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グロスに対するネット(net)は、「網」のネットと同じスペルですが、
なぜ「正味の」とか「純-」といった意味と「網」が同じ語なのでしょうか。

※経済的な意味などにおいてのgrossやnetの意味は知っていますから解説は結構です。

なお、netには nett という書き方もあるようなのですが、netがnettの短縮形であるなら、nettは何かの頭文字をとった略号なのでしょうか。
それともnet自体が何かの用語の頭文字をとった略号なのでしょうか。

いろいろ辞書を引いているうちに、netとnettっていろいろ混在しているような印象も受けてわけがわからなくなりました。英語に詳しい方、解説をお願いします。

A 回答 (3件)

ご参考


http://ejje.weblio.jp/content/net

「net 1」には

【語源】

古期英語から

と書いてあって、「net 2」には

【語源】

フランス語「きちんとした」の意

と書いてありますね。

異なる語源の異なる意味の2つの言葉が、現代語になった時点で、どちらも「net」と言う単語になってしまったのでしょう。

日本語にも「書き」「描き」「下記」「柿」「夏季」「花器」「垣」「牡蠣」など、発音とアクセントが微妙に違うだけの「同じ綴り(同じ仮名書き)をする、意味が違う単語」がいっぱいあります。

貴方の質問は「牡蠣と柿が、どうして同じ『かき』なのか?」って言う質問と同じですよ。

その答えは『異なる語源の異なる意味の2つの言葉が、現代語になった時点で、どちらも「かき」と言う単語になってしまったのでしょう。』です。

「netの綴りが同じになった」のも「かきの仮名表記が同じになった」のも、どちらも「偶然に同じになっただけ」です。
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問題となっている二つの“net”は、全く別の語源から生まれた全く別の単語です。





こういう問題に関しては『英語語源辞典』(研究社)が有益な参考文献です。
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グロスに対するネット(net)は、「網」のネットと同じスペルですが、


なぜ「正味の」とか「純-」といった意味と「網」が同じ語なのでしょうか。
→もともと、まったく違う語だったのに、つづりが同じになってしまったということのようです。
1.「網」の意味のnetは、古英語ではnettというつづりだったりしました。
2.「正味の」の意味のnetは、フランス語のnetを語源に持ち、neatに近い意味であったと思われます。中期英語ではneatという表記だったようです。

以上、ご参考になればと思います。
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