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ドイツ留学から帰国したばかりの高校1年生です。
東京大学乃至、他大学の二次試験及びセンター試験をドイツ語で受けようと考えており、
そのことについて質問させて頂きます。

先に述べました通り、
第一志望は東京大学文科2類であり、
併願校に早稲田の商・文・法学部、慶應の法学部を考えています。

ドイツ語は年間留学の成果として話せるようにはなりましたが、言語の性格上曖昧な部分も多く、先日購入した「セレクトドイツ語問題集」では半分ほどしか得点することができませんでした。

この問題集は数少ないセンターレベルの問題集だと聞いていたので、
1年間学んだ身としてはこれ以上どう勉強していけば良いのか若干の不安を感じ
英語と英会話を区別するようにドイツ語とドイツ語会話を違うものと捉えることにしました。

ドイツ語会話ではなく
ドイツ語を勉強していくにあたり
基本からやり直していきたいと思います。

ここで質問なのですが、

どのような問題集を使っていくのがよろしいでしょうか?
またどのように勉強していくのが効率がいいでしょうか?

現在持っている問題集又は参考書は
例文活用ドイツ重要単語4000
セレクトドイツ語問題集
独文解釈の秘訣
文法から学べるドイツ語(ナツメ社)
です。


東京大学ではドイツ語は90点代を目指しています。
目標点数に付きましてもアドバイス頂ければ幸いです。

よろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

 高校1年で、帰国子女枠等の特別枠を視野に入れていないとか、明らかに英語に比べてドイツ語がネイティブクラスというの以外ではおすすめしません以下理由です。



 1. ほとんどの大学教授が学問をやる上で英語は必要だと考えているが、ドイツ語ができることはプラスに働くけどそこまで重視していない。
 →よってドイツ語試験については試験内容自体がかなり精査されていない可能性がある。また、傾向や採点基準などについてもコロコロ変わる可能性も否定できない。一方で、英語試験を全く受けないというリスクは多くの大学で敬遠されるため、つぶしが聞かない。過去問を見ればわかりますが、センターはともかく和訳、独訳ベースの試験である以上採点基準なんてどうにでも厳しくも優しくもなってしまう怖さがあります。


 2. 受験者の層がおそらくかなりレベルが高い。
 複数選択がある科目(例物理、化学、生物など)の場合は通常平均点などで問題の難易度差が極端に生じていないか規格化する場合があります。しかし、ドイツ語など特殊な受験の場合これがどの程度可能か不明。仮に平均点を出すにしてもおそらくよっぽど自信のある層しか受けないと考えられるためプラスに働く可能性は低いがこれも不明。

 3. 情報の不足
 たとえばよくある話で、地学を選択する裏ワザなるものがあったりもしますが、これは不利になる可能性もあります。というのは、圧倒的に受験産業による情報が不足しているため、どの範囲をこなせば”確実”になるかという見通しが立てづらいのです。受験で必要なのは100点満点を取ることではなくて、合格ラインを”確実に”クリアする実力です。つまりどんな問題が出ても90点取る必要があるわけではなく、問題の難易度に応じて上下してもいいんですが、過去問情報しかない場合はそれをデモンストレーションする機会が不足します。第一語学というかなり重要なウエイトを占める科目で、摸試等をうけてフィードバックできないリスクをとるデメリットは、多少その語学ができるというメリットを上回ると思います。


<結論>
結局何をどのくらい準備していいのか見当がつかない

要するにあなたが今直面している課題にぶち当たるわけです。仮にもドイツ語力をアピールとして優位に使いたいなら、早慶や旧帝大ぐらいならAO入試等もやっているのでドイツ語検定でもとってアピールしたほうがはるかに優位に立つでしょう。かりにも帰国枠でも、ドイツの現地の高校卒業しました、という人だって、あまりに他の学科のできが悪いと落ちています。さらに、英語圏でない帰国枠ですら、TOEFLだったり英語試験をあえて受けさせたりする大学が多いということは、それだけ英語という語学にたけていることは学問をやる上で必須に近い意味合いを持つわけです。それを担保した上でドイツ語もできるというのは非常に強いですが、英語が人並みにはできるという保障があってもものなのです。そういう意味で東大京大クラスを受験するというのであれば、英語がよっぽど足を引っ張っているのでない限り”得点科目”にするべき科目なのですから受験英語としてしっかりと”得点がとれる”英語を実践したほうが身のためだと思います。

 例外としては、ドイツ語が明らかにネイティブクラスで、ほぼ間違いなく英語よりも高得点がとれるという自信があるならドイツ語でうけるのもありかもしれません。またはセンター試験の場合はドイツ語のほうが簡単かもしれません。ただ、この場合英語を全く勉強しない、受験しない場合、場合によっては英語の点数がないことによって受験資格を失う大学が出るリスクを把握する必要があります。

無論、今回は”受験”という視点だけで書きましたが無論入学後の英語科目で苦労するとか、就職活動の時の英語力(たいてい最低ラインがある)を担保する必要があるとか長い目での問題もあります。仮にも、ドイツ語文学やるとしても、ドイツ語文学の専門家の多くは当然英語でも論文を書くことも多いでしょうから英語もそれなりに必要でしょう。留学経験おありならわかるかもしれませんが、ドイツ人の多くは英語力は高いです。そういう意味では、ドイツ語がある程度堪能でしたら英語の勉強もまわりよりはとっつきやすいかもわからんですよ。


質問の趣旨とずれましたが、高校1年生で他教科の学力が東大を狙える範囲にあるというならばよく考えたほうが身のためです。仮にも自分がドイツ語ネイティブクラスでもできる限り英語で受験を考えます(センターは可能なら両方受ければいいがあえてドイツ語の受験勉強はあまりしない)。

ドイツ語や留学経験はあくまで趣味、特技、経験という位置づけで空いた時間に勉強しておけば、のちに大学や社会人になった時にきっと貴重なあなたの財産になるはずです。そのぐらい気楽でいいのでは?
 
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
他科目で平均的に東大レベルの点数をとれるのは国語ぐらいなもので
英語に関して言えば
日本の英語はどうしても肌に合わず、模試などでは足を引っ張っています。

ドイツ語受験において
問題となるのは難易度よりもそもそもの情報の少なさという点はご指摘の通りで
問題集ひとつとっても、
英語のそれとは充実度から種類、価格などその全てに至って英語に劣っています。
第一、絶対評価なのか相対評価なのかわからない時点でもう一種の賭けであると言っても過言ではないと思います。

しかし、ドイツ語の東京大学の問題、センター試験を見る限り
現状で理解できない部分が10%未満であり、
減点の多くは、独語の性格である口語と文語との違いから来るものです。

残り2年で肌に合わない日本の英語をやるのか、
独語をやるのかと、考えた結果独語受験をしようという結論に落ち着きました。

情報の少なさに起因するデメリットは、メリットを上回るのも確かですし
受験校の選択肢が狭まるのも承知の上です。

これを知ってなおドイツ語で受験しようと考えているのは、
日本の英語教育に対する不満。
少し偉そうになってしまいましたが、
学生の視点で言わせて頂きますと英語教師への不信感からです。

受験用の英語の参考書をいくつか購入したのですが、
どうして英語の文章を読むのに、
本文より長い日本語で解説されなければならないのか。
単語や熟語は論文では扱うかもしれないが
口にはしないであろうものばかり。
授業は日本語で行われて、英文ではなく文法を解説する授業。

僕には理解できませんでした。
定期テストも暗記すればできますが、暗記しなければ1点もとれないようなものです。
僕は留学用の英語テストに合格し、第1志望のドイツに行きましたが
定期試験では赤点ギリギリです。

その事実が裏付けている通り、その僕が同年代の方々の英会話と比べて高いレベルにいるのですから
長い目で見てもどうしても有用とは思えず、日本の受験対策という観点から言いますと
どうしても独語受験の方が有利な気がしてしまいます。

僕のためを思って長文で回答してくださり、本当に感謝しています。
学生の身分で偉そうな事を言って申し訳ありません。
又、これだけ忠告を受けたにも関わらず我を通したのですから
失敗は許されないと思います。

Iarme001さんは過去問の事もご存じのようですし、
経験に則したアドバイスであったのなら本当にすみません(´;ω;`)

お礼日時:2014/11/19 06:35

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