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かなり前のことですが、上野公園の西洋美術館に行きました。そこで、地獄の門や考える人があり、その説明として銅像は原型?があれば拡大や縮小した複製?を造ることができるということが書いてありました。

しかし説明を読んでもよく分かりませんでした。しかも100年以上前に拡大の作業をやっていたとの事でさらに驚きました。

「考える人(拡大作):1881-82年(原型)、1902-03年(拡大)、1926年(鋳造)」
所蔵作品検索|国立西洋美術館
http://collection.nmwa.go.jp/artizeweb/search_7_ …

100年以上前にやっていたことなので、ハイテクな技術であるはずがありませんし、それほど複雑なことではない気がするのですが、考えても想像できずとても不思議でした。

・具体的にどのように拡大・縮小をするのでしょうか?
・どのくらい前から行われているのでしょうか?

この点について教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

1メートルの棒を二本用意して、10センチのところで、支柱を作って、ハサミみたいにしてみて、



50センチのものを挟むと、片側は、何センチ、かなり小さくなるはずです、ソオヤッテハカッテミレバ、いろんな物を。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2014/12/26 17:48

ウィキペディアより アシル・コラについて


http://en.wikipedia.org/wiki/Achille_Collas

ここを読むと、1836年にアシル・コラがパンタグラフのような機械を使って自在な大きさの装飾品を製作する彫刻術(「機械的縮小技術」と言われているそうです)を発明していたようです。

余談になりますが、1837年に電解質の析出を利用して、どんな細かい装飾品もほぼ正確に複製してしまう「電気めっき」の技術も、産業革命が本格化したこの時期に発明されており、先述した「機械的縮小技術」とあわせてこれらの技術が、美術工芸品の複製を可能にし、結果として過剰装飾のデザインの工業製品が個人の住居にまで氾濫するようになってしまったのです。
こうした状況を批判する、「手仕事の復権」という立場からのデザインの改革運動が、イギリスにおける「アーツ・アンド・クラフツ運動」であり、またそれがフランスにおける「アール・ヌーヴォー」の理論的先駆となったわけです。
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この回答へのお礼

なんとなくわかりました
ありがとうございました

お礼日時:2014/12/26 17:48

彫刻、彫塑を拡大縮小する方法は、「星取り機」(pointing machine)と云う計測器を使用して、部分、部分を細かく計測縮尺をしながら、移して彫り進めるものです。


現在のように3Dプリンターなるものが開発されて、詳細を含めて極めて短時間に複製が可能ですが、それまでは、いくら、「星取り機」を使用しても、相当長時間かかったことは云うまでもありません。
しかも、縮小する場合、ディーテル(詳細部分)は、大変であったことは云うまでもありません。
星取り機の形状写真は、NETで検索出来ますから、見て下さい。
現代は3Dプリンターが開発されて、彫刻、彫塑の拡大縮小は随分楽になったはずです。
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この回答へのお礼

>いくら、「星取り機」を使用しても、相当長時間かかったことは云うまでもありません。

なるほど。ありがとうございました

お礼日時:2014/12/26 17:49

No.3です。


東京造形大学での実習の模様サイトがありましたので、
URLを記しておきます。
http://chokoku.exblog.jp/20475760
この様にします。
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この回答へのお礼

東京造形大学さんのページをみてよく分かりました。

機械は補助的な機能で、あとは手彫りなんですね。そういう意味では模写(立体物にも言う?)に近いのですね。これは大変そうだし、作業をする人の技術にも大きく左右されそうですね。今だったら(3Dプリンタ・スキャナは無しとして)、レーザーポインタを使えばもう少し楽に同様の作業ができそうですね。

100年以上前の技術でどうやったのか想像できませんでしたが、かなりイメージできよく分かりました。とはいえ実際に見てみないときちんとは分からないので、実際の作業風景をみてみたいなーと思うようになりました。

大変参考になりました。ありがとうございました

お礼日時:2014/12/26 18:08

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