プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

今年海外にある日系の税理士事務所に就職しました27才です。1年目です。

日本の本体は100人超えており、数カ国に事務所を構えており、私がいる国の事務所は20人程度です。主な業務は法人設立から各種ライセンス取得、記帳代行から税務申告、スポットでデューデリジェンス、移転価格に絡む問題を取り扱っています。

私はこの歳になるまで、遊び呆けており、資格もまだで勉強し始めたばかりです。ちなみは資格はイギリス公認会計士資格です。(取得に三年早くても二年かかります。)

が、海外で長く暮らしており、海外大卒、英語もほぼネイティヴで、会計や法務、税務などのテクニカルなトピックに対して淀みなく書き、喋りは問題なくこなせます。(日本語の専門用語は勉強中です、母国語ですから場数をこなせば使いこなせる自身があります。)

今いる事務所はまだ入ったばかりですが、日本本体の人達や何よりも現地の上司がとても良い人で、仕事も出来るし、優しさの中に厳しさがあり、彼の下でしっかりと数年間は働いて、力を付けたいと考えております。

出来れば数年とは言わず、もっと在籍したいと考えておりますが、日本本体や各拠点の日本人は皆監査法人出身の会計士で、僕も同じように監査法人で働いてみたいと考えています。

そこで幾つか質問がありますので、皆様のお知恵を拝借出来ましたら幸いです。

1. 僕の歳で監査法人は無謀か?

2. 僕の歳で監査業務は無理か?

3. 監査業務は何年ほど頑張れば一通り身につくのか?(やればやれほど深さが身にしみると思いますが、ある程度監査業務をやっていましたと人に言えるだけの実務の経験と知識を得られる期間です。)

4. Big4以外の監査法人に勤務した場合、得られる経験の質のかなり違うのか?

5. クロスボーダーM&Aやデューデリジェンスに興味があります。まだ上辺だけしか経験してませんが、非常に面白い分野だと感じています。
(今いる所でDDをやっておりますが日本人はFA含め、きちんと英語が喋れる専門家や銀行家が少ない印象の為、その点に於いて自分は抜き出ることが出来る自信があります。会計税務法務などの知識や実務経験は微塵も及びませんが。笑)
私の経歴をざっと書きましたがこういった業務を専門に携われる可能性はありますでしょうか?

6. またどのようなルートで行くのが順当なのでしょうか?
(僕が公認会計士の資格を取得できたことが前提です。)
現在DD業務に携わってる人は皆監査業務出身だ。とか、大学卒業して、いきなりDD業務をずっとやってる人もいるよとか教えて頂けましたら幸いです。

長々と恐れ入りますが、皆様のアドバイスお待ちしております。どうぞよろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

Big4の一角の監査法人に勤めています。


1と2についてお答えさせていただければと思います。

年齢については全く問題ありません。
今の日本の監査法人は採用難です。試験合格者の大半が監査法人の複数内定を持ち、中小監査法人に至っては予定採用数の半数も採用できていないところがたくさんあります。

私の同期の中には前職が全くない30歳、前職がある35歳という人もいましたので、年齢を理由に監査法人に入れないということはないです。
むしろ、お察しの通りbusinessレベルのEnglish skillを持つ日本人は監査法人内では非常に貴重ですので、資格を取得できれば引く手あまただと思います。

唯一勘案しなければならないのは、監査法人で監査業務を始めた場合数歳年下の上司のもとで働くことになる可能性が高いという点です。
もちろん若くとも優秀な会計士もたくさんいますが、若くして試験に合格した会計士の中には自分の能力を過信して高慢になっている人間も少なくはありません。概してそういった類の会計士は実務能力もそう高くないため、質問者様のようなきちんとした経歴を持っている方にとって非常な苦痛となる可能性があるということはご理解いただければと思います。

ただ、イギリスの公認会計士資格ですか。
正直なところ、私は私の法人でイギリスの資格で働いている日本人を見たことがありません。というのも、日本国内の監査法人で監査業務をしようとした場合、J-CPAかUS-CPAのどちらかを持っていないとassignが難しいのです。
国内上場会社の監査は日本の会計基準に準拠して行う業務がほとんどであり、IFRS、US-GAAPに準拠する必要がある場合についても一度日本基準で作成した上で、conversionを行ってIFRS,US-GAAPに準拠させるため、まずは日本基準を理解しないと業務が行えません。
US-CPAのみの資格者についてはSEC上場の日本企業の監査で役に立つため、数は少ないですが在籍しています。
    • good
    • 1

税理士事務所なら会計士の資格はいらないし、税理士資格だけでよいですよね。

おとりになるのはイギリス公認会計士ということなので日本では明確には無資格になります。
会計士は法律家ですからその国で取得する必要があるわけです。当然外資企業の監査の手伝いなら出来ますが、それでは社員にはなれません。

1. 僕の歳で監査法人は無謀か?
現在会計士で足りないのは若い人らしいです。なぜなら30代前後で大量採用して人余りなので。つまり30過ぎたら需要は無いです。
2. 僕の歳で監査業務は無理か?
無理では無いけど3年はスタッフというくくりですからそれ以上でしょうね。
3. 監査業務は何年ほど頑張れば一通り身につくのか?
前の回答のとおり。スタッフじゃなくなるのが条件。
4. Big4以外の監査法人に勤務した場合、得られる経験の質のかなり違うのか?
違うでしょうね。なぜならBig4?Big3ですけど大手は海外の大手と提携なので。ということは手続きや基準はワールドワイドに通用する手順を学べると言うことです。中小だと無理でしょう。
5. クロスボーダーM&Aやデューデリジェンスに興味があります。まだ上辺だけしか経験してませんが、非常に面白い分野だと感じています。
この分野であれば厳密には会計士である必要はありませんよね。デューデリジェンスは必要でしょうけど。
まとめて言えば海外では監査法人が大手コンサルティングファームになってます。そしてコンサルに監査が食われている状況であり、収益の半分以上をコンサルティングで食っているのです。日本でもこの図式になりつつあり、無資格者が資格者より偉いと言う構図が出来つつあるのです。それを阻止するために別会社にして権利を守ったりしていますが、いずれはコンサルティングが出来ないと収益を上げられなくなります。会計士はコンサルに流れ、監査はおじいさんと新卒の追い出し部屋になるかもしれません。
税理士法人に至ってはITに食われて業務自体が危ういと言われてますね。この資格価値があるんでしょうか?
まあ日本では資格を過信しすぎで経済全体が失敗してますが、難しい資格の割には今後暗い話題しか無い業界です。大手のコンサルティング会社へ入った方が全然面白いはずです。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!