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死刑確定者は、自己の都合で、情状酌量の余地のない理由によって他人を殺すような、行動にストッパーのない(外れやすい)人格の人です。こういう人が、無期懲役から30年後くらいに仮釈放になっても、また、事情によっては他人を殺すかもしれない。
また、刑務所で衣食住、医療、入浴、運動、読書など、「最低限の文化的生活」を送る人権は確保されている。本人は他人の人権を全て奪ったのにも関わらず、生活保護が確保されている。
受刑者は、医師の診察や薬の処方を、本人負担ゼロの税金負担なので、費用の心配なく要求できる。
長期刑で高齢化すれば、ガンなどの病に侵されることもあり、一回数千円するような薬代を税金で毎日消費する場合もある。

死刑が撤廃されれば、死刑相当の受刑者が、死ぬまで必要最低限の文化的生活を、税金で保障しなければなりません。
このような状態を私は求めません。

そこで質問ですが、死刑反対派のみなさんは この不条理について いかがお考えですか?

A 回答 (6件)

(Q)死刑反対派のみなさんは この不条理について いかがお考えですか?


(A)法治国家のコストです。
犯罪者を社会から隔離しておくためのコストと考えるべきでしょう。

そもそも、そのようなコスト論を刑罰に組み込むこと自体がおかしい。
それならば、コストによって刑罰が決まってくることになる。
物価上昇で、コストが上がったので、本来ならば、懲役10年だが、
コストを考えて、懲役8年に処す。
逆に、本来ならば、懲役30年だが、コストが上がったので、
死刑に処す
なんてことを認めることになりますよ。

(Q)最低限の文化的生活
(A)でしょうかね。
毎日の生活を自分できめることができない。
トイレに行くときにも許可が必要、入浴の時間や洗い方まで決められ、
監視されている。
毎日、どんな労働をするのか、決められている。
(懲役なので、強制的に労働させられます)
隣の受刑者と話すことも禁じられている
好きな番組を見ることもできない、
これを文化的生活とは、言わないと思いますよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2014/11/26 09:33

>こういう人が、無期懲役から30年後くらいに仮釈放になっても、また、事情によっては他人を殺すかもしれない。



外国では終身刑(釈放なし。恩赦などの対象にもならない)とか、「200年の刑」みたいな実質的に終身刑である場合が多いです。我が国も、無期懲役は仮釈放の可能性はありますが、死刑には仮釈放はないわけです。
だから死刑を廃止するなら、死刑に相当するものとして終身刑などで対応することになるでしょうね。

>刑務所で衣食住、医療、入浴、運動、読書など、「最低限の文化的生活」を送る人権は確保されている

あくまで「最低限」です。24時間監視・管理で起きる時間、寝る時間も自由に選べないし、もちろん外にも出られない。読書といったところで自分の気に入った本が読めるわけでもありません。だいたい、罰を与える場所なんだから自由なわけないだろ。風呂は夏でも週に2回だそうですからね。トイレに行くのも、隣りのやつと会話するのも刑務官の許可を貰わないといけません。刑務官に目をつけられていじめられるようになりゃ、そりゃ悲惨でしょうね。絶対に逆らえないですからね。日本でも「シャワーを浴びさせてやる」ということでケツの穴に消火栓クラスの圧力の水を当てられてそのケガが元で死んだ受刑者がいましたよね。

>受刑者は、医師の診察や薬の処方を、本人負担ゼロの税金負担なので、費用の心配なく要求できる。

医者にはかかれますよ。ただ、レントゲンやらなにやらちゃんと検査してくれるかどうかはわかりません。

で、私は消極的死刑賛成論者です。どういうことかというと、「人を何人も殺すような重い罪を犯したわけだから、自らの命で贖うのもやむを得ない」と思うからです。
では消極的な理由は何か、というと、死刑というのは究極の身体罰だからです。
犯罪者に対して腕を落としたり、目を潰したりするのは21世紀の文明国がやることではないですよね。では、腕を切ったり目を潰すのは非人道的でも、首を落とす(日本では絞首刑ですが)のはアリというのはおかしいじゃないか、とも思うのです。

死刑に関してはひとつ私が残念に思うことがあります。それはあの連続幼児殺人事件を起こした宮崎勤についてです。彼の事例は極めて特殊で、彼に刑事責任能力があったかどうかというのは永遠に議論が残ることでもあります。彼の刑は執行され、一説によると彼は最後の最後まで自分が何をされるのか自覚していなかったともいいます。彼の心理状態は非常に謎に包まれていて、彼の精神分析をもっとするべきではなかったかなと思っています。
それは、「彼が精神異常で刑事責任能力がなかったから」ではなく、彼を研究することで精神医学分析の発展の一助になったかもしれないからです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>犯罪者に対して腕を落としたり、目を潰したりするのは21世紀の文明国がやることではないですよね。では、腕を切ったり目を潰すのは非人道的でも、首を落とす(日本では絞首刑ですが)のはアリというのはおかしいじゃないか、とも思うのです。
これは私も疑問に思ったことがあります。多分、日本人の美学でしょうね。

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6351429.html


>それは、「彼が精神異常で刑事責任能力がなかったから」ではなく、彼を研究することで精神医学分析の発展の一助になったかもしれないからです。
宅間守も死刑執行が早かったですね。

お礼日時:2014/11/26 21:10




そういうことや読んでから言いましょう。
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人権はすべてに優先する価値観です。


人権派の人はそう信じています。


”事情によっては他人を殺すかもしれない。”
     ↑
そんな発生もしていない可能性だけで死刑にする訳には
いかないでしょう。


”死刑が撤廃されれば、死刑相当の受刑者が、死ぬまで必要最低限の
 文化的生活を、税金で保障しなければなりません。”
     ↑
要は価値観の問題です。
宇宙で一番価値がある生命と、このような不公平感とを
天秤にかければ、生命が優先するのは当然だ、という
ことになります。

ましてや、人権派の多くは左側の人です。
国家を悪と信じている人たちばかりです。
犯罪者は、巨悪たる国家の犠牲者に過ぎません。

これは冗談ではありません。

マルクス主義法学では、犯罪は、資本主義体制を
維持するための武器に過ぎない、と理解されて
おります。

そして犯罪者というのは資本家にとって都合が悪い
というだけの人なのです。

犯罪の原因は、犯罪者その人にはなく、その背後にある
社会や国家にあるのです。

彼らは、こういう教条主義に陥っている人たちです。
だから、死刑を免れさせるためには、ドラえもんまで
引っ張りだすのです。
どんな恥知らずなことでもやるのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

hekiyuさんは筋金入りの死刑賛成派でありながら、反対派の考えと通じる部分も多いですよね。
ということは、hekiyuさん自身、死刑には賛成していながらも、死刑の矛盾点や不条理性を認識しているわけですよんr。

お礼日時:2014/11/26 08:29

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