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日本では笑顔いっぱい元気いっぱいの接客態度が多く見られます。
都会にある店や大型モール・チェーン店では特に多いです。

それが好きな人もたくさんいるでしょうし、アメリカやヨーロッパによくいる「私のこと嫌いなのかな?」と思わせるような接客態度よりはマシだと思います。

が、個人的にはそのようなニコニコ接客に対して、「ちょっと気持ち悪い」「やりすぎ」「うさんくさくて嫌」「こっちも気を遣ってしまうから疲れる」という感じしかしません。
もっと普通に、失礼のないようにしとけば良いでしょ?と思います。
この日本の接客態度が好きではない方・嫌いな方って同じ日本人でも結構いると思うのですが、日本って昔からこういう接客をしてきたのでしょうか?

自分の勝手な想像では、戦後アメリカ人のニコニコ笑顔な接客に憧れて今の経営者達がそれを追求し、その思想が現代日本に根付いている・・・とか?と思っていますが多分違いますよね笑

それは置いといて、もし戦前の日本の接客態度をご存じの方がいたら教えてほしいです
m(_ _)m

A 回答 (3件)

戦前どころか、戦後でも多くの商店街で「殿様商法」でした。


店に入ると胡散臭そうに見られ、「何か用か?」という態度。
駅や役場の窓口も、官僚主義丸出しでした。
高度成長期になって「お客様は神様」が流行語になって、接客態度が一変し始めました。
物不足の時代は、文字通りの売り手市場でしたから、客の方がぺこぺこ。店を出る時にも客の方が「有り難うございました」・・・。
戦前からの因習の名残、容易には脱却出来ませんでした。
80歳代前後の人なら、誰でも覚えています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
戦前・高度成長期前は「商品を売ってる方が偉い」という感じの時代だったんですね。
今はモノで溢れ返ってるから、客を呼び込まないといけなくて接客態度が変わったという事でしょうかね。

お礼日時:2014/10/24 19:56

欧米は基本的に笑顔です。

普通の人がなんでもない時にニコニコしてるんです。接客だけじゃなくね。
逆に日本人は普段ニコニコしていません。だから店員だけがニコニコしてると逆に目立つのでしょう。

ちなみに笑顔というのは笑った顔ではありません、口角(口の端)を上げるだけです。個人的には『芸能人の顔』と呼んでいます。

今後は日本でも、いつもニコニコな人が増えると思います。やってみれば分かりますが、対人戦略的にこれは結構効くのです。子供のころから叩き込む親も増えると、私は予想しています。
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欧米人の笑顔は「敵意のないことの表示」です。

欧米人でもアジア人でも、目が合うというのは一歩間違えると「ガン付け」であり、喧嘩になりかねません。
それを目があうとお互いに「にこっ」っとすることで「敵意はありませんよ」と表しているのです。

それに対して、日本を含むアジアでは「基本的には目をそらす。それ以上の際は礼儀(姿勢を正すとかお辞儀をする等)で相手を敬う」という方法をとります。

ですから、欧米の店に行くとにこっとはするものの、それ以上のサービスはない、ということは往々にしてあります。

ではなぜ日本ではみんなニコニコ接客をしているかというと「それが与えられた役割」だからです。

日本語の私を見ても分かるように、英語のIなどの大して無数の第一人称があります。しかも、個人でも役割の状況に応じて使い分けていることも多いでしょう(たとえば仕事中は私・友達とはオレ・家庭ではお父さん・親の前ではボクなど)日本人はそもそも、社会(世間)で与えられた役割をはたすことを義務とした社会なのです。

ですから「接客するほうは、ニコニコしているのが当たり前だ」という社会通念があれば、それが強要されることになるわけです。

このような「社会の役割にしたっがって態度を決める」というのはほかの社会にもあるのですが、日本はちょっと度が過ぎています。

なぜ度が過ぎているかというと「ほぼ完全な平等社会」だからです。

日本には階級という考え方がないだけでなく「権威」もほとんど存在しないのが、世界的にみて特徴的であるといえます。

たとえば極端ですが、北朝鮮の主席が「他国は店員がみな笑顔だから、君たちも笑顔で接客するように」と指示すれば、その日からみんな笑顔になるでしょう。笑顔じゃない人がいれば「あの人主席の指示にしたがってない」と密告されるでしょう。

欧米にしても階級社会が色濃く残っており、階級によって「するべき仕事や社会的態度の規範」が決まっています。ですから、ウォールマートの従業員は労働者階級でその規範には「ボスの指示に従って仕事をすること」しかなく「積極的に笑顔で接客して売り上げに貢献すること」という規範はほぼ無い(給料分働けばOK)ということになります。

これらの基本的な態度の違いがあった上で、日本人の接客スタイルが確定したのは高度成長期でしょう。それまで労働者でしかなかった庶民(どちらかという下流層)たちも、がんばれば中流になれる、そしてなったという意識が高度成長期後の「一億総中流時代」です。

中流層の規範は「仕事や社会に貢献できるなら、自分の努力を惜しまない」というものですから、みんな喜んで自分の資質を伸ばすように(そして会社の業績に貢献するように)なっていったのです。

これが接客業であればまず笑顔であり、鉄道でいえば恐ろしいまでの定時性ということになります。

戦前のことはあまり知りませんが、文献を読む限りはボーイにチップが必要だったようですから「与えられた仕事以上のことはしない」のが原則だったのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
高度成長期に中流階級になりたいと願った人達の努力が現代に影響しているという感じでしょうか。
やはり現代日本の接客態度はごく最近始まったものなのですね。

お礼日時:2014/10/26 00:53

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