や再生MP3変換に録音?するとか聴けるようにすればいいでしょうか?

まるきりこの手の機材に無知識なので、よろしくご教示いただければ幸いですm(_ _)m

A 回答 (1件)

シーケンサソフトや録音ソフトに関しては、Windowsユーザではないので詳しくありません。



音源に関しては、ハッキリ言ってめちゃくちゃややこしいので、どこで妥協するかを決める必要があります。

MIDI音源というのは、「1台1台が独自規格」といって良いほどいい加減なものです。最も基本となるGM規格は128音色しか規定されていないため、1990年代初頭にローランドとヤマハがそれぞれ独自の拡張規格GSとXGを作りました。しかし、おなじ「GS規格のMIDI音源」といっても、モデルごとに微妙に差があるため、たとえば「GS規格の音源A」を前提に作られたMIDIファイルを「GS規格の音源B」で再生すると、100%同じ音にはなりません。

一部のXG音源にはGS互換モードが、また一部のGS音源にはXG互換モードが搭載されていますが、普通は「GS音源AとBの差」よりも違いが大きくなります。

また、Rolandの場合、ある時期を境に事実上GS規格を放棄してしまったので、新しいから良いとも言えない状況です(というと聞こえが悪いですが、要するにMIDI音源の時代ではなくなったので拘るのを止めた訳です)。

このほか、近い時期に発売された機種なのに同じバンクに別の音色が割り当てられているといった問題もあるため(有名な例ではSC-8850とSC-8820)、MIDI音源を用意すれば万事OKという訳にはいきません。

いちばん無難なのは、XG音源でありながらGSフォーマットに正式対応したYamaha MU1000/2000か、GS音源でありながらXGフォーマットに互換性のあるSC-88pro/8850辺りでしょう。MIDI音源としては最も完成された製品なので、中古品の球数も豊富です。ただし、安くても2万円くらいはする上、(通信カラオケを除けば)いまさらMIDI音源という時代でもないので、視聴目的だけだとちょっと高すぎる気がします。

比較的安いところだと、GS初号機のSC-55mk2か(XG互換性なし)、XG初号機のMU80がGS互換モードを備えています。いずれも1万円くらいで手に入るでしょう。

なお、オークションはもちろん、中古販売店でもいい加減なところは少なくないので、自分で良否が判断できないのであれば多少高くても信頼のおける店で購入することをお勧めします。

音質に関しては、少なくともリアルな音ではありません。たとえばSC-8850のピアノ音色の波形容量は4MBですが、今日のシンセサイザーだとその10倍から1000倍近い容量があるので、比べるべくもありません。ただ、悪い音という訳でもなくて、プロのクリエーターでも使い続けている人はいます。

パソコンとの接続は、USB端子がある場合はそれで、ない場合はMIDI端子で行います。当然、パソコンにはMIDI入出力がないので、USB/MIDIインターフェイスを使うことになります(1in/1outで3000円くらいから)。当時はシリアルポート接続が一般的でしたが、今どきのパソコンには搭載されていない方が多いでしょう。

MP3に変換するには、MIDI音源の音声出力をパソコンに繋いで、録音し、必要なら変換することになります。パソコンの音声入力がマイク端子しかない場合、直接繋ぐと音源にダメージを与えるので、外付けのオーディオデバイスが必要です(安物で3000円くらい、DTM用で1~3万円くらい)。
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この回答へのお礼

とても詳しい解説を本当にありがとうございますm(_ _)m

おすすめ機材型番のひとつひとつの機能的内容知識を研究把握していきたいと思います。
段階あがりましたらまたよろしくお願いいたしますm(_ _)m

お礼日時:2014/10/17 23:22

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