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政府の失敗の方が市場の失敗より悪いのか否か、または市場の失敗と政府の失敗どちらが悪い状況なのかについて(Evaluate the argument that state failure is worse than market's one)2500文字 英文でレポートを書かなければいけません。

私の意見を完結に言うと 政府の失敗の方が悪い状況である。なぜならば 政府の失敗は明確な解決方法が見当たらない。市場の失敗は政府の介入、又は(環境汚染問題などへの)テクノロジーの進化で解決できる見込みがある。

このような政経分野でレポートを書くのは初めてで どのように書いていいか全く見当が付かず、途方に暮れています。 

とても困ってます。
どなたかお知恵のある方、助けていただけると幸いです。

A 回答 (3件)

確かに恐ろしく書きにくい課題ですね。


原因は「market's one」とされているmarketとは何か、あるいは何を指してmarketと言っているのかが判然としないためでしょう。
marketのfailureとは何かということです。
market即ち取引市場というのは本質的に失敗の積み重ねで成立しています。
失敗をして損をする人間がいるから儲ける人間がいる訳です。
株式市場を考えて頂ければ分かりますように、全員が儲かる市場というのは存在しません。
まぁ~文句を言っても仕方がありませんので、民間の企業活動と政府の政策とのどちらが経済への影響が大きいのかと読み替えることにでもしますか。
この場合もfailureとは何にたいするfailureなのか、短期的なものか長期的なものかでかわってきます。

ここで、政府が経済活動に直接関与できるのか否かということを考えてみましょう。
ここで注意しなくてはいけないのは、日本もアメリカも政府に貨幣の発行権を認めていないということです。
貨幣の発行権はあくまでも中央銀行の権利です。
財政が赤字になったからと言って、政府がドンドン貨幣を発行して穴埋めをする、ということはできない仕組みになっています。
出鱈目な政策を行って、やたらに貨幣を発行されてのでは、国が破綻してしまいます。
となると、政府が直接市場に関与してくるのは、公共投資と国債の発行と徴税額の多寡の調整ぐらいだということになります。

公共投資で経済の活性化を図った時代は確かにありました。
これなしでは、日本の戦後の経済復興は成り立たなかったでしょう。
財源として国債を多発しました。
国債を発行しなければ、公共投資はできなかったでしょう。
潤沢に公共投資ができるほど税収がありませんでした。
これは現在の年金や医療保険などの社会保障費の負担問題と同じです。
次世代につけを回すことになりますから、失敗か否かの判断は短期的に見るか長期的に見るかで変わってきます。
減税で景気回復を図るというのは今もやられています。
減税したことによって個人や企業の収益が増えて結果的に税の納入額が増えれば成功でしょう。
しかし、減税分を企業や個人が貯蓄にまわしてしまえば、税収は何時まで経っても増えないだけではなく、減税した分だけ政府の収入が減りますから失敗ということになります。

この他に政府が経済に関与できるのは制度や組織の改編です。
これには法の整備が必要ですので、時間がかかります。
新たに設けられた制度や組織が機能するためには時間がかかります。
法の趣旨が徹底されるのにも時間がかかります。
経済活動は日々行われています。
下手な法や制度で悪影響が現れても修正するのには時間がかかるということになります。
経済が急激に悪化してしまへば失敗ということになるでしょう。
良い影響がでるためにも時間がかかりますから、短期的には悪い状態が続き、短期では失敗、長期では成功ということになるでしょう。

民間の企業活動はどうかという点では、具体例の方が分かり易いでしょう。
アメリカの自動車産業が衰退したのは、個々の企業の経営者の判断の失敗です。
目先の収益の大きい大型車に拘り続けた結果、小型の日本車に市場を蚕食されてしまいました。
結果として失業者が増えて社会問題化してしまいました。
アメリカ政府もいろいろ手を打ちましたが効果は限られて、自動車業界は往時の繁栄を取り戻していません。

これは日本と中国の間でも起きています。
日本の企業経営者が人件費の安い中国に工場を移した結果、産業の空洞化が起きて失業者が増えました。
とくに工場があった地方は完全に疲弊してしまいました。
消費者である従業員が経済的に困窮した結果、商品は売れなくなり、企業業績も悪化しています
為替の変動と中国の人件費の高騰、政情不安などで、閉鎖した工場を再び動かそうとしても肝心の従業員が既にその土地を離れていて稼働できない状態になっています。

私企業であるJR各社が採算性の悪い路線を次々と廃線にした結果、多くの村落の生活が破綻してしまいました。
消費者である村落の住人が減少した結果、商業活動は停滞してしまいました。
以上のように個々の経営者の判断によって地方経済が破綻したことを失敗と考えるかどうかです。
これ等の現象に対して、村興し、町興しなどと政府が肩入れをしても地方経済の破綻状態は回復していません。
このような観点からすれば、政府の影響よりも民間企業の方が影響が大きいと言ってもよいかと思います

以上のように設問の前提に無理があるというのも議論の一つだ、というレポートは如何でしょうか。
自由主義経済社会では政策も企業経営も車の両輪ですので、どちらがどうたとは言いにくいということです。

かえって混乱させてしまったようですが、何かの参考にして下さい。
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政府の失敗の方が市場の失敗より悪いのか否か



★回答 比較は無意味 もともと違うもの

●政府の失敗は 

国民に税金で雇われるサービス業  失敗ゆるされん お詫びが必要 政治家は選挙でクビ
官僚がすぐクビにならないのは 公務員制度の欠陥だろう

●市場の失敗は 

マーケットの自由だ

もともと失敗ない 国民に税金で雇われるわけではない

失敗とは自らの自己責任 民間企業は自然淘汰される

※(注記)法律に ひっかかるような失敗は除く
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「政府の失敗は明確な解決方法が見当たらない。

」という論拠が弱いですね。
見当たらないから私の主張は正しい!という主張は、論理的に無理があります。
政府の経済政策の失敗のインパクトと、民間市場の失敗のインパクトを計量すれば簡単に論証できると思います。
たとえば、市場は紙幣を発行することはできませんから、紙幣の大量発行による失敗は国家経済を瞬時に破綻させることが可能です。民間がいくら国家の経済を破綻させようと変な商品(毒入りの食べ物とか)を一生懸命作ってもその企業は消滅するかもしれませんが国家経済に対して与えるダメージは微量です。
計量は面倒なところがあるかもしれませんが、非常に簡単な課題です。
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