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 例えば、レスタミンを軟膏にするとレスタミン軟膏、ロキソニンを貼付剤にするとロキソニンハップです。このように剤型が異なっても同じような目的、例えば抗炎症作用などのために同じ薬剤が使用されていることがよくあります。溶剤の違いはありますが、内容となる原薬は基本的に内服薬(原薬ばかりではありませんが)と同じ工程で作られたものなのでしょうか。最近は徐放薬、OD錠など製剤に手が加えられていることがありますが、この場合はこのような使用法はできないのでしょうか。また、水溶性、油性など溶剤の違いもあると思いますが・・。
 一方、肝臓で加水分解、代謝などを受けて体内で有効になる薬剤は基本的にこのようには使用できないと考えられますがそれで正しいのでしょうか。
以前からずっと疑問に思ってきましたが、風邪薬で余ったレスタミンなどを市販のワセリンに混ぜて使用すれば、湿疹のかゆみ止めなど抗ヒスタミン効果が期待できるのでしょうか(ワセリンの保湿効果に加えて)。古くからある、レスタミンなどの薬だからこそ、こういう応用がきくのでしょうか。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

こんにちは。



>内容となる原薬は基本的に内服薬(原薬ばかりではありませんが)と同じ工程で作られたものなのでしょうか。

基本、原薬は製剤によらずすべて同一のものが使用されているとは思いますが、最近は原薬でも結晶構造を変たものがあったりするので、後発品を含めたすべての製品で原薬が同じかというとこの辺は微妙ですね。

>最近は徐放薬、OD錠など製剤に手が加えられていることがありますが、この場合はこのような使用法はできないのでしょうか。

絶体に出来ないかどうかは?ですが、可能だったとして単にワセリンに混ぜたりしただけだと、使用感はよくないでしょうし、皮膚に悪影響が出る可能性もあると思いますのでその辺は自己責任でどうぞ・・としか言ええないと思います。そもそもワセリン自体に皮膚刺激性があり、発赤や皮膚炎の原因になり場合もあります。

>一方、肝臓で加水分解、代謝などを受けて体内で有効になる薬剤は基本的にこのようには使用できないと考えられますがそれで正しいのでしょうか。

局所使用を目的とした薬剤の場合でしたらその通りですね。

お役に立てば幸いです。
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この回答へのお礼

長年疑問に思っていました。ありがとうございます。

お礼日時:2015/01/12 18:20

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