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囲碁のプロ段位、級とアマチュア(街の碁会所)の段位、級との比較について教えてください。

今「囲碁ソフト 銀星」でレイティング対戦を楽しんでやっています。
1級から始めましたが、降格になって、今は4級から5級を行ったり来たりで定着しています。
このあたりが今の実力だと思います。

近くの碁会所では初段と言われたのですが、あまりのギャップです。
(関西棋院の紙上認定では、なんと二段!でした。)

段位級の比較について教えてください。

A 回答 (2件)

 囲碁プロの段位は、初段から9段までありますが、一度上がった段位は下がりません。



 上がりかたも、従来は昇段戦での「蓄積」でしたし、いまは下記のリーグ戦に一度入ると段位が上がったりしますが、リーグ戦からはずれても、その段位は下がらないので、段位は現時点での「強さを表す指標」としては役立ちません。5段でも強い人は強くて、9段にだって勝ちます。

 関西棋院では、アマが飛びつきでプロ三段とかプロ四段になる制度もあります。もちろん、プロの三段とか四段に勝たないとなれませんが。日本棋院にはそういう制度はありません。

 タイトルを争うリーグ戦に入っていれば(現時点では)強いと思って良いです。

 トッププロとプロ入段直後の者では、3子か4子の差があると聞いたことがありますが、正式な戦いは互先です。


 日本のアマは、段位インフレの状況です。韓国・中国の同段位者と比べると、2~3子弱い由。つまり、自分の段位から2~3段階引いた段位を名乗るとちょうどよいくらいなんだとか。

 銀星は韓国系のソフトではなかったですか? だとすると、集まっている人もそれなりに強くて、碁会所で初段を許されたら、銀星では3級くらいかなと思われます。

 日本のアマでの強さでいまの最高位は「7段」です、たしか。20年くらい前だったかな?、できた段位だったと思います(最初は名誉段位だったような・・・ ?)。

 それまでは6段が最高位だったと思います。全日本アマ名人とかアマ本因坊とかいう人が名乗れました。

 それで一応の指標となるのは、それらのアマ棋戦の「県代表」です。

 強い県(都道府県、以下同じ)と弱い県の代表がいて、強い県のアマ名人も「アマ6段」だったと思います。弱い県の代表は、タイトルホルダーや強い県代表に1子置くとちょうどよい場合もありますが、調子がよかったりすれば同格なので、「弱い6段」としますか。アマチュア囲碁の「新潟県名人」も6段が公式認定されていたはずです(無料で認定状が出るらしい!)。

 県代表レベル(1県に5・6人?)が6段なので、本来は、そのあたりの碁会所にごろごろと「5段」や「6段」がいるはずがないのです。4段も難しい。

 とは言っても、いつまでたっても「○級」でははげみになりませんので、碁会所は大きく下駄を履かせて、高段位者を増産しています。

 棋院が認定するアマ段位も同じ。認定してあげれば認定料が入りますし、囲碁の普及にも役立ちますので囲碁を始めたばかりの人でも問題に正解してれば認定します。

 但し有料で、高段位の認定状を申請すると、数万円の認定料がかかるはずです。質問者さんも、認定状を「買った」とき、それなりの代金をお支払いになったはず。

 がんばって、本物の段位者になってください。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。よくわかりました。いずれにしても、楽しく勉強していきたいと思います。

丁寧な御説明本当に感謝です。

お礼日時:2014/12/13 16:05

Wikipediaの「囲碁の段級位制」の解説がまとまっていて判りやすいかと思われます。


参考 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%B2%E7%A2%81% …

碁会所で「xx段と言われた」というのは多分に主観が入っている評価です。
客観性はまるでないので、それは当てにされない方が良いかと思われます。

以上、ご参考まで。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2014/12/13 16:06

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