アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

日本はザブプライムローンを含めた金融商品を購入した会社が少ないと聞いていますが、それならなぜこれほど景気が悪くなったのですか?分かりやすく教えてください。

A 回答 (10件)

アメリカはリーマン・ショック以前から企業破綻が相次いでいた。

これは住宅と金融のバブルが崩壊したことによる余波。
そしてその余波は更に拡大。負債総額60兆円を超えるリーマン破綻でそこから融資を受けていた多くの企業やファンドなどが破綻し、さらにそこから連鎖破綻が始まり、日本の企業へも連鎖。また企業年金等の資産運用を米系ファンドにまかせていたことで給付が1/5に減らされるなどで煽りを食らったひとも多かった。

事実上市場は機能しなくなり恐慌直前の状態に。世界中の政府高官などが財政政策(税投入)や救済法によって金融機関救済へ。
その後3年ほどで恐慌直前という事態からは脱することになるが、巨額の財政支出による政府の借金と不景気が残されることとなった。

ちなみに、世界中の多くの経済学者、多くのエコノミスト、多くの政治家、多くのマスコミ、多くの業界団体が 神の言葉のように掲げる 格付け企業 ムーディーズやS&P による格付け、倒産直前のリーマン・ブラザーズはAAAであった。
    • good
    • 10

リーマン・ブラザーズの破綻で世界中が「こりゃヤバイ」ってアクセル踏んでるのに、日本だけがブレーキを踏み続けたままだったから。



円の為替レートの推移を見れば一目瞭然です。2007年と2012年を比較しますと、ドルとユーロは33%の下落、ウォンは約45%の下落率です。

世界経済ののネタ帳 - 為替レートの推移
http://ecodb.net/exec/trans_exchange.php?b=JPY&c …

リーマンショック以降の実質金利の推移を見ても日本の一人負けの状態がよく判りますね。

内閣府 - 主要国の実質金利の推移
http://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je12/h05_hz03012 …

世界が金融危機対策として金融緩和と財政出動に走る最中、日本は動かざること山のごとしで何もしなかった。
おかげで、円の希少性が高まり円高が加速しました。
貨幣価値が上がれば、相対的に物の価値は下がります。いくら金利が低くても実質金利はプラスのため(流動性の罠)、企業は投資に消極的になり、それがデフレを更に加速させるという悪循環、いわゆるデフレスパイラルに陥ってしまった。

>それならなぜこれほど景気が悪くなったのですか?分かりやすく教えてください。

日本が適切な経済政策を実行しなかったからです。
白川(日銀前総裁)や民主党(前政権)が批判されているのは、リーマンショックやデフレに対して何も手を打たなかった事です。
    • good
    • 9

ドルとユーロがボロボロになり、円が負け損なったので、円高が進んだためです。


リーマンショックで余った投資が、原油、穀物に集中し、世界的な穀物高、燃料高になった中で、円高となった日本の庶民だけが守られました。いくつもの国が庶民からの革命で倒れたのはご存知の通りです。国が倒れるまで行かなくても、物価高で悩まされたわけです。
日本企業は、円高で価格競争力を失い、デフレで国内市場でも苦戦したので、経済に影響したという人がいるわけです。
    • good
    • 4

日本はザブプライムローンを含めた金融商品を購入した会社が少ないと聞いていますが、それならなぜこれほど景気が悪くなったのですか?分かりやすく教えてください。



★回答

(1)日本は景気敏感株
ザブプライムローン リーマン後
多くのアナリストは 対岸の火事と言っておりました
でもこれは間違いであり 世界に対して輸出貿易をしている日本は景気敏感株と言われるものの集合体
だったのです
よって取引先の世界景気が浮上しないと国内ももどりません

(2)非世界標準の金融政策だった日本
FRB バーナンキをはじめとする 世界標準の金融政策をとらず
デフレを容認してきたからです
これはリーマン以前から 行っていた悪習慣だったのです
そんなわけで 景気の戻りが悪くなった
各国とくにUSAはFRB バーナンキをはじめとする 世界標準の金融政策を行ったのに
その回復の差は開いていくばかりでした
日銀 白川がクビになり 黒田 岩田(リフレ派経済学者)になり もどりつつあります
各国中央銀行のマネタリーベース比較でわかりやすいです現象です


(3)リーマン前からの悪習慣
日本の経済は 二つの 無能により崩壊しつづけているのです
工業国としては ちょー  一流ですが
政治 金融 財政 は三流

<20年デフレ構造の抜本的原因以下だ>

日本の不況の元凶
ベストアンサー
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8536491.html
↑ここみてちょ

<その他御参考>

●電機メーカーの経営状況
現在電機メーカーのTV部門は軒並み赤字ですが、
アナログ放送時代は日本ビクター・NEC・パイオニアなどもテレビ事業を行っており競合数が多かったのに、経営が成り立っていたのはなぜですか
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8512574.html
↑ここみてちょ

・・・・・・・・・・おわり・・・・・・・・・・・・・・・・・
「リーマンショックがなぜ日本の経済に影響し」の回答画像8
    • good
    • 0

「責務は日銀にある」と思います。

日本はリーマンショック後を含め、適切な金融政策をとってこなかったのです。

-------
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E5%B7%9D …
また、藤原正彦は以下のように述べた[71]。「デフレ不況を十数年も放置してきた責任の大半は日銀にあるのだ。リーマン危機以来、アメリカは通貨供給量を三倍に増やすなど米英中韓その他主要国の中央銀行は猛然と紙幣を刷り景気を刺激した。日銀は微増させただけで静観を決めこんでいる。ここ三年間で円がドル、ユーロ、ウォンなどに対し三割から四割も高くなったのは主にこのせいだ。今すべきことは、日銀が数十兆円の札を刷り国債を買い、政府がその金で震災復興など公共投資を大々的に行い名目成長率を上げることだ。札が増えるから円安にもなる。工場の海外移転にも歯止めがかかる。ここ十四年間、経済的困窮による自殺者が毎年一万人も出ている。日銀は動かない。」
白川退任後の日銀体制

2013年3月、安倍首相は白川退任後、量的金融緩和に積極的な黒田東彦や岩田規久男を総裁や副総裁に採用した。黒田は所信表明でデフレ脱却へ日銀の金融政策を刷新する考えを示した。長年、日本銀行を批判してきた黒田は、15年にわたる日本のデフレーションの責任の所在を問われると「責務は日銀にある」と明言している[72]。また、黒田はリーマン・ショック後に日銀の金融緩和が欧米より消極的だったことが円高の一因と指摘し、日銀のマネタリーベース(資金供給量)やバランスシート全体の大きさを注視する姿勢を鮮明にした[73]。
    • good
    • 0

日本経済がグローバル化しているからです。

黒田日銀が追加金融緩和を発表したら、世界中の株価が上がりましたね。それと同じです。経済は連動しているのです。
    • good
    • 1

郵便貯金などの財政投融資のお金はほとんど日本の国債で運用してあり、リーマンブラザースでは運用していません。

したがって、当初は日本には影響がないと言うエコノミストもいました。しかし、結果は大きな影響を受けて、震源地の米国よりも回復が遅れたのです。
その理由はサブプライムの被害を受けた米国の金融機関が日本を始め世界に投資していたお金を一斉に米国に引き上げたのです。株価は暴落し、不動産も売りで大幅下落です。結果的に日本の企業の含み資産が大幅に減少して、企業決算も赤字に転落するのです。
事業縮小や人員カットがおこなわれ、最初に影響を受けたのが派遣社員の雇い止めです。会社の寮も追い出され、日比谷公園で炊き出しも行なわれました。残業カットで所得は減少し、消費も低迷します。ローンが払えない住宅が大量に売りに出ました。
私はその時に賃貸用に中古マンションを2つ買っています。当時の麻生首相が全治3年と言っていましたが、4年掛かりました。
    • good
    • 0

リーマンショック後に景気が悪くなった原因は、2つあると思います。



一つは、超円高の進行で、製造業の海外進出が進み、国内の工場が相次いて閉鎖されたこと。
もう一つは、エレクトロニクス業界を中心に、グローバルビジネスの流れに日本勢(シャープ、パナソニック、SONY等)が完全に乗り遅れて、サムソンや中国勢の後塵を拝することとなり、急激に業績を悪化させたこと。

このうち、最初の方は、必ずしも企業の業績悪化を伴ってはいません。例えば日立などは、2010年度には営業利益2388億円の史上最高益を叩きだしています。しかし、国内製造ラインの合理化と言う観点からは、後者の実体が悪化した企業と同様であったため、日本国内では急激な雇用の減少が起こり、一気に景気が悪化しました。

で、リーマンショックとの関係ですが、「超円高」は、リーマンショックのために、低金利の円を売って高金利の通貨で運用すると言うキャリートレードが一気に解消されたためなので、その意味では関係ありです。

一方で、後者のグローバル化に乗り遅れたのは、必ずしもリーマンショックとは関係ないように思われ、むしろ日本企業の長期戦略の欠如(これまでと同様の先進国経済中心のビジネスが続くとたかをくくっていた)が大きかったと思います。また、スマホの登場で、超大規模な1品種のグローバル調達と言う商慣習が新たに生まれ、意思決定の遅い日本企業が、この流れにも乗り遅れたことも大きかったと思います。
    • good
    • 0

仰る通り、バブル崩壊を経験している日本の金融機関は、サブプライムローン関連の金融商品にはそれほど手を出してはいなかったため、当初日本への影響は少ないのではないかとの見通しがありました。


しかし、世界同時株安と超円高による影響で、輸出大国である日本は大打撃を受けてしまいました。
日本の製造業(特に自動車、鉄鋼、IT)が主にあおりを受け、海外で生産・販売した方が価値が下がらず、業績も日本よりはいいため、大手企業の海外進出が加速して、「産業の空洞化」が起こりました。 その企業の子会社や孫会社は親企業がいなくなるので、業務縮小や倒産が相次いでしまいました。 これが失業率の上昇につながり、また、法人税の減少にもつながり、日本経済全体の縮小化が進んでしまいました。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

ありがとうございました。そうですね相当の会社が海外に出てゆきましたね。

お礼日時:2014/11/02 09:41

国民の年金資産運用、財政投融資、郵貯のお金などをリーマンで運用していた。



それでなくても、年金は赤字なのに、、、、。

郵貯も相当な金をリーマンで損失したのでは、、、。

国民の金だけど、、、日本会社の裏立ては財務省では、、、。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/11/02 09:39

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!