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こんにちは。犬と猫は人間にとって身近なペットであり、何かと比較されることもしばしばです。
中学校の英語でも dogとcatを1年生の段階で同時に覚えることも多いかと思います。 しかし、日本では何かと猫が差別されすぎているような気がします。十二支でも犬年はあるのに猫年はありませんよね。でも、これはいいとして、小学校の国語で「犬」という漢字は1年生で習いますが、「猫」という漢字は中学にならないと習いません。ですから、もしかしたら 中学の英語でcatが出てきても「猫」という漢字が読めないかもしれません。


さて、冗談はさておき、犬と猫はなぜそこまで差別されるんでしょうか。犬をひいきする気持ちは分か
ります。確かに 犬は、「ペット」以外にも人間が色々と役立つように作り上げてますが、猫は、「ペット」以外には、コレといって有用な活用方法が浮かんで来ません。
しかし、そこまで猫を冷遇しなくてもいいような気がします。

そこで、質問ですが、犬と猫は どうして そこまで差を付けられるでしょうか?
私の感覚では 「猫」という漢字も 使用頻度の多さ、画数を考慮しても 小学3~4年生で教えても ごく自然に感じます。

尚、真面目な回答を期待していますが、ユーモラスな回答は もっと歓迎いたします。

A 回答 (8件)

漢字については明治維新以降、字体や字数などが議論されてきました。


戦後、GHQの指令もあり、当用漢字表(つまり日常的に使用すべき漢字)が定められ、この中で、動物や植物の名称などはかなで表記すべきとされ、ほとんどが外されました。
ただ、牛、犬、馬、魚、鳥は部首としても使われているので単独で残されました。

1981年、当用漢字に代わる常用漢字が告示されました。
ここで猿、蛍、蛇などとともに猫が復活しました。
ただ、小学校用漢字表は据え置きとなったので、猫は小学校では習いません。

犬猫というくらい犬と猫は人間に身近な生き物ですから、犬ばかり贔屓されていると思われるのかもしれませんが、もし犬という字が部首として使われることがなかったとしたら、犬も小学校の漢字から外れていたはずです。
逆に、もし猫が部首として使う字だったら当用漢字に採用されていたはずです。

十二支はもともとは時刻や方位を表すもので、そこに動物を当てはめたのは中国春秋戦国時代末期、秦でのことです。ちょうど漫画のキングダムの舞台となっているところです。
その漫画でも出てきますが、相国(当時は相邦と言った)呂不韋が作った『呂氏春秋』という書物の中に「大橈なるものが甲子(十干十二支)を作る」と書かれています。
実はその頃の十二支には犬は入っていません。「戌」はもともと「滅」という意味で、無学な庶民にも覚えやすくするために「羊である」と説明されています。
この時採用された動物は空想上の生き物である龍を除けば、どれも当時の中国で重要な家畜です。
おそらく十二支が日本に入ってきたときに、なじみのない羊(日本で一般に知られるようになるのは明治以降)に代わって、似たような感じの「犬」を当てたのでしょう。ちなみに、中国語では「戌」に「犬」という意味はありません。「戌」に「いぬ」という読みを与え「犬」と同義にしているのは漢字文化圏では日本のみでしょう。
猫を最初に家畜化したのは5000年前の中国です。その意味では、当時の十二支に猫が採用されなかったのは不思議ですね。鼠は採用されているのに。きっと大橈という人が猫嫌いだったのでしょう。あるいはいつもどこにいるのかわからない猫を方位に当てはめるのは不適当と思ったのかもしれません。

先だって亡くなられた作家の尾辻克彦さんが猫について何か書いていましたね。
たしか猫は化けるとかなんとか。
もちろん犬は化けたりしません。
そういえば十二支全体を見渡しても元々化け物である龍を除けば、化ける動物は入っていません。
やはり「化ける」という猫の特徴がなんとなく嫌だわ、ってことじゃないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>動物や植物の名称などはかなで表記すべきとされ、ほとんどが外されました。
そう言えば、兎とか鼠も身近な動物ですが、それらは 常用漢字の枠にさえ入っていませんよね。

お礼日時:2014/12/04 17:51

身近にあっても早くに習わない漢字なんて「猫」以外にも沢山あります・・



教科書で勉強するのだから 教科書に載せている漢字を解読するのが必要なので 例題とかで用いられない漢字が後回しになってるだけだと思うが・・・
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>身近にあっても早くに習わない漢字なんて「猫」以外にも沢山あります・・
逆もあるでしょ。例えば、「刀」。
普通の家には置いていないはず。
迂闊に、家に刀を置いていたら 銃刀法違反で捕まっちゃいますからね。
多分、江戸時代の武士の寺小屋教育の名残かもしれませんね。
余談ですが、中国で「刀」と言えば、ナイフとか包丁を指しますけどね。

お礼日時:2014/12/04 14:11

明治39年の国定教科書以来


現在まで197種の中学国語教科書に、
夏目漱石の「吾輩は猫である」が収録されているからです\(^^;)...マァマァ


「今日から 漱石の 吾輩は猫である ですね。
みんな、猫という漢字書けるか。猫というのは、ケモノヘンに・・・」
金八先生 黒板に猫と書く



金八先生に、こういうシーンあったの、思い出しました( ^^) _旦~~

zzzzzzzzzzzzzzzzzz
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2014/12/04 14:06

猫を探せ!



描描描描描描描描描描描描描描描描描描描描描
描描猫描描描描描描描描描描描描描描描描描描
描描描描描描描描描描描描描描描描描猫描描描
描描描描描描描描描描猫描描描描描描描描描描
描描描描描描描描描描描描描描描猫描描描描描
描描描猫描描描描描描描描描描描描描描描描描
描描描描描描描描描描描描描描描描描描描描描

このように「すごく似ていて紛らわしい漢字」があるんで「猫」と「描」の区別が付けられる年齢まで、この2つの漢字を教えないのかも知れません(どっちも中学生で習う漢字)

小学校低学年で「猫」を教わったら、後で「描」が出て来た時に混乱する子供が出てきちゃうんじゃないかな、と思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

紛らわしい漢字は#2さんも言ってたように 小学校で習う漢字にもあるよ。

犬を探せ!


太太太太太太太太太太太太太太太太太太太太太
太太太太太太太太太太太太太太太犬太太太太太
太太太太太太太太太太太太太太太太太太太太太
太太太太太太太太太太太太太太太太太太太太太
太太太太太太太太太太太太太太太太太太太太太
太太太太太太太太太太太太太太太太太太太太太
太太太太太太太太太太太太太太太太太太太太太
太太太太太犬太太太太太太太太太太太太太太太
太太太太太太太太太太太太太太太太太太太太太



>小学校低学年で「猫」を教わったら、後で「描」が出て来た時に混乱する子供が出てきちゃうんじゃな
「描」という漢字も「猫」と同じくらいの時期に覚えた記憶があります。そっちの方が紛らわしいかも。
でも、中学生になれば 漢字の部首の知識もあるだろけど。

そう言えば、「描」の字で思い出した。
私も 小学2年生のころ、「絵を書く」って書いたことがあるんですよ。
もっとも、中国の墨彩画なら「書く」の方が正しいかもしれませんが。
でも、子供は 字を書くより、絵を描く方を 早く覚えるんですけどね。

お礼日時:2014/12/04 14:05

つづき。



いっぽう,ネコの特徴をとらえた熟語は,
猫背 
 たしかに座ると背中が丸く,とても関節がやわらかい
猫足
 器物の足が装飾的な「L」字になっているもの
猫板
 工事現場で作業員が足場にする細い板
 木製火鉢の縁にある細い板
 =ネコはバランス感覚が非常にいいので
 細い壁の上でも歩ける(うちのネコはいちど
 3階から墜落しましたが 笑)

「ネコでなきゃいけない」というときは猫を使うようですが,ふつうの子供が知らないような特殊な用語ですね。
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この回答へのお礼

再度ありがとうございます。

>猫背 
 たしかに座ると背中が丸く,とても関節がやわらかい
いや、最近の子供は 猫背になっている子が多いんじゃないですかね。

お礼日時:2014/12/04 13:51

歴史的にネコはもっぱら愛玩動物、犬は家畜であったことが、扱いの違いでしょうか。


ネコは貴族が撫でるもので、庶民は犬を番犬や食用として飼うコトが多いため、ネコには馴染みがなかったのかもしれません。
そもそもけものへんは犬という字ですからね。
ネコが冷遇というより、犬に手厚いのでしょう。

ちなみに、ネコっぽい愛玩動物の犬で、「ちん」というのがいます。
漢字では狆と書くのですが、何が中かって、犬と猫の中間みたいな犬、ってことなんだそうで。

あと、なんだか知らないけど、わんちゃんねこちゃん、ですよね。
わんこにゃんこ、わんわんにゃんにゃん、とは言っても、にゃんちゃんとはあまり言わないような。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>庶民は犬を番犬や食用として飼うコトが多いため、ネコには馴染みがなかったのかもしれません。
そうかなあ、猫が出てくる民話とか昔話も 犬ほどではないけど 結構あるけど。

>ちなみに、ネコっぽい愛玩動物の犬で、「ちん」というのがいます。
私も犬を飼うとしたら、狆がいいですね。

お礼日時:2014/12/04 13:48

ぼくは国語の先生じゃありませんが,「犬」は「大」に1つ点を打つだけで簡単です。

場所をまちがえると「太」になりますけど。「猫」はケモノヘンやクサカンムリがあるので,教える学年があとになるんじゃないでしょうかね。もっとも中国語ではイヌは「狗」ですから,「猫」(中国語でもおなじ)とどっこいどっこい。

イヌは「犬馬(の労)」,「犬畜生」,「犬侍」,「番犬」,「犬歯」など漢字の熟語がたくさんありますが,ネコは少ないような気もします。ネコは「番」をしないし,解剖学的には食肉目ならイヌでもネコでもいいのですが「猫歯」ともいわない。それだけイヌのほうが身近なんでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>もっとも中国語ではイヌは「狗」ですから,
それでは、中国語では「犬」ってどういう意味でしょかね?

>解剖学的には食肉目ならイヌでもネコでもいいのですが
食肉目はネコ目とも言うそうです。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%82%B3% …
広い意味では 犬も猫のカテゴリーに入るということでしょうか?

>「猫歯」ともいわない。
でも、女性の髪型で 「猫耳」ヘアはあっても 「犬耳」ヘアはありませんからね。(笑)

お礼日時:2014/12/04 13:43

別に漢字なんて小学校3年以降は学校で教えなくても自然に覚えていくだろうから、特にこだわる必要はないでしょう。

3年にもなれば自分の名前は(よほど難しい字でもない限り)習っていなくても漢字で書くはずです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

自然に覚えるのなら教える必要もないか、、、、
少し乱暴な気がしなくもないが。

お礼日時:2014/12/04 13:26

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