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母が手根管症候群と診断され、ここ数ヶ月内服薬と注射による治療を受けています。(その薬は主にビタミンだと聞いています。)現在、夜中のしびれや痛みがなく、親指の付け根の筋肉が痩せてきてしまいました。確実にどんどん悪化しているのがわかります。担当の医師はもうしばらく様子をみるとのことです。
そこで今お聞きしたいことは大きく3つあります。
一つは、手の外科専門の先生なので、一応信頼しているのですが、診断にMRIなどの検査は行っていないことです。何か原因が隠れていることはないのか心配があります。
2つめには、治療の方法ですが、本などを見ると定期的なブロック注射や手首の固定をする方法があるとも書いてあります。しかし、固定する方法の話は担当の医師からは聞いていませんし、注射もビタミン剤のようなものと聞いており、注射する間隔も特に決められていません。本当にこのまま様子を見ていてよいのか不安です。
3つめに手術についてですが、ひどくなったら必要だといわれています。どの程度になったときに手術を行うのが有効なのかよくわかりません。担当の医師はもう少し、もう少しというばかりです。また手術には掌を開放する方法と内視鏡による方法があると思いますが、担当の医師は内視鏡による手術は危険なので行わないそうです。しかし手術後のリスクを考えると内視鏡による手術のほうがよいのかとも思ってしまいます。もし失敗するとどのようになってしまうのでしょうか。
長くなってしまいましたが、何か少しでも知っていることや事例などがありましたら教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (8件)

こんにちは。


1.MRIは、取ることもありますが、取らないこともあります。MRIをとっても、正中神経の炎症ぐらいしか見られません。たまに、ガングリオンなどの出来物ができて正中神経を圧迫することがありますが、いずれにしろ治療法はほとんど変わりません。今回も、希望すれば取ってくれるかもしれませんが、必要なければ、無理して取らなくてもよいかもしれません。
2.正中神経への注射は、一般的には、他の注射とは違って定期的にはやりません。あまりつらいときに、注射が効果的な人には、数回やるのもいいですが、神経のところに注射を打つために、頻繁にはやらない先生が多いです。(注射の針による神経損傷が怖いです)。シーネ固定は、夜間だけやってみるのもいいかもしれませんが、どの程度効果的かは、あまりわかりません。一度そのことについて相談してみたらいかがでしょうか。
3.一般的には、母指球という親指の付け根の筋肉がやせてくると手術を考慮しなければなりません。あまり母指球筋が衰えると、親指の動きが悪くなるため、その悪くなりすぎる前に、手術をします。あまり、親指の動きが悪くなって手術する場合は、手根幹開放術のほかに、親指を動かすために、腱移行術も同時にやらなければなりません。現在の状況からすると、先生は、手術を考えていると思います。また、他の先生が見ると、現在の状況でも手術を勧められるかもしれません。実際にどれくらいの症状が出ているのか見てみないとわからないのですが、個人的には、痛みがひどく、親指の筋力が弱っているので、手術をしてみるのもよいかなと思いますし、患者さんの症状によっては、もう少し、粘ってみるのも良いと思います。
 内視鏡についてですが、手技が難しいことと、神経を損傷してしまう可能性が多いということと、圧迫されている正中神経を十分に開放できたか確認ができにくいなどがあります。僕の大学病院でも、内視鏡をやることがありますが、ほとんどの場合は、掌を開放する方法を取っております。もし若い人であれば、以上のようなリスクをとっても、内視鏡をやってみるのもいいかもしれませんが、安全で一般的に行われている掌を開放する方法でもかまわないと思います。内視鏡での一番のリスクは、神経損傷だと思います。特に正中神経の枝の神経(掌側枝など)で、術後感覚障害、痛み、痺れなどが生じる可能性があります。
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この回答へのお礼

とてもわかりやすく丁寧なお答えをいただき、たいへん参考になりました。
内視鏡の手術は、やはりリスクがともなうものなのですね。手術をする時期もはっきりとした基準が決まっているものではないようなので、やはり主治医にもっとよく相談してみたほうがよいのでしょうね。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/06/23 02:25

リウマチの診断の基礎は症状とレントゲンで血液検査も参考にします。

甲状腺機能の検査も血液検査です。それを疑う所見がないから検査をしてないのでしょうか。なんともコメントしようがありません。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり、申し訳ありませんでした。
そうですよね。おそらくリウマチの疑いはないのだと信じたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2004/07/09 01:30

手根管症候群を扱う医師ならリウマチなどの検査をするのは常識ですので当然検査していると思われます。

それとなく担当の先生にリウマチなどないんですよね程度で聞いてみられたらいかがでしょうか。
手根管症候群の治療は難しいものではなく私どもの施設でもかなりの症例を扱っていますが、中には時期を逸している方も少なからずおられます。内視鏡にこだわる必要は全くありません。セカンドオピニオンを求めらるのに躊躇する必要はありません。

蛇足ですが特定の医療機関をネットで調べた程度で紹介するのはルール違反です。きちんと治療しているところはたくさんあります。

この回答への補足

レントゲンの検査は受けましたが、血液検査は受けていません。リウマチの検査というのは、やはり血液検査によるものになるのでしょうか?

補足日時:2004/06/25 00:33
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補足にお答えします。


友人(60代)に何人かこの病気の人がいるので私がインターネットで調べてみました。
手根幹症候群と診断がついているならば東京広尾の日赤が一番多い症例と手術例を持っているようです。
そこに勤めていた奥津一郎先生が考案された内視鏡手術を採用しているようです。更に調べてみましたらその奥津先生は現在 港区南麻布5-10-24 第2佐野ビル3Fで「おくつ整形外科クリニック」を開業されています。
Tel 03-5420-0920 地下鉄広尾駅下車3番出口からすぐだそうです。月・水・木・土が診察日です。
友人の一人はそこで内視鏡の手術を受け2ヶ月、先ほど電話で経過を聞いてみましたらしびれも痛みもなくなってゴルフが出来るようになったそうです。それまで彼女も近くのかなり大きな病院で何ヶ月も診て貰っていましたがはかばかしくなく、奥津先生にセカンドオピニオンを受けに行きました。
手術をするしないは別にして、まずはセカンドオピニオンを受ける事もよいことのような気がします。
それとも「手の外科医」ならば奥津先生のことはよく知っているはずですから主治医にこの話をなさるのもよいかもしれません。
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この回答へのお礼

お話のとおり、まずはセカンドオピニオンを受けてみようと思います。
詳しい情報を教えていただき、ありがとうございました。

お礼日時:2004/06/23 02:48

前の方の回答と一部重複しますが・・・



1. 手根管症候群は、神経をたたくとひびくか(tinnel サイン)、手首を曲げると症状が強くなるか(Phalen テスト)、神経伝道速度、夜中や朝に症状が強いか、などで診断します。MRIは撮らないことのほうが多いようです。

2.原因は多くの場合、手首の靭帯が炎症を起こして厚みが増し、神経を圧迫するためです。その炎症を軽快させるため、ステロイドの注射を手首の部分にしたり、添え木でしばらく固定したりします。症状が軽い場合にはそれだけで治ることがあります。

 内服薬は消炎鎮痛剤やビタミンB12を使うことが多いです。消炎鎮痛剤は炎症を抑えるため、ビタミンは神経の回復に役立てるためです。
 いま受けている注射が、赤い液を静脈に注射されているのであればビタミンかもしれません。また、手首の所に局所注射されているなら、多分ステロイドでしょう。
 ステロイドは症状の軽快を本気で図るなら、1週間に1回ほどを数回続けてすることもあります。それで効果不十分なら手術も検討します。

 筋萎縮は症状が進行した時の症状です。こうなると手術でも治療が難しい場合があります。

 「このままで様子を見ていて良いか不安」とのことですが、確かにその先生が「何を待っているのか?」が分かりません…。そのあたりだけでも、主治医の先生に確認されてみては如何でしょう?


3. ご存知の通り、内視鏡と直接開放する方法と2種類あります(厳密にはもう少し細かく分類されるようですが)。どちらを選ぶかは専門家の間でも意見が分かれます。
 しかし、内視鏡にはかなりの知識と経験が必要です。うまくいけば内視鏡のほうが結果がいいこともあるらしいですが、正中神経そのものを傷つけてしまうなどの大きな失敗も内視鏡のほうに多い感じです。
 
 どうぞ、お大事になさってください。
 
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この回答へのお礼

やはり主治医の先生にもっとよくお話を聞いてみたほうがいいですよね。
手術についても、それぞれのリスクをよく考えて検討していこうと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/06/23 02:37

お住まいはどちらですか。

東京でよければお勧めの病院があります。

この回答への補足

東京なら通えると思いますので、よろしかったらそのお勧めの病院を教えていただけませんか?
また、先生のお名前もわかりますか?

補足日時:2004/06/06 09:11
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手根管症候群の診断にはMRIは不要ですが頸椎症との鑑別のために頸椎のMRIを行うことはあります。

一般的には画像診断ではなく適切な診察と神経伝導速度の測定により診断されます。中年以降の女性に多い傾向はありますが、基礎疾患としてリウマチや甲状腺機能低下などがあることもしばしばありますので、この検査が必要です。
保存的に治療されることもしばしばありますが、数ヶ月改善がなかったり筋肉の萎縮が始まれば手術適応と思われます。手術方法は以前は手のひらの中央から前腕まで大きく切開する方法がとられていましたが、最近では2センチ程度の切開で可能で、施設によっては内視鏡が使用されますがこれは小切開でも安全に行うためのものです。術者の技術にもよりますが合併症は極めてまれです。最悪でも神経損傷により親指を外に伸ばしにくくなる程度です。感染でもすれば別問題ですが。

この回答への補足

リウマチや甲状腺機能低下などがしばしばあるとのことですが、それはこちらから検査をお願いしたほうがよいものなのでしょうか?また、その検査はどこの科で受けるとよいのでしょうか?もしわかるようでしたらその検査について教えていただけたらと思います。

補足日時:2004/06/23 02:28
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手根管症候群について書かれたサイトです。

ご覧になってみてください。
筋萎縮をきたしているとの事ですので再度医師にご相談されたほうが良いと思います。
医師の診断に疑問を覚えるのでしたら、セカンドオピニオンを求めてもよろしいのではないでしょうか?

参考URL:http://www.coara.or.jp/~gensin/medical/mix/clini …
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この回答へのお礼

そうですね、もう一度よく医師に相談してみたいと思います。
病気の進行が思っていたより早かったので、ちょっとあせってしまいました。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/06/06 09:18

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