プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

自宅建築を検討しており、いろいろなハウスメーカーの営業マンと接しています。
某ハウスメーカーの営業マンが「当社は国土交通省から工業化住宅の認定を受けており
これは、全国で13社しかありません」という説明をし、「この認定を受けているのでその他のハウスメーカーや一般工務店より構造がしっかりしているため安全です」といった趣旨の案内をしています。
インターネットでいろいろ調べてみたのですが、工業化住宅とは、非常に端的に言えば「基本的に部材は工場で作る」というものであり、また、認定を受けたというのは「部材等の品質が基本的な条件を満たしている物」といったように感じました。
悪い物ではない、ということは言えるのでしょうが、逆に認定を受けていない物に比べずば抜けてすばらしい物、という事でも無いように感じています。
また、その制度自身も四十年も前に始まった制度であるようで、最近の技術の進歩からみて時代遅れになった認定というようなことはないのでしょうか。
営業マンに聞いても、きっと「認定を受けているということは、信頼できると言うことだから大丈夫ですよ」的な回答しか返ってくる気がしません。どなたか公平な視点から「工業化住宅に認定される」という事の価値について教えて下さい。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

乱暴な言い方をすると、強度が、「数値、データによって裏付けられた」住宅と言ったら


言い過ぎかも知れません。

認定が工場生産を意味するものと考えると、「製品の品質が一定の基準を満足している。」
と、考える事が、出来ます。

「一定の基準」と言う以上、当然、具体的な数値、データーがバックボーンとして
存在するはずです。
これは、外形寸法、強度、塗膜厚、接合強度、溶接強度、等全ての項目に、
その基準を決め、合格と判定できる「合理的な理由」があるはずです。

例えば、耐震基準、と言う項目で考えると、「震度6」でも倒壊しない住宅、を
設定する、と考えると、「構造計算」(数値化)によって、必要な柱の大きさ、太さが
決まってきます。
HMも営利企業ですので、この数値の最小値を追及します。(出来るだけ安くしたい。)

このことが何を意味するか、と言うと、「震度6」では大きな損傷は出ないが、
「震度7」では、大きな損傷が、当然、発生する、という事です。
これが経済設計と言う考え方の根本にあると思います。

このよう製作上の重要な項目を数値化、基準化し、しかも、作成環境(温度、湿度、他)
までコントロール可能な、工場生産をすることで、品質の安定性を図っている、と思います。

それ以外の住宅も、数値的な、ある程度のバックボーンがあるものの、むしろ経験則が
重要な意味を持っている、思います。

単純に、震度で考えると、乱暴ですが、「震度7」でも、大きな損傷の発生しない
建物もあるかも知れませんが、「震度6」で倒壊する建物も結構発生する確率がある、と
いう事です。

勿論、使用するジグ(接合金物)も進歩しており、日々、品質も具体的に向上してきている
と思います。

制度が始まってから40年という事ですが(知りませんでした。)その間、大きな地震が
多数発生し、国の耐震基準も随時更新されていますので、制度は古いですが、中身は
バージョンアップされていると思います。

独断と偏見で記載しました。
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この回答へのお礼

ありがとうございました
制度のことはいろいろと調べたつもりですが
バージョンアップされてこうなった、的な情報は見つかりませんでした
まさか、本当に40年前から変わっていないのでしょうか(笑)

お礼日時:2014/10/21 21:17

当時の通産省が建設業界にかかわろうとして作った制度です。


認定は「品質管理優良認定制度」です。
工場製作と現場組み立ての品質管理が定められた基準通りに
実施されていることを認定するものです。
一流企業を除いて明文化した自社の品質の基準があるということが
当時の建設業界では稀でした。
今ならそこそこの企業なら品質基準は持っているでしょう。
今時、そんなことを売りにしなければならない会社があることに
驚きを感じます。
「あなたの会社の売り物は何ですか」と質問してやってください。
顧客サービスの一言も出なければ失格ですよ。
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この回答へのお礼

制定されたのが40年も前なので
やっぱり「いまさら」的にだいぶ時代遅れの認定制度になってしまったんですね。

お礼日時:2014/10/21 21:15

ハウスメーカーの認定型式による構造方法ということで、


定められた耐震性能があると認められています。
規格品なので、設計者や施工者によるばらつきが少なく、一定の基準は保てるので安心です。

他の一般的な工法(木造在来・ツーバーフォー・重量鉄骨・RC…)でも、
同じように耐震等級をとることはできますし、構造計算による特殊な工法にすることもできます。
ですので、認定されているから他の工法より丈夫、などというのではありません。

重量鉄骨の建築に見慣れていると、メーカーの軽量の規格住宅(プレハブ)はペラペラに見えちゃったりします。
ゾウを載せたりブルドーザー載せたりしてますけどね。

リフォームや増築などの時に、まったく融通が利かないのが認定型式の住宅です。
特にプレハブの鉄骨階段はあきらめるしかなく、よくネックになります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました
ようするに、まあそれなりにきちんと作っていると言うことなんですね
説明してくれた営業さんは、この認定がある会社というのは(もちろん自分の会社のこと)
「業界の中でも最高の技術を持っている」
「非常に頑丈な造りであることが国から認められたもの」
「他のメーカーや工務店より格上」
といった感じの説明をしていました
あやうくだまされるところでした(笑)
ありがとうございます

お礼日時:2014/10/21 21:13

当初はプレハブ住宅から始まっています。


それが一般住宅まで成長し、
今では標準化されて優秀な住宅となっています。

でもそれぞれのメーカーで品質の差はあって認定されているからといって、
設計品質にはいろいろあります。

生産過程は標準化されていますから、ばらつきは少ないでしょう。
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この回答へのお礼

なるほど
認定=安心とは、さすがに言えないんですね

お礼日時:2014/10/21 21:18

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